2021年4月9日公開

アンモナイトの目覚め

AMMONITE

R15+1182021年4月9日公開
アンモナイトの目覚め
3.6

/ 152

17%
39%
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作品情報上映スケジュールレビュー

作品レビュー(47件)


  • ムービークリニック

    5.0

    ネタバレほし いつつ

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • 柚子

    4.0

    実力派女優の共演

    ケイト・ウィンスレット、サーシヤ・ローナンの共演 二人共に、クラシカルな時代ものが似合う 同性愛が犯罪となる時代に生きた二人の愛が、切ない アンモナイトの発掘作業の過程も、なかなか興味深い 昔は、子供が成長し、大人になれる確率が低いのだなぁ… 八人の子供を亡くしてしまったお母さん… とても悲しく、切なかった

  • lud********

    4.0

    雰囲気が凄く好きですね

    ストーリーは淡々と進む。メアリーとシャーロットの関係も、熱さを感じないほど淡々と。 でも、それが激しい炎だと感じたとき、この映画の雰囲気が一気に変わる。 見事な演出だった。 全編を通して漂う雰囲気が凄く好きですね。 感情を無くした母と、感情を閉じ込めた娘の暮らしに訪れ、堰を切ったように溢れ出す感情を見事に演じていたと思う。 流石、ケイト。 ラストの後で、やはり離れがたい2人はあの屋敷で暮らすのだと勝手に結論しました。

  • mon********

    3.0

    熱演ではあるが美しくはない

    ケイトとサーシャの身体を張ったパフォーマンスは確かに素晴らしいですが物語としては決して美しくはないと思う。むしろもっと泥臭くて生々しい背徳感を伴う情感が痛々しく感じるのはなぜだろう。

  • あき

    3.0

    実在の女考古学者のフィクション

    イギリスの1840年代の女考古学者。貴重な化石を発掘するけど経済的には土産物屋にすぎなかった彼女の愛。学者として認められず女としても欠陥ありのヒロインと、女として軽んじられて真実の愛に目覚める若き乙女の愛の物語。ラストも納得なんですが、名女優ケイトウィンスレッドとシアーシャローナンのベッドシーンがしつこいすぎ。あんな露骨なシーンはいらないし、不愉快。

