2021年7月16日公開

17歳の瞳に映る世界

NEVER RARELY SOMETIMES ALWAYS

PG121012021年7月16日公開
17歳の瞳に映る世界
3.7

/ 120

20%
43%
30%
7%
1%
作品情報上映スケジュールレビュー

作品レビュー(35件)


  • cha********

    4.0

    ネタバレつらい

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • MOON

    3.0

    出てくる男どもはみんな○○だなぁ

    いろんな経験をしてしまったね。 でも親友とも言えるような従姉妹がいて幸せだよ。 この監督って自分に対して自信がないのかな… いつも傍らにいる子が超モテる。

  • sou********

    4.0

    17歳。妊娠中絶の為に旅に出る。

    この手の作品では、自分が中年おっさんだと紹介しておかなきゃいけない。 先ず…女性を気遣うにしても、男じゃ絶対に理解出来ない事実として子供を体内に宿す事がある。 この物語は、とても胸が痛いのだ。しかし、彼女の気持ちを慮ったところで…痛みとは他人じゃわからない事とはいえ、男じゃ絶対に経験する事なく過ごす痛みを描いている。 心の澱が少しだけ取れたのか、手術後に従姉妹とファストフードを摘んで初めて笑う。そして、ラストシーンのバスの中での表情に続く。 17歳…何を想う? これだけは、男が気配り出来ても理解には至るまい。 思わぬ妊娠。心を許す従姉妹が、バイト先の売上を盗んで中絶の為の旅行費用を作って旅にも同行してくれる。 親に相談出来ない事。無謀や無茶にも見える行動…。 確かに男も青春時代に経験する事だけど、妊娠のリスクはないのだ。 それを突きつけられる中絶に至るまでの病院とのやりとり…。 病院でのカウンセラーの質問に彼女は涙が溢れてくる。 あぁぁ、彼女に何があったのか…。そこを男達は考えなきゃいけない。 青春時代の人生における重大過ぎる旅の物語に、もう少し女性への気遣いは必要かもなぁ…と反省した次第。

  • hechonaps

    4.0

    原題、邦題 どちらも秀逸

    原題にもなっている質問で自分の置かれている現状を 改めて思い知らされている姿が痛々しかった。 邦題の17歳の瞳に映る世界 彼女たちを通して彼女らの住む世界が 希望とは程遠い事を知った。 全く  私の周りの大人はアテにならない タマに 意地悪か?と思う人がいる 時々  無責任なべき論を説く人がいる いつも 私の現状を理解してもらえない オータムを気遣う相談員の質問がこの映画のタイトルなのだ。 でもこの相談員が地元の問題には対処できない。 州が違うと対応も違うのだ。 自由の国アメリカは合衆国なのだ。 今まで映画で見て知っている事なのに。 改めて衝撃だった。 公的には親の許可が必要な17歳の少女が 目の下にクマを作って、気を張って、 遠くの街で夜を過ごす。 何もなくたって不安だろうに。 どうやっても逃げられない目的のために 全てを賭けて耐えなくちゃいけない。 学園祭でヤジられるのも バイト先で手を舐めまわされるのも 実父ではないと察しのつく義父に邪険にされるのも 彼女を妊娠させるのにも 親の許可は要らない。 誰が子の父であっても不思議じゃない。 そう。相手が誰であっても彼女にとっては同じなのだ。 あえて相手の男を特定しない事で見えてくるものがある。 行為に対して責任を負わない男たちだ。 抗議のできない容認を繰返しながら 親の知らないところで 不快な思いを重ねていく。 なのに女にだけ起こる不都合な結果の対処には 親の同意が必要なのだ。 貞操帯。 男にこそ必要なんじゃないのか? 銃でもミサイルのボタンでも安全装置が付いてるだろ。 なんで妊娠させる方に安全装置が付いてないんだ? 避妊は女だけの義務じゃないだろ?

