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ブラックバード 家族が家族であるうちに (2019)

BLACKBIRD

監督
ロジャー・ミッシェル
  • みたいムービー 62
  • みたログ 61

3.64 / 評価:45件

Tonight You Belong to Me♪

  • bakeneko さん
  • 2021年6月15日 13時41分
  • 閲覧数 367
  • 役立ち度 1
    • 総合評価
    • ★★★★★

「ペレ」、「愛の風景」、「マンデラの名もなき看守」などのデンマークの名匠:ペレ・アウグストが2014年に制作した「Stille hjerte:サイレント・ハート」を、舞台をアメリカに移して米英の実力派でリメイクした作品で、スーザン・サランドンを核として、サム・ニール、ケイト・ブランシェット、ミカ・ワシコウスカ、レイン・ウィルソン、リンジー・ダンカンらが葛藤劇を繰り広げます。

筋萎縮性側索硬化症(ALS)を発症したリリー(スーザン・サランドン)は夫ポール(サム・ニール)と相談して安楽死を選ぶことにし、娘(ケイト・ブランシェット、ミカ・ワシコウスカ)家族と親友リズ(リンジー・ダンカン)とお別れのパーティを催すことにする、しかし、母親を喪う哀しみと不安から娘たちは日ごろの鬱積をぶつけ合い…というお話で、
親を安らかに安楽死させるべく奮闘する子供を描いてー「みなさん、さようなら(2003年)」
死病に憑かれた主人公を抱えた家族の葛藤では―「たかが世界の終わり」
も連想させます。
登場人物が感情をあまり爆発させない=淡々とした描写の中で哀しみを浮かび上がらせていたデンマーク版に比べて、ハリウッド版はドラマチックな脚色が成されていますし、背景音楽も荘重なバッハ:ゴールドベルク変奏曲に加えて、“Needles”♪、” Love Me”♪、“Tonight You Belong to Me”♪などのアメリカンポップスも流されます。

英米の新旧実力派俳優たちの名演を堪能できる終末葛藤劇で、アメリカ映画表現倫理だと劇中での未成年のドラッグはOKですが、飲酒はワインでもダメなことも興味深いですよ。


ねたばれ?
母親との最後の夜を愛おしむ家族の心中を代弁している―映画の終わりに闇の中で本編中の歌唱が繰り返されるのが、“Tonight You Belong to Me”♪で、1926年に発表されたアメリカのポップスのスタンダードナンバーです(日本では1963年にナンシー・シナトラによって歌われたバージョンが“いちごの片想い”♪と題して大ヒットしました)。

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