レビュー一覧に戻る
アメイジング・グレイス/アレサ・フランクリン
上映中

アメイジング・グレイス/アレサ・フランクリン

AMAZING GRACE

912021年5月28日公開

fwi********

4.0

アレサの歌、聴衆の熱狂が凄い!!

今までもドキュメンタリー映像や、ソウル歌手のライヴ盤、はてはコメディ映画のパロディなどで、黒人のゴスペル教会でのライヴ(説教を含め)の盛り上がり、激熱ぶりは知っていたつもりだが、あらためてこの72年のこのライヴ映画で認識をあらたにした。なにより、若い(絶頂期の?)アレサ・フランクリンの自然にほとばしり出てくるような、限界がないような声、歌が凄い。それに、自然と呼応するかのように立ち上がって叫ぶ、歌う聖歌隊、聴衆。音楽好きだったら一見の価値があると思う。映画は2日に分けた収録となっており、前半が第一夜、後半が第二夜という構成。ライヴのクライマックスが2回あるというのもいいが、通しで一気にという方が、良かったかも(言っても仕方ないことだが)。もともとシドニー・ポラックが監督して撮影されたものなので、ポラックが会場でカメラをかついでいたり、スタッフに指示を出している姿も見える。ただ、カチンコを使わなかったことで(ポラックのドジで・・・)、映像と音楽(音声)のシンクロができずに、ずっとおクラ入りになってしまった(50年近く?)ためか、エンドクレジットにポラックの名前がなかったのがさびしかった。でも、いちいちカチンコ叩いていたら、これほどのダイナミックなライヴ映像は撮れなかったのではないかと思った。ぜひ、ポラックのフィルムモグラフィにも加えてほしいなと思う。一部、リハーサルから本編につなぐ編集もみられるが、映像のほんとんどは本番のライヴ一発撮り。はじめは、もっと編集を入れようとしていたようだが、この2夜のライヴ映像のみで押していったのは正解。この熱狂の教会ライヴに立ち会えたような気分になれる。聴衆の中には、ミック・ジャガーの姿があった。

閲覧数629