  • ぬまつ

    4.0

    主人公は右の子です

    簡単に言えば、中絶するだけの物語。 原題なるほど。 原題の意味がわからず、調べもせずに観始めたのですが、物語後半に差しかかるあたりで、正解が必ずわかります。 そこがこの映画のハイライトと言ってもいいでしょうね。すごい畳み掛け。 一つ残念だったのが、主人公と一緒に出かけてくれる従姉妹ですが、ここ単に”友達”っていう設定のほうがよかったと、自分的には思う。 親戚だったら助けてあげなきゃいけない義務みたいなものが発生するから、なんか仕方なくやってあげてる感もちょっと出ちゃうんだよね。 主人公に友達がいないっていう設定はわかるけど、そこまでそれを突き通してくれなくてもよかったかなぁと。

  • mnk********

    3.0

    ネタバレモヤモヤはいつまでもドンヨリ雲。

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • tcp********

    4.0

    思春期

    楽しく明るくなれる場面は全く無い。新しい脚本でもない。でも、こうした直球映画があっていいし、若者から年配まで観て感想を話し合うのがいいと思う。大人も上から目線で諭すのでなく、彼女達の目線に立って話す必要がある。娘に観てもらいたい。

  • da5********

    4.0

    これ観て反省できるやつは何割か

    反省できないなら猿からやりなおせよな

  • mai********

    5.0

    世界の全てが色褪せて見える

    あの立場の彼女の目で世界を見たら、きっと世界は色褪せて見えただろう。 地元の男子の冷やかし バイト先の店長のセクハラ 地元の医師の優しさとその裏側にある思い 中絶を決意しての夜行バス内で出会う若い男 ニューヨークでの産婦人科の対応 中絶に必要な事 カウンセラーの質問 中絶反対を叫ぶ大人達 ゲームセンター カラオケ カフェ 地下鉄 ………………… 全て彼女が『男性』だったら… 男は妊娠なんかしないし、産むか中絶するかで悩む事なんてない。 どちらを選択してもその後にお金が必要で… 子供を抱えての生活が大変なのは母親を見ていたら何となくわかる。 男は勝手気ままに女の私を遊びに使う。 声をかけてくるし 触ってくるし 隙あらばヤリたいんだろうね けれどその結果としての責任に向き合ってくれない。 自分を守る事には一生懸命なのに… そうして妊娠してしまったら… 今度は大人の半分は『堕ろすなんてとんでもない。命は大切だ』という。 あなた、私の立場に立ったことあるの? ニューヨークで再検査して18週だと言われた… 地元じゃ10週だったのに… もしかしてあの人は中絶させたくなくて嘘を言ったの? 『まだ時間があるから』と悩ませて、中絶したいと思った時にはタイムリミット過ぎてたなんて風にしたかったの? 私を何だと思ってるの? 私はバカかもしれないけど、無知を逆手に取るのはルール違反じゃないの? 私が男性だったら 自分で決めて、自分で行動して、自分で責任も取れるのに 妊娠一つで女の私には自分だけじゃ決められない事ばかり。 NEVER/RARELY/SOMETIMES/ALWAYS この世界に生きてる女の私の決定権ってどれなんだろう? NEVERじゃないよね……… ヒロインの思いの強さが全てだったと思う。 彼女たちの一歩が積み重なって、より自由へ、より選択できる世界へと 変化させてきたんだと思うけれど 妊娠一つで、そんな自由なはずの世界が色褪せて見えてしまう。 世界はまだまだ道半ば、バス旅の途中みたいなものなんだなと。 そんな事を痛感させられた作品でした。 2021年8月28日シネマテークたかさきで鑑賞

  • ron********

    3.0

    セリフではなく場面で紡がれていく映画

    デビュー作「ブルックリンの片隅で」がサンダンス映画祭監督賞を獲得、Netflixで配信中の女性監督エリザ・ヒットマンの長篇3作目。 第70回ベルリン国際映画祭銀熊賞(審査員グランプリ)を受賞した、望まない妊娠をした少女の心の旅を追った青春映画。 誰もが言葉に出せないままに直面している苦しみや生きづらさ、それでも支えてくれるかけがえのない友人の存在。 17歳の少女の瞳を通して世界がみずみずしく活写される。 監督・脚本はエリザ・ヒットマン。 主演のシドニー・フラニガンは本作が長篇映画デビューでありながら、等身大の演技が絶賛され、第86回ニューヨーク映画批評家協会主演女優賞、第41回ボストン映画批評家協会主演女優賞など数々の俳優賞を獲得した。 出演は他に、タリア・ライダー、「新しい街 ヴィル・ヌーブ」のテオドール・ペルラン、「ブラック・クランズマン」などのライアン・エッゴールドなど。 音楽はジュリア・ホルター。 原題「Never Rarely Sometimes Always」 映倫区分PG12 2020年作品 アメリカ映画 配給はビターズ・エンド=パルコ 上映時間101分 そこそこ面白かった。 セリフではなく場面で紡がれていく映画ですかね。 説明があまりない分考える余白がありますが、観た人によって解釈が変わるでしょうね。 あくまで描かれているのは、主人公の内情だけで、背景は特に何も説明がない。 難しい映画ではないですが、とにかく説明がないので読み込む力、考えるのをやめてしまったら置いてけぼりになります。 でも、自分で考えて余白を埋めていければ、かなりの各個人の中では傑作になるかもしれません。 そういう映画です。 なので万人受けするのような内容ではありません。 でも非常に映画的ではあると思う。 ハマれば、とても面白いんじゃないでしょうか。 好き嫌いが分かれる映画ですね。 女性監督ならでは描き方って感じですね。 それにしても出てくる男がみんなクズで観ていて不快だった。 それもまた心を揺さぶられるところではあるのだけれど。 それに観ていて辛く思えるシーンがあった。 監督のエリザは「この映画を詩的なオデッセイにしたかった」と言ってました。 まさにそんな感じの映画です。 でも、こういうアメリカ映画、嫌いじゃありません。 ■興行収入予想 興行的には、現段階では上映館数19館と少ない。 2021年7月16日(金)から全国順次公開。 同日期公開の作品は、「竜とそばかすの姫」、「SEOBOK/ソボク」、「プロミシング・ヤング・ウーマン」など。 北米では2020年3月13日に全米4館で限定公開。 全世界の興行収入は16000ドル。 アート系シアターなので上映館数が少なすぎますね。 初登場圏外スタートと予想。 最終興行収入は1400万円くらいか。 星3つ(5点満点) ★★★

