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プリンセス・プリンシパル Crown Handler 第2章
2021年9月23日公開

プリンセス・プリンシパル Crown Handler 第2章

562021年9月23日公開

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5.0

ネタバレ疾走感が濃密な55分。物語が動き出した感。

映画レビュー22作品目(アニメ映画は12作品目)、「37歳、男性」です。  2回鑑賞させて頂きました(10月4日、10月11日。いずれも「梅田ブルク7」)。  テレビアニメ版(2017年)は未鑑賞です。劇場版の第1章は2回鑑賞しています。このときのレビューを下記にリンク添付しておきます。  (https://movies.yahoo.co.jp/movie/364196/review/84/)  では、結論から述べます。  「全6章で1つの大きな事件を描く『スパイアクションアニメ』。  今回の第2章は『55分』とコンパクトだけど、それがむしろ活きている。  濃密で没入できる感じで、『アクション』『推理もの』『心理もの』、いずれの観点からでも楽しめる。  第1章ラストでの特報映像で、この第2章は『王位継承者が集結』と銘打たれており、それが強調されているのですけど、プリンセス(シャーロット)を含めた4人の王位継承候補者のそれぞれが『キャラ立ち』してるんですよね。  今回の物語、キーフレーズは『王位継承権』『ケイバーライト爆弾』『船上式典』の3つです。『リチャード(継承権3位)狙撃事件』が冒頭にあり、ラストで『エドワード(継承権1位)暗殺事件』が起こり、そしてリチャードがプリンセスに不穏な言葉を投げかけて、第2章は終わります。そして冒頭の狙撃事件からラストにかけて、要所で登場する『謎の狙撃者』、この人はどのような立ち位置なのかと。  それと物語の最大のキーパーソンは、恐らく『メアリー』(継承権2位。この第2章から登場。後述にてより詳しく言及)。もうとにかく『かわいい、愛おしい』、そして『幸せになって欲しい』。  ラストでの第3章の特報映像を併せると、『どんでん返し』がこれからありそうだなあ…、と感じますけど  『メアリー、プリンセスにとって幸せと感じられるラストになって欲しい!』  この第2章を見終えて、自分が真っ先に感じたことは、これです(鑑賞前にパンフレット購入を強く推奨です)。」  「全通チャレンジ」。2020年初頭の特報映像のときに「おっ、面白そう!興味深い!」と直感で抱いた感覚。実際、2021年3月に鑑賞した第1章は、自分にとっては「期待以上」でした。「よし、全通するぞ!」と。  でもこの第2章も、第1章と同様に、緊急事態宣言の影響で、公開よりも少し遅れたタイミングでの鑑賞でした(公開日は9月23日)。  冒頭から心を掴まれる感じで、本作の生命線のアクションシーンが要所で輝いてます。第1章でのレビューで言及したように「ルパン三世」(と「2時間ドラマ」)が大好きである自分にうってつけで。  アンジェは暗号解きなど、才媛ぶりを発揮。ドロシーもいい味を出していて素敵。それと安定の「ベアトリス、かわいい!」。  船上式典がこの第2章のクライマックスで、アンジェの活躍は勿論印象的ですけど、自分がこの第2章で特に心を惹かれたのは、プリンセスとメアリーの熱演です(とりわけ後者)。  辛そう、苦しそうな気持ちを精一杯我慢しているメアリーが、堰を切ったように号泣して本心を徐々にさらけ出す姿。プリンセスも、メアリーに寄り添い、メアリーのためにいまの自分にできることに思いを巡らしてるのが伝わる。  メアリーを演じるのは、遠藤璃菜さん。子役出身の16歳(高校1年生)です。表現・息遣いに説得力を感じて、無意識的にメアリーを応援したくなる、見終えたときにこの想いを強く抱きました。  で、調べたら、2016年の『甘々と稲妻』。「ああ、あのとき称賛されてた少女かあ、大きくなったなあ」と。「これからの成長にわくわく感」です。  で、物語に話を戻すと、パンフレット曰く、この第2章を終えてようやく「承」の場面になるとのことです。  メアリー、プリンセスが、これからも起こるであろう困難を乗り越えて、最後は笑顔でエピローグを迎えて欲しい(この願望はつまり、メアリーが最後は女王になり、プリンセスは摂政としてメアリーを支えるイメージ。つまりプリンセスは「チーム白鳩を結成する本当の目的である女王即位が叶わない」ことを意味する訳ですが…)、そう強く願うのです。  でも物語はあと4つの章がある訳で(完結は2023年秋頃?)、まだ恐らく「どんでん返し」があるだろうと。そう考えると、王位継承の実験を目論む本当の黒幕は誰?が物語の「真の機軸」になりそうな感があります。  メアリーが心に抱く悲しみは「化けの皮の姿」であって欲しくない。ただ可能性の一つとして、メアリーの侍女であるオリビアが黒幕という説は、一つの可能性としてあり得るかもなあと。何らかの形でリチャードが失脚はどこかであるかなと思ってますが、その後にまだ「ひねり」があるんじゃないかなあ…、と。  いずれにせよ、恐らく来春(2022年春頃?)にあるだろう第3章、物語の展開にとても「わくわく感」です。そして絶対に全通をやり遂げる!と自分自身に言い聞かせて。

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