  • アニカ・ナットクラッカー

    5.0

    魚竜イクチオサウルスの全身骨格について

    今回取り上げるのは、今年4月公開のイギリス映画『アンモナイトの目覚め』。演技派女優ケイト・ウィンスレットとシアーシャ・ローナンが組んだ話題作で、イギリスの雰囲気が好きな僕としては文句なく★5つだ。フランス映画「燃える女の肖像」と雰囲気が似るが、「燃える女の肖像」の主題が絵画、本作の主題が化石採集であることが、お国ぶりの違いを感じさせる。 主人公のメアリー・アニング(ウィンスレット)は実在の人物で、中生代の魚竜イクチオサウルスの化石を発見したと語られる。彼女について検索すると、この他にも首長竜プレシオサウルスや翼竜ディモルフォドンを発見したそうで、この分野において傑出した人なのだ。しかし経済的に豊かとは言えず、近所の海岸で採集した化石を売って細々とした生活を送っている。 人生の荒波に揉まれた女性を演じるウィンスレットは1975年生まれの46歳で、メアリー・アニングは47歳に乳がんで亡くなっているから、彼女の晩年を描いたのだろう。映画の最後にAmmoniteのタイトルと共に、首長竜とクジラのように潮を吹いた海トカゲ(モサザウルスか?)が対峙する昔風の想像図が出てきて、これはメアリー本人が描いたのだろうか? イクチオサウルスの話を続けると、少年ジャンプに連載された岸大武郎の漫画「恐竜大紀行」の中にイクチオサウルス主役の話があった。高い知能と地球の磁気を感じ取る超感覚を持ち、自分を捕食しようと追ってきた巨大鮫を、潮が引くタイミングを利用して浅瀬に誘い込み窒息死させる。絶滅しなかったらどんな知的生物に進化しただろうと想像するのは楽しい。 この話にも登場したプレシオサウルスで有名なのは、福島県で全身骨格が発掘されたフタバスズキリュウで、上野の国立科学博物館に展示されている。ドラえもん映画の第1作「ドラえもん/のび太の恐竜」のピー助でもおなじみだ。この映画でプレシオサウルスとエラスモサウルスの違いとか、中生代の地球はアメリカと日本が地続きであったという知識を得た。 プレートの境界にある日本は地殻変動が激しく、恐竜の全身骨格は滅多に見つからないという。関東ローム層は酸性土壌なので、生物が死んでも化石にならないという知識は漫画「南国少年パプワくん」から得た。本作の舞台はライム・レジスという海岸沿いの村で、題名でもあるアンモナイトやイクチオサウルスなど古生物の化石が容易に見つかる環境は羨ましい。 母親モリー(ジェマ・ジョーンズ)は10人の子供を産んだが、メアリーを含む2人以外みんな死に、モリーは感情を無くしてしまった。唯一の趣味は小さな陶器製の犬の置物を可愛がることで、死んだ子供の代わりなのか。卵の中に死んだヒヨコが入っている描写が、苛酷な人生を象徴しているようでドキリとさせる。ここが現代とかけ離れた過去だと感じるエピソードだ。 逆にワクワクするのは、メアリーと関わりを持つ化石マニアのマーチソン(ジェームズ・マッカードル)の部屋である。私設の博物館と言うべきもので、壁に掛けてある蝶の標本をじっくり見たいと思った。飾ってある鉱物は岩塩の結晶で、これと同じものを僕も持っている。蝶の標本はマーチソン氏自身が網を使って採集したのか、他人から寄贈されたのか気になった。 マーチソンの妻シャーロット(ローナン)は流産したのが元で鬱病になった。荒天の海岸は精神には良くないと思うが、メアリーの化石採集を手伝ううちに打ち解けた笑顔を見せる。無理な海水浴が祟り高熱を出し、メアリーが膏薬を使って懸命に看護して、医師(アレック・セカレアヌ)も驚くほど回復するのだが、この荒療治がシャーロットの心に灯を点したのか。 メアリーに膏薬を売るのがフィルポット(フィオナ・ショウ)という上品な女性だ。メアリーとの会話から深い因縁がありそうだが、映画を観るだけではハッキリ分からないのが難点だった。フィルポット家の庭園はいろんな花が咲き、荒涼たる海岸とは対照的に優しい風景である。医師が主催する演奏会の、地元の名士が集まり交流する家庭的な雰囲気も忘れられない。 メアリーは独身のまま世を去ったが、同性愛の相手がいたという記録は残っていない。昔のイギリスでは同性愛は罪とされ、仮にそうだとしても秘密として墓場まで持って行ったはずである。メアリーには子孫がいないので訴えられる心配はないだろうが、映画を面白くするために実在人物の性格を脚色するのがどこまで許されるのか、考えざるを得なかった。 こういった疑問を感じながらも、知的好奇心を刺激する場面がたくさんあるので僕自身はとても楽しめた。ラストは大英博物館に展示されたイクチオサウルスの全身骨格を挟んで、メアリーとシャーロットが対峙する場面である。先に書いた題名に重なる絵と深い関係があるのに気付いた。二人のどちらが首長竜でどちらが海トカゲか、考えてみるのも面白いだろう。

  • tak

    3.0

    交わす視線と交わさない視線。

    19世紀のイギリス。古生物学者のメアリーは、海辺の町ライムで観光客用に化石を販売する店を営み、老いた母と二人で暮らしていた。裕福な化石収集家から妻シャーロットを静養させたいので数週間預かって欲しいと頼まれる。ただでさえ人嫌いのメアリーだが、高額な報酬にしぶしぶシャーロットを受け入れる。最初は突き放す態度をとるメアリーだが、高熱を出したシャーロットを介抱してから距離が縮まっていく。 ケイト・ウィンスレットとシアーシャ・ローナンの共演で注目される作品。同時期に似たテーマとストーリーであるフランス映画「燃ゆる女の肖像」があるがために、どうしても比較されてしまう。しかし登場人物を絞り込んで映画への没入感を突き詰めた「燃ゆる…」とは違って、メアリーとシャーロットの周りには多くの人がいる。それが二人を見る他者の視点を感じさせたり、上流階級の会話にすぐに馴染むシャーロットを描くことでメアリーの心情を際立たせたり、「燃ゆる…」とは違ったスリルがそこにある。視線を交わさないラストと、真正面から視線を交わすラスト。「燃ゆる…」は切なさで胸がいっぱいになるけれど、決定的なお互いのすれ違いを見せつけるだけに「アンモナイト…」は辛い映画。 ケイト・ウィンスレットは映画スター然としない役柄がほんとに上手い。「愛を読むひと」でも「女と男の観覧車」でも、絞り込んでない体型や身体がすごく役柄に”らしさ”を与えているし、逆に「タイタニック」のローズ役は上流階級だったから、かなり身体を絞って演じたんだろう。この作品でもさらに役柄を広げたと感じる。一方、シアーシャ・ローナンの笑顔が見たくて主演作をセレクトするファンには、前半の陰鬱とした感じはちょっと痛々しい。その分、二人が大きな化石発見をする場面以降の生き生きとした表情が素敵だ。

