あらすじ・解説
成績優秀で明朗快活な高校3年生の木村愛(山田杏奈)。校内きっての人気者である彼女は、地味で寡黙でありながらも聡明さと謎めいた雰囲気を漂わせる同級生の西村たとえ(作間龍斗)に惹(ひ)かれていた。そんな折、彼が大事そうに手紙を読んでいるのを見かけ、愛はそれを盗み読みしてしまう。手紙を差し出したのは、糖尿病の持病を抱える地味な新藤美雪(芋生悠)だった。二人が交際しているのを知って、言いようの感情に駆られる愛。彼女はたとえへの恋心を隠し、美雪に近づいていく。
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作品レビュー(59件)
- bel********
4.0点
気持ちはわからなくもないが 強くて自己中すぎる主人公。 女でもストーカーは気持ち悪い。 でも愛おしくもある。 少しだけ共感できたかもしれない。 いや気のせいかもしれない。 主演の演技は良かった。 暗い目を表現できていたので 彼女が主役で良かったと思う。 映像の美しさも高評価。 この映画の世界観を上手く 表現できていた。 最後は心が解かれて自由になった愛。 良い終わり方をする映画でした。
- シンハ
4.0点
積極的で美人で順風満帆な主人公、女子学生・愛が、それぞれに問題を抱えながら、大人しく慕い合ってる美雪・たとえのカップルに横恋慕する物語。 主人公は、真摯な恋人同士に関わり、美雪の手紙をひらいて読む度に心が揺さぶられ、世間を冷ややかに見てきた自分の目が次第にひらかれていくのを知るってのがテーマなのだろう。 途中で物語が終わってしまった感じもするが、それが よい余韻を残している。
- WXYは知ってても、それだけじゃ
4.0点
他人の持ってる物を欲しがる、それを手に入れた途端に飽きる。 欲しかったのは、その物じゃ無くって他人が持ってるという事象。 そんな我欲で他人を傷つけても何とか果たそうとする。 それを快活さの如く表現する者と、淡々と受け入れる者。 思春期の感情の尖がりを描く。
- 神代抱月
5.0点
ネタバレ観て損はないが感情移入が難しい
このレビューにはネタバレが含まれています。 - nid********
5.0点
誰が誰に何をひらいてほしいのか、そういう事を考えざるを得ないタイトル 作中で窓や扉や手紙や折り紙を開く場面が描かれる 我々は心以外の開く瞬間を何度も目撃しつつも心だけは中々ひらかない そんなドギマギするシーンの連続に目が話せなかった 絵作りや演出がとても新鮮でただの青春映画に非らず この監督の商業デビュー作?としてとても素晴らしい出来でした そして山田杏奈という奇跡を刮目して堪能して欲しい
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