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17歳の瞳に映る世界
2021年7月16日公開

17歳の瞳に映る世界

NEVER RARELY SOMETIMES ALWAYS

PG121012021年7月16日公開

hechonaps

4.0

原題、邦題 どちらも秀逸

原題にもなっている質問で自分の置かれている現状を 改めて思い知らされている姿が痛々しかった。 邦題の17歳の瞳に映る世界 彼女たちを通して彼女らの住む世界が 希望とは程遠い事を知った。 全く  私の周りの大人はアテにならない タマに 意地悪か?と思う人がいる 時々  無責任なべき論を説く人がいる いつも 私の現状を理解してもらえない オータムを気遣う相談員の質問がこの映画のタイトルなのだ。 でもこの相談員が地元の問題には対処できない。 州が違うと対応も違うのだ。 自由の国アメリカは合衆国なのだ。 今まで映画で見て知っている事なのに。 改めて衝撃だった。 公的には親の許可が必要な17歳の少女が 目の下にクマを作って、気を張って、 遠くの街で夜を過ごす。 何もなくたって不安だろうに。 どうやっても逃げられない目的のために 全てを賭けて耐えなくちゃいけない。 学園祭でヤジられるのも バイト先で手を舐めまわされるのも 実父ではないと察しのつく義父に邪険にされるのも 彼女を妊娠させるのにも 親の許可は要らない。 誰が子の父であっても不思議じゃない。 そう。相手が誰であっても彼女にとっては同じなのだ。 あえて相手の男を特定しない事で見えてくるものがある。 行為に対して責任を負わない男たちだ。 抗議のできない容認を繰返しながら 親の知らないところで 不快な思いを重ねていく。 なのに女にだけ起こる不都合な結果の対処には 親の同意が必要なのだ。 貞操帯。 男にこそ必要なんじゃないのか? 銃でもミサイルのボタンでも安全装置が付いてるだろ。 なんで妊娠させる方に安全装置が付いてないんだ? 避妊は女だけの義務じゃないだろ?

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