  • s07********

    3.0

    主演二人は素晴らしい

    決して悪い映画ではないんだけど、史実を大きく変えてまでこれを描く必要があったのかな?と思ってしまった。 古生物学者としてのメアリー・アニングのファンからは不評なのも分かる気がする。 女性同士の恋愛映画を撮るための都合のいいネタとして使われてしまった印象がどうしても拭えない。 もう少しストレートな表現を抑えて、お互いの心理描写をもっと掘り下げてもよかったんじゃないかなぁ... ただ、主演二人のパフォーマンスは文句なしに素晴らしく、貫禄たっぷり何でもこいや!のケイト姐と、シャープで凛とした美しさのシアーシャ嬢のアンサンブルは本作の一番の見所といえる。

  • oce********

    3.0

    アンモナイトが結ぶ恋

    メアリー・アニングは古生物学者。 化石発掘に勤しむ日々の中で、同じ学者の妻であるシャーロットを療養目的で住まわすことに。 田舎なのでやることは化石発掘だけ。 一つ屋根の下で女性同士が住んでいれば、愛が芽生えてもおかしくはない。 メアリーは晩年の恋であり、シャーロットはまだ若いので新鮮なときめき。 この対比が後半すれ違いの溝を作る。 愛し合っているのは分かるが、価値観の違いがお互いの仲を気まずくする。 ケイト・ウィンスレットとシアーシャ・ローナンの2人のやり取りが実に繊細で、ラストのその後は一体どうなるのか心苦しいものがある。 観客に委ねるというタイプだけど、嫌悪感よりも興味が湧くのは2人の恋愛が嘘偽りないからだろう。

  • Karuna

    5.0

    ケイトウィンスレットの演技が圧巻

    ケイトウィンスレットの演技が圧巻。 映画館で見たかったところ見逃しやっと鑑賞。 燃ゆる女の肖像と比較されますが、私はこちらの方が好きでした。 実在の人物を使いながら、実は彼女はレズビアンであったという、何の根拠もないフィクショナルな要素を持たせればそれは反発も呼ぶだろう。 ただそれが映画の良いところである。 私は好きだった。 男性、社会に抑圧された2人が心を通わせ、やがて強烈に惹かれ合い、身体を交える。ありうることだろう。 私はレズビアンではないですが、理解が出来た。 ケイトウィンスレットがとにかく凄まじい。あそこまでの名声に手にし、美人女優が終始すっぴん、最近の女優では初めてではないだろうかと思う。 基本無表情、滅多に笑わないメアリーが少しずつ心をほぐす様子、その繊細な演技には舌を巻く。 シアーシァロナンも引けを取らず素晴らしい。 常に深緑と黄土色など暗い色を基調としたインテリア、色味の使い方も女性の置かれた立場を反映しているようでよく出来て 最後のシークエンスにも圧倒された。 声なき声に光を当てた本作。 激しいラブシーンばかりが取り沙汰されるが、当時の女性、社会の在り方に真摯に向き合った非常に意義ある作品だと思う。 当のメアリー、古生物学に多大なる影響を与えたらしく、もっと知りたくなった。

  • kaw********

    5.0

    目覚めは余計

    自覚があるから閉じこもる。閉じ込められた化石に入れ込み、ほじり出す。そしてほじり出される。  這いつくばって床を掃除する女性を蹴散らして、運び込まれる採取者名を排除して展示される化石が印象的だった。