  • なつ

    3.0

    2021.08.18

    妊活をしているわたしにとっては堕胎の流れはキツかった。 でも、、、若い頃は同じ選択をしてた。 それで今苦しんでるから自業自得だよね。 あんな最悪な気分の時にガチャガチャBGMのボーリング。。笑 本当最悪だよね。経験ある〜 その世界にいる感覚になって引き込まれた。いとこかわいい。

  • 渡 信義

    4.0

    主人公の内面と瞳に映る世界についていく

    何かが起こることを期待してはいけない映画に途中で気づく。中絶手術を受けるにあたって、確認のための細かな質問に答えていくシーン。「never rarely sometimes always」 望まない性交を相手から迫られたことは? 延々と続くこの手の質問に、答えようとする主人公の心の動きのかすかな変化が読みとれるかどうか。 エンタテイメント、万人向けとは縁遠い。ドキュメンタリー映画の手ごたえと似ている。観る人を選んでお勧めするような映画です。

  • まんぼう

    3.0

    ドキュメンタリーのような

    望まない妊娠をしてしまったため、堕胎が許されているニューヨークに行く女の子と従妹の話ですが、かなりリアルに描かれているのでドキュメンタリーを見ているようです。 父親が誰かっていう所は曖昧に作られていますが何となくは判ります。 作中で驚いたのはニューヨークって困った女性にこんなにサポートしてくれるんだって事。 日本だったらもっと悲劇的に終わっていたかも。 ただ、流石にストーリーが間延びし、暗いので最後まで見るのはしんどい。

  • nn1********

    5.0

    一口寸評

    原題は「Never Rarely Sometimes Always」。 産科の女性カウンセラーが少女に聞く、辛辣な質問に対する答え四択。 邦題は悩んだことだろう。 だが、観れば原題がふさわしいと分かる。 無愛想な女子高生オータム(シドニー・フラニガン)は、自分が妊娠したことを知る。 彼女が住むペンシルバニア州では中絶は不可。 バイト先も一緒、たった一人の友達でいとこのスカイラー(タリア・ライダー)とともに、親に内緒でニューヨークを目指すことに。 要は、中絶ツアー実況生中継。 手術前の簡単でない条件や手続き、物騒な巨大都市の産婦人科の女医たちの意外な優しさ、心配り。 男が知らないでいいことに、ずいぶんと詳しくなった。 17歳の不安と友情を追体験するような生々しさ、オータムが妊娠した過程も省略し、何も啓蒙しようとしない潔さが心に沁みた。 あと、映画初出演というシドニー・フラニガンの、信じられない存在感。 とりあえず、本年のベスト1。

  • nik********

    4.0

    ネタバレ現代社会でも

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • 石岡将

    4.0

    ヨーロッパの映画みたい

    高校生の不慮の妊娠を、彼女たちに近い視点から等身大で描いたひと時の青春物語。 久しぶりに集中して、落ち着いて鑑賞する事が出来た。色味を抑えた映像も素敵。従姉妹が色々と出来過ぎなのはご愛嬌かな。 監督は同性愛者の方だろうか。感じの良い男が一人も出てこなかった。

