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17歳の瞳に映る世界
2021年7月16日公開

17歳の瞳に映る世界

NEVER RARELY SOMETIMES ALWAYS

PG121012021年7月16日公開

ひーろーかむおん

3.0

17歳にしては多すぎねぇ??

加齢のためか、近頃、書くのが滅法界億劫になってきたので、要点のみを記す。  あらすじは、横着をして、WOWOWの解説の次のとおり。  『ペンシルベニア州に住む17歳の高校生の少女、オータム(シドニー・フラニガン)。  最近体調が思わしくない彼女は、ある日、自分が予期せぬ妊娠をしていることを知る。  愛想がなくて友達も少なく、親にも相談できない彼女は、難題をひとりで抱えて苦悩するが、同じスーパーでバイトする従妹で親友のスカイラー(タリア・ライダー)が、やがて彼女の異変に気付く。  両親の同意が必要ないニューヨークで人知れず中絶手術を受けるため、2人は長距離バスに乗り、苦難の旅に出発する。』  アメリカは、州によって中絶の対応が異なるので厄介だな。  で、バイト先のスーパーの売上金の一部をちょろまかして、従妹のスカイラーに付き添って貰ってNYの病院で診察して貰うと、妊娠10週だった筈が18週と言われ、別の病院を紹介されて2日間に跨る処置が必要だと言われる。  この折のカウンセラーの女性から妊娠に至る様々な質問がなされ、そのアンサーのチョイスが原題の『Never Rarely Sometimes Always(一度もない 滅多にない 時々ある いつもある)』という訳だ。  かなり踏み込んだ質問もあり、淡々と答えていたオータムだったが、「望まない性交を相手から迫られたことは?」に至っては、彼女の顔面が紅潮して必死で苦痛に耐えるシーンは悲しかったな。  そんな彼女の表情から、中絶の決意は変わらないと見て取ったカウンセラーは、「それが貴女の判断ならば、理由なんてどうでもいい」と言って質問を終えるのだが、そんな頼もしい彼女は、オータムの手術にも付き添い、手を握ってくれる優しさにも満ち溢れていたな。  序盤から、オータムの不貞腐れたような態度に全く好印象を持てなかったが、従妹のスカイラーが陰になり日向になり寄り添う優しさは心地イカッタな。  いっそのこと、配役を逆にした方がイイんではなかったかい??  そんなことは観る方が口を挟むことではなく、17歳の少女が思わぬ出来事に揺らぐ心情をドキュメンタリータッチで描かれていて好感が持てた。  オータムの妊娠の相手については明かされていなかったが、オータムの弾き語りに茶々を入れた野郎かと思っていたものの、カウンセラーとの遣り取りの「望まない性交」のくだりから、オータムを冷やかし気味の義父かも?と想像を巡らせども……いずれにしても、無責任な男どもと男社会に警鐘を鳴らす作品で、一見の価値は十分にありの3.4点といったところかな。  ところで、オータムの男性経験人数は5人とか言っていたが、17歳にしては多すぎねぇ??まぁ、人好き好きだが……。  (メモ パスワードを忘れてトラブってしまったので、新たに開設した。  旧(fg9)レビュー数:4100件、新レビュー数236件目)

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