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上映中

クー!キン・ザ・ザ (2013)

KU! KIN-DZA-DZA

監督
ゲオルギー・ダネリア
タチアナ・イリーナ
  • みたいムービー 29
  • みたログ 31

2.95 / 評価:22件

実写よりシュールさがない

  • ron******** さん
  • 2021年7月5日 8時50分
  • 役立ち度 0
    • 総合評価
    • ★★★★★

ソ連製カルトSF「不思議惑星キン・ザ・ザ」を、監督のゲオルギー・ダネリヤ自身がアニメーション映画として2013年にセルフリメイク。
チェリストのチジョフとDJ志望の青年トリクは、モスクワの大通りで宇宙人と遭遇し、キン・ザ・ザ星雲の惑星プリュクにワープしてしまうが。。。
ダネリヤは本作完成後、88歳で急逝し、これが遺作となった。
ゲオルギー・ダネリヤは脚本・原作も兼任。
タチアナ・イリーナが共同監督を務める。
声優は「私は20歳」などのニコライ・グベンコ、イワン・ツェフミストレンコなど。
脚本はアンドレイ・ウサチェフ、「ヒトラーと戦った22日間」のアレクサンドル・アダバシャン、
音楽は「不思議惑星キン・ザ・ザ」のギア・カンチェリ。
原題「Ku! Kin-dza-dza」
2013年作品
ロシア映画
配給はパンドラ
上映時間92分

実写の「不思議惑星キン・ザ・ザ」、めっちゃ好きなんです。
あのチープさやブラックユーモア、めちゃめちゃ独特な世界観にハマってしまいました。
実写版は1986年作品でソビエト連邦時代の作品です。
このアニメ版は、製作されたと聞いてましたが、なかなか日本で公開されず、劇場で観るのを諦めていましたが、ようやく公開されました。

実写版の設定年代は1980年代でしたが、アニメ版は21世紀はじめになっていた。
登場人物にも一部変更があるので、ちょっと違った見方が出来ます。

物語は、著名なチェリストのチジョフとDJ志望の青年トリクが、雪に覆われたモスクワの大通りで裸足の宇宙人と遭遇する。
そして思いがけずキン・ザ・ザ星雲の惑星プリュクにワープしてしまう。
そこは見渡す限りの砂漠に覆われ、身に着けるズボンの色によって階級が分かれた場所だった。
ほとんど「クー!」(名詞・形容詞・副詞・感嘆詞など)しか言葉が存在しない異星人たちを相手に地球に帰ろうと2人は奮闘を始めるのだった。
というものです。
実写とほぼ同じですが、ちょっと違ったりします。

世界観的には実写版の方が好き。
今作よりもっとシュールだった。
でも、テンポは凄く良くなっていると思うし、セリフも分かりやすくなっている。
上映時間92分のサイズにぴったりだった。
わかりやすいと言っても、難解な映画ですけどね。

そしてこのアニメ、クオリティは高いと思う。
ただ、アニメになった分、いくらかポップになっていることで、実写の時のシュールさがちょっと薄れているかなぁ。
でも、もちろん現代のロシア批判もしっかり盛り込まれています。

アニメはアニメで良かったけれど、実写版を観てからの方がより楽しめると思います。
観てないと、ちょっとわからない部分があると思います。

「キュー」と「クー」で話しても、日本では「は?」でしたが、ロシアではこの冗談はほぼみんなわかるんでしょうね。

■興行収入予想
興行的には、現段階では上映館数5館と少ない。
2021年5月14日(金)から劇場公開しており、全国順次公開中です。
1986年は、ソ連全土で1570万人の驚異的な観客を動員しました。
今作はどうなんでしょうね。
不明です。
初登場圏外スタートでした。
最終興行収入は1100万円くらいか。

星3つ半(5点満点)
★★★☆

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

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