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ブラックバード 家族が家族であるうちに
2021年6月11日公開

ブラックバード 家族が家族であるうちに

BLACKBIRD

PG12972021年6月11日公開

ひーろーかむおん

3.0

家族の巣立ちの在り様

まん延防止期間中は在宅勤務が多く、観た映画がどんどん増えて未レビューが一杯溜まってしまったので、一口寸評にする。    あらすじは、横着をして、WOWOWの解説の次のとおり。  『ポール(サム・ニール)とその妻リリー(スーザン・サランドン)が暮らす海辺の家に、とある週末、長女ジェニファー(ケイト・ウィンスレット)の家族や、次女アナ(ミア・ワシコウスカ)とその同性の恋人であるクリス、リリーの長年の親友リズ(リンゼイ・ダンカン)らが一堂に集結。  進行性の難病を患うリリーが安楽死の決意を固め、最後のお別れ会を開こうと彼らを招待したのだった。  緊張した空気が次第にほぐれ、彼らは和やかなひと時を過ごすが、自分でも多くの問題を抱えたアナが不満をぶちまけたのを機に、事態の行方は予断を許さなくなる。』  屡々映画の題材に取り上げられる「安楽死」がテーマだ。  「安楽死」を選択した当人は揺るぎない信念をもって臨んでいるが、それを看取る家族の思いはそれぞれで、謂わば、母親からの家族の巣立ちの在り様が描かれていく。  旅立つのは母親なのに、「安楽死」の場合は、看取る家族の方が母親から旅立って行くということなのだろう。  オイラも似たような境遇の最中にあったが、今や「安楽死」もままならぬ状況に陥っていて、煉獄放浪中といったところだ。  そんなことはどうでもよろしいが、抒情的な海辺の景色と瀟洒な家で繰り広げられる豪華役者陣の妙演を愉しむだけだ。  ただ、ラストのリリーの親友リズの扱いは、オイラがポールだとしたら、おちょくられているとしか思えなかったので、一見の価値程度はありの3.2点といったところかな。  (メモ パスワードを忘れてトラブってしまったので、新たに開設した。  旧(fg9)レビュー数:4100件、新レビュー数207件目)

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