  • TO-KU

    5.0

    ネタバレ一度もない、めったにない、時々、いつも。

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • じゃむとまるこ

    5.0

    NEVER RARELY SOMETIMES ALWAYS

    映画中盤で出てくる原題の意味、この展開は秀逸だと思う。 そこで状況のすべてが読み取れた気がする。 ベルリン国際映画祭銀熊賞受賞の社会派映画、ドキュメンタリー映画か?と思うほどリアリティがある、そして重いお話が青春の鬱屈をもって淡々と進む、音楽、台詞最小、状況説明も最小に映像で見せられる。 アメリカではトランプのマッチョ保守政権になってから州によって堕胎への規制が大きくなった、堕胎が良いことだとはもちろん思わないが、自己決定権の失くした女性の立場はより一層弱いものになる。 本作でもペンシルべニア州では堕胎には親の同意書が要る、親に相談すればよいじゃないかというものだろうけれど、親にもいろいろあり、事情もいろいろだ。 主人公とその従妹(少し年長)は自由に堕胎が認められるNYに向かうが、予想していなかった展開が待っている。 主要登場人物はペンシルベニアでもNYでも女性ばかり、女性医師の適切な助言、費用の心配までしてくれる(そういうシステムになっている)。 対して登場する男性はどれもこれも、どうにもこうにもという感じだけれど、ダメを通り越して気の毒にさえなってくるが・・・現実はこんなじゃないよとは私には言えない。 女性は女性の英知で連帯して生きていくことを考えなければならないとまで思ってしまう。 NEVER RARELY SOMETIMES ALWAYS、映画中盤のこの患者への質問、四択で答える、ここから浮かび上がる主人公の妊娠の理由は、想像ができる。 ここで想像させるという仕組みが観客に大きな感動を与えてくれる。 新人女優二人が良いのだけれど、主演シドニー・フラナガンの表情がとても魅力的です。 ただ、個性の強い彼女より従妹役タリア・ライダーの方が先ずブレイクするような気がします、エマ・ワトソン似の美少女。

  • あんバターさんど

    3.0

    リアルだが大人としては危なっかしさに嫌悪

    評価の高さと「プロミシング・ヤング・ウーマン」との時間の都合が良かったので鑑賞した。 タイトルとポスターから、少女の物語とは思っていたが、マジでこれだけの作品!? 単純な感想で言えば、妊娠してしまった少女とその親友の2泊3日妊娠中絶の旅だ。 もっと家族や学校でのドラマがあるかと思った。 でも、全然ない。 全体の2/3はニューヨークへのロードムービーだ。 妊娠中絶に関しては、あまり知識を持たない男性が多いのではないだろうか。 自分もその一人だ。 システムや辛い思いをするのは女性という現実を知るという点では勉強になった。 だけど、やっぱ大人の男としては、若気の至りというか、自業自得みたいな思いもあってね。 しかも、とにかくこのニューヨークへの旅が危なっかしい! 結局、2泊3日、ほぼ寝てなんじゃないの!? 本当に若さを頼りに無茶をする。 だが、そうせざるを得ないという追い詰められた心境も少し分かる。 ちょっと感情表現の乏しいオータムに嫌悪感がある。 いとこ?親友?オータムを献身的に支えるスカイラーがかわいそうだ。 そりゃ不安で情緒不安定になるだろうよ。 だけど、危ない橋まで渡って、こんなとこまで付き合ってくれてるのに!! まぁ、スカイラーがかわいいから余計にってのもあるが… 彼女たちの2泊3日が過酷だっただけで(と言っても、実際は大事件も起きない野だが)、それがなきゃ思ってたよりも簡単に中絶ができてしまうんだなとも知れた。 だからなのか、え?これで終わり??という感じで終わってしまった。

  • kaz********

    3.0

    少女のいる世界は

    登場する男たちが全員、女性をメス犬だと思っているような環境設定で、男の僕が見ても気分が悪くなるような世界観。 そんな環境の中で妊娠してしまった17歳の少女を描いたドラマ。 映画の後、彼女はこれからどうするんだろうって思いました。 原題の「Never Rarely Sometimes Always」のフレーズはとても強力で、主人公だけでなく、見ている僕らも辛くなるセリフ。女性たちが置かれている立場を容赦なく突きつけるシーンで、心にぐさぐさ刺さりました。 評価は私にとっては低めの3ですが、人によっては高い評価になるとおもいますので、興味のある方はチャレンジして欲しい映画です。

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