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真夜中乙女戦争
2022年1月21日公開

真夜中乙女戦争

1132022年1月21日公開

noe********

5.0

ネタバレ観る人によって解釈が異なる映画です

この映画は観た人の捉え方で色んな感情が沸く面白い映画だと思いました。 若い人向きという方もいますが因みに自分は還暦過ぎてます。 ここ数年色んなドラマや映画で活躍している永瀬廉さんが主役という事で観に行きました。 観直したい箇所があり2回観ました。 この映画の内容をストレートに解釈すると他のレビューにある様にただの無差別テロかもしれません。 ただ私(永瀬さん)がかくれんぼ同好会の面接の時に「壊したいです何もかも、自分を壊したい」の様な事を言っていたのと、このコロナ禍で楽しみにしていた事が出来なかったり、仕事を失ったり学校に行けなかったり様々な心の葛藤と戦っている人がいるので、私はこの『東京破壊計画』は自分自身との『戦争』自分が暮らしにくいと感じてる『環境の破壊』と解釈しました。 私と先輩、私と黒服の関係も自分の心の中にある『天使と悪魔』なのではないかと思いました。 幸せはその人の感じ方であり、小さな事も幸せと感じられる人もいれば、他人から見て羨ましい環境にいても本人は幸せと感じていないかもしれません。 自分はもうこの歳で転職も出来ないし、今の環境で生活していくしかないと思っていますが、若い方はまだまだ可能性がたくさんあります。 「準備は出来てるか」の黒服の台詞も自分に向けられていると思って観て欲しい。 私と先輩のホテルのシーンは、2人のビジュアルの良さ、2人がくっつきそうでくっつかない、それぞれの想いを正直に話し、心の曇りが解けていく様子が映像と合わせて素敵でした。 ラストは衝撃でしたが、先輩が東京タワーから見る街の破壊、壁を壊してそこがまるで映画のスクリーンの様になりそこから私が見る東京の破壊の映像が、不謹慎かもしれませんがとても綺麗で圧巻でした。 無気力だった私が、先輩と黒服に出会い心の変化を感じ自分の感情が出せる様になる行程を永瀬さんが良く演じきっていました。 柄本佑さんの表情と声、池田エライザさんも美しくもあり可愛くもあり素敵でした。 悪魔を殺し天使を助けたいと思った『私』には、明るい未来があるといいな。 主題歌のビリー.アイリッシュの歌が流れる中、自分の人生を振り返り、残りの人生をどう生きようと思いながら聴いていたら涙が溢れて来ました。 原作も読んてみたいと思います。

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