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ジェントルメン
2021年5月7日公開

ジェントルメン

THE GENTLEMEN

PG121132021年5月7日公開

ひーろーかむおん

4.0

“トドラーズ”と “コーチ”のスピンオフ版を作って

加齢のためか、近頃、書くのが滅法界億劫になってきたので、一口寸評にする。  あらすじは、横着をして、WOWOWの解説の次のとおり。  『米国出身のミッキー(マシュー・マコノヒー)はロンドンに渡り、そこで大麻ビジネスを始めて大成功するが、妻ロザリンドと平穏に暮らそうと願い、引退しようと決心。  自身のビジネスを米国の大富豪マシューに4億ポンドで売ろうとする。  そんなミッキーのビジネスを狙って暗黒街の魑魅魍魎たちが暗躍しだし、アマチュア格闘技集団“トドラーズ”がミッキーが所有する大麻栽培施設を襲って大麻を奪う事件が発生。  その後も予想できない事態が暗黒街で続き……。』  フレッチャーという胡散臭い輩が、ミッキーの悪行を映画の脚本という形で世に晒すとして2000万ポンドを強請り、その脚本の流れで物語は展開する。  その胡散臭い輩の語りが妙に耳に心地イイのでよくよく見詰めると、なんとヒュー・グラントで、彼の流麗なブリティッシュ・イングリッシュはいつ聞いても惚れ惚れする。  で、その4億ポンドの大麻ビジネスの利権を巡って、大富豪のアメリカ人、ロシアンマフィア、チャイニーズマフィア等の裏社会の連中がしのぎを削り合い、最後にそれを手に入れるのは誰だ?といった内容だ。  登場人物が多いので聊か混乱するが、あらすじにある格闘技集団“トドラーズ”が一番印象深い。  その集団のボス“コーチ”をコリン・ファレルが演じているのだが、ここのところ多い悪役かと思いきや、スカッとしたナイスガイだったので、爽やかな気持ちで満たされた。  “トドラーズ”と “コーチ”のスピンオフ版を作って貰いたいほどだ。  フレッチャーを陰で操っているのはタブロイド紙の編集長のビック・デイブで、エディ・マーサンが嫌味タップリに演じているのだが、“トドラーズ”に拉致されてしまうのだ。  で、薬で意識を朦朧とさせられ、豚と淫する場面を動画に撮影されてしまい、世間に公表すると脅されて慌てふためくシーンはいと可笑し。  他の人物も曲者揃いだが、ラスト、彼奴らを纏めてコケにするミッキーのジェントルマン手腕は鮮やかで、非常に愉しめた3.8点といったところかな。  (メモ パスワードを忘れてトラブってしまったので、新たに開設した。  旧(fg9)レビュー数:4100件、新レビュー数224件目)

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