  • 重村牧男

    4.0

    シアーシャ脱ぐ

    もうコスチュームプレイの代表格であるシアーシャ。 子役から活躍していたが、ついにちょい脱ぎまで。 一方、主役はコスチュームプレイの先輩格であるケイト・ウィンスレット。 女性同士の恋愛コスチュームものと言えば、 昨年公開フランス映画『燃ゆる女の肖像』を思い出すんだけど、 あちらの方が生々しく濃厚で斬新的且つ切ない。 この映画は主役二人の演技に頼りすぎている気がする。 この『アンモナイトの目覚め』というタイトルは、 このご時世 ジェンダー差別とも言われそう。 しかし、映画の根底には母親に代表される女の哀しみが溢れている。 優れていても男性の功績にされる時代に取り残された主人公、 そして夫のいいなりで自分の意見も言えない無垢な女子。 衣装を観るだけでも価値あり。 (衣装賞候補)

  • nn1********

    5.0

    一口寸評

    公開時、コロナで都内映画館が休館し、楽しみにしていたのに見逃がしていた。やっと二番館にて。 監督の初長編作『ゴッズ・オウン・カントリー』(15)は、LGBTのG、本作はL、よほどマイノリティに関心があるようで。 1840年代、イギリス南西部の海辺の町で清貧に暮らす、古生物学者メアリー・アニング(ケイト・ウィンスレット)は、ひょんな経緯から貴族階級の若妻シャーロット(シアーシャ・ローナン)を預かることに。 大英博物館に展示された化石の採集者メアリーの名が、女性ゆえに隠されるという、男女格差、階級格差が酷かった時代である。 メアリーは実在した人物、ロケ現場は、当時彼女が実際に発掘作業した海岸。 シャーロットとの性的関係は想像の産物らしい。 ただ、本作にリアリティを支えているのは、やはり初共演となった女優二人の演技力だ。 特に、(背中に肉付きがついてずいぶんおばさんになった)ケイトの、いにしえの肖像画から抜け出したような風貌、佇まいが素敵だ。 昨年マイベストの上位を飾った、酷似する『燃ゆる女の肖像』(20)と遜色はない。 評価は4.5★。

  • kap********

    4.0

    不当な扱いを受ける女性二人の共闘

    ケイト・ウィンスレットとシアーシャ・ローナン、 二人合わせてアカデミー賞ノミネート11回と言う名女優の 意外にも初競演です。 映画の冒頭、大英博物館に飾られた化石からは 発掘者のメアリー・アニングの名札は捨てられ ただ購入しただけの貴族の名前が貼られます。 女性が自分の名前で出版することもできなかった時代を描いた 「メアリーの総て」のメアリー・シェリーは、ほぼ同時代の人です。 化石に対する優れた知識・観察力・洞察力を学会でも認められながらも 土産物のアンモナイトを売り細々と生活しているメアリー。 そんなメアリーの元に化石愛好家の男 (研究者でも学者でもない、ただ道楽でやっている金持ちの男)と その妻が訪れます 夫は鬱になった妻を自分の趣味の化石めぐりに連れまわし、 挙句は一向に回復しない妻を見捨て、 他人に預けて自分は旅を続けると言う、身勝手な男です。 19世紀の英国の話ではなく、 残念ながら現代でもそこかしこにいそうな男です。 男性社会の中で孤独と閉塞感に押しつぶされそうになっていた二人が お互いに心を通じ合わせていきます。 背景となるイギリスの寂しく暗い海と空が印象的です。 元々社交的ではないメアリーは 映画の最初から最後まで不愛想で無表情です。 無表情でぶっきらぼうな口のきき方にもかかわらず 激しい感情の動きを感じさせるケイト・ウィンスレットの演技は見事です。 一方、鬱が回復して本来の快活さを取り戻し 意外と商売上手なしたたかさを見せるシャーロット。 ある時期からは立場が逆転したように見えます。 映画の終盤、ロンドンに部屋を用意して一緒に暮らそうと言う シャーロットの申し出をメアリーは拒絶します。 何かに依存して束縛されるのは、それは男女の関係と同じではないのか? あくまで対等であることに彼女のプライドがあるのだと思います。 二人の関係は女性ゆえの不当な扱いを受ける二人の共闘のようで 恋愛関係と同時に堅い友情でも結ばれているように見えます。 博物館に飾られた化石を真ん中に両側に立って見つめあう二人の ラストシーンは、これからの二人の関係を暗示しているようです。

  • mur********

    4.0

    ネタバレ大英博物館のイクチオザウルス

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • koi********

    4.0

    脚本が地味すぎ

    東京封切から2か月半遅れで地元のシネコンに掛かったので、いそいそ見に行きました。ケイトとシアーシャの実力者の組み合わせ。モチーフは、学会に偉大な貢献をしつつも女性だからと生前は認められなかったメアリー・アニングのお話。監督は前作で評判を取った、ゲイのフランシス・リー。おまけに「アカデミー賞最有力」とのコピーをみれば、渋く、深いヒューマン・ドラマかと楽しみにしてたのに、如何せん脚本が軽いというか、甘いというか、地味すぎてお話が盛り上がらないうちに終わってしまった感じでした。メアリー・アニングは実在の女性だけど、シャーロットはフランシス・りーの創作上の女性で、リーは伝記にはしたくなかったと語っているので、どの程度リアリティでドラマを作るか悩んだのではないかな。ちょっと惜しかった感じでした。ケイト・ウィンスレットはもう46歳ですか。お嬢さん女優から完全におばさん女優に変化しましたね。シアーシャと絡むシーンで見せた裸身はちょっと痛々しかったですね。

  • tcp********

    5.0

    苦しいからこそ求めてしまうのが人間

    育ちも立場も全く異なる二人だが、苦しみと寂しさを抱え共感しあう、そしてお互いを求め合う気持ちは良くわかる。そして求め合うが故にうまく行かないのもまた人間の性というもの。久しぶりに共感できる良い作品を観た。

  • mai********

    4.0

    恋する自由に目覚める時

    きっとそこがスタート地点だったのかもしれない。 欧州社会の中で女性の地位向上を目指すような運動が 後の世界で巻き起こっていく、そのスタート地点。 それが多くの女性達のDNAに刻まれていって、大きな変革へと繋がっていく。 どんなに化石を発見したとしてもそれは自分の名義で展示されない。 一度展示されたのは『子どものまぐれ』扱いされたのだろう。 そして男社会の中で女性を仰ぎ見る事は赦されない事だった時代。 どんなに努力しても報われない社会の中で 生活環境の違いを超えたところで恋する事は自由であると気がつくとき… それが自らの意思で相手の為に何かしてあげたいと思う悦びを生み そのあまりの自由さに心が沸き立つ。 彼女たちはここまでだったかもしれない。 でも誰かがそんな2人を見ていたはずなんだと思う。 それがやがて大きな流れを生み出す。 その源流を彼女たちは体験したのでしょう。 愛の黎明 自由の黎明 ケイト・ウィンスレットさんとシアーシャ・ローナンさんが 共演するという事だけで凄い事だと思うけど それがこんなにも切なくて美しい作品だとは… 男社会の中で女性が受容しなければならない様々な『仕打ち』を 化石発掘現場の強風や寒々とした荒波に変えて ヒロインたちに叩きつけていたように思えました。 2021年5月2日シネマテークたかさきで鑑賞

  • ryo********

    5.0

    ケイトウインスレットの演技力は圧巻

    若妻に徐々に惹かれていく心の揺らぎ、戸惑いを微妙な表情の変化で魅せるケイトの演技力は圧巻。 また、2人が体を求め合うシーンも単なるエロス以上の心の渇望感を埋めていくような狂おしさを感じて素晴らしい。 でも、シアーシャローナンって、みていると、なんとなく山本美月にみえてくるんだけど、私だけかなあ。

  • com********

    3.0

    ごめんなさい、気持ち悪い

    時間的にこの作品しか合わなくて、事前情報のないまま観てしまいました。 結果としては・・・???な映画でした。 キャッチの「見つけて、泥の中の私を」の時点で悟るべきでした。 ほんと気持ち悪い。何かが間違っている。 誤解しないでいただきたいのはレズビアン描写に気持ち悪いと言っているわけではないというところです。 アンモナイトに対するリスペクトがないというか、ケイト・ウィンスレットが大切にしている学術的部分の説明がなさすぎて、ただのR15作品みたくなってしまっているところ。 荒涼とした波の音や浜辺の風景、主演2人の演技はすばらしいのですが、あるはずの知性を感じられなかったのは残念です。 最後のくだりあたりはなんとなく「ノマドランド」を彷彿させるものもありますが、やはり知性を踏みつけにしているので、すごみがなく気持ち悪いです。 勝手に見ておいて酷評申し訳ありませんが、ほんと気持ち悪いです。

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