2021年6月25日公開

愛について語るときにイケダの語ること

582021年6月25日公開
愛について語るときにイケダの語ること
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作品情報上映スケジュールレビュー

あらすじ・解説

骨の疾患で具体的な治療法がない「軟骨無形成症」のため身長がおよそ100センチメートルのイケダこと池田英彦氏は、スキルス性胃がんのステージ4であることを宣告され、生きている間にセックスをたくさんしたいと考える。そして、彼は自身の死までを記録した映画をつくることを決める。池田氏はおよそ2年の闘病生活を送ったのちにこの世を去るが、60時間を超える映像素材を遺(のこ)していた。

シネマトゥデイ(外部リンク)

予告編・動画

作品レビュー(5件)

悲しい11.1%かっこいい11.1%セクシー11.1%笑える11.1%切ない11.1%

  • Akino.s

    4.0

    ネタバレ虚実皮膜の外で起きた 超·個人的妄想

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • 佐藤 真樹

    1.0

    ネタバレミスリードはあざとい!

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • hfq********

    5.0

    よい作品に出会えました。

    はじめに) 作品のあらすじは、既に他の方もご紹介されていますし、また映画PRに紹介されているストーリーがそのまま全てなので、本レビューは東京五輪直前に本作を鑑賞した時の気持ちを綴っていきたいと思います。 以下レビューとして) 約58分の短い映像作品ですが、とても濃厚な時間軸を監督らと共有した感じになりました。 そして、この映画を見終わった後、先日7/11、庵野秀明監督が舞台挨拶(2回目)の去り際に語った「スポーツはスポーツをするのも見るのも明日への活力になります。だからスポーツは本当に素晴らしいと思います。でも、文化も同じように明日への活力になります。アニメも映像もマンガも、小説も演劇も....」と語っていた言葉が何度も何度も思い出されました。 この映画の主人公であり、企画・監督・撮影を兼ねる池田英彦さんはもうこの世にいません。(2015年に逝去)また、映画の紹介にもあるように障害をお持ちの方です。 実はこの映画を観に行くと決めた前日、東京五輪(オリパラ)の開会式の楽曲担当者が発表され、実はその人物が学生時代に陰惨ないじめ(いじめと言うにはあまりに残虐な犯罪行為)を障害を持つ同級生に対して行なっていたことが表沙汰になり大炎上していました。また、私はかつて特別支援教育に携わっていたこともあったため、障害をお持ちの方が主人公であるということに、色んな意味でとても複雑な気持ちでこの映画を観に出かけることになりました。というのは、もしかしたら、あまりに辛くなってしまうかもしれないという恐れと、作られ過ぎた虚像が見え隠れしすぎちゃったらどうしようか....といった心配からでした。けれども、それら全ては私の取り越し苦労で、観終わった時に思い出されたのは庵野監督の言葉でした。そう、これはもう、”文化”のスポーツ、オリパラ作品なのだということ。それもとても秀逸な、他者を通して自分自身をも振り返ることをさせてしまうというもの凄い凄みとテクニックを持った....(もちろん、本映画はハメ撮りシーンもあったり(ぼかし付)で18禁なので、誰にでもお勧めできるといった作品ではないのかもしれませんが....) 残念ながら、平和の祭典、ホンモノのスポーツである東京五輪は権力者の利権争いの道具と化してしまったけれども、ちゃんとこの国の文化は生きている、ちゃんと続いているんだということがとても可視化できる作品です。鑑賞者にちゃんと明日への活力を届けてくれます。約58分の短編作品ですが、手の込んだ美味しい副菜を食べたときのような、イケダさんの友人で本映画の核となる真野勝成さん、編集を担当された佐々木誠さん、俳優の毛利悟巳さん、イラストや文字の山本アマネさん....など、イケダさんとこの映画に携わった全ての方々の思いがぎゅっと詰まった映像作品であることが分かります。特にラストのシーンが素晴らしい。イケダの死後に残された膨大な映像の中から抽出されたであろう渾身の最後のカット。この編集がものすごくいいし、このシーンがあるからこそ、本作品 が単なる映像ドキュメンタリーから逸脱された”映画作品”となっている。必見です。 それから、なぜPRに”キックボード”のイラストが出てくるのか、その謎も映画の冒頭に判明しハっとさせられます。(自分はわかっているようで実際にはなんにも見えていなかったことに気づかされました。) あと、この作品には特に目立った音楽は流れていません。けれど、イケダさんの声のトーンがとても小気味よく作品の中を流れていきます。なので、本レビューの音楽の評価箇所は★5つとしています。 最後に) 心より池田英彦監督のご冥福をお祈りいたします。 この映画が日本中に伝わっていきますように。 そして、カンヌとか遠い異国の映画館でもたくさん上映されますように。 そんなことを願わずにはいられない映画です。 イケダさん、どうもありがとう。 とても救われました。 追伸) 劇場内で、本映画の冊子(¥700)が販売されています。 映画には出てこない内容も掲載されているので、お勧めします。 表紙のイラストがとてもいいです。

  • hito-bosi

    4.0

    池田さん!映画傑作でした、ありがとう!

    おじさんの映画日記 愛について語るときにイケダの語ること編 バストアップのイケダさんが画面に映し出され、自身が余命2年のガンになった事の報告から映画が始まります、その言葉は明瞭で勝手に想像してた障害者には見えませんでした。 彼がいわゆるコビト症で手足が短く身長およそ100cmの身体的障害者であること以外は正常な男である事がその後の映像でわかります。 このドキュメンタリー作品の監督、主演、撮影のイケダさんは片桐仁、滝藤賢一似の男前で大学卒で、ハンディありながらも、、スーツ着こなし、お役所務めしていて、キックボードで街もスイスイ移動するし、車も運転できる、女性とも結婚前提でお付き合いした事もあるナイスガイです。 脚本家の友人を巻き込んでの映画製作を企むイケダさん。 性(生)へのこだわりから自身のsexの自撮り映像(!)を撮り貯めたり、舞台女優さんを雇って憧れだった王道のデート体験を撮影したり。。フィクションとノンフィクション、真面目と不真面目の間に揺れ動きながら体当たりでの撮影は続いていきます。 闘病のキツイ状況を飄々と受け止め動画で記録するタフな姿、ご自分のダークサイドな欲望に対して素直な姿はコミカルだけど切なくて、こんなにも男のあけすけな姿、行動、会話を映像にできたのは共同制作、脚本、撮影したのが20年来の本当の友人だったからでしょう、興味深く作品を楽しみました。(本当に命がけの撮影を楽しむという表現は良いのか??複雑です。。) R18の映画ですが、吉祥寺のまっ昼間の上映では女性客もしっかりいらっしゃいました、3割以上は女性でした。  映画館のHPには最初で最後のロードショーなんてアオリが書いてありました、このクセの強めのドキュメンタリー映画興味ある方は是非!! 応援したくなる魅力ある映画でしたよ。  、、、以下ネタバレ有りの感想&おじさん的妄想です、お許しください、、、 ・イケダさんが初体験の時に風俗嬢に「障害者だって同じ人間だもの」って勇気づけられて、心が解放されたってエピソード良いです、その風俗嬢さんgoodjob! ・風俗嬢とのハメ撮りシーンは正直セクシーと言うより何か作業感みたいなものを感じてしまいました、それよりも王道デート体験でのエプロンをまとった女優さんが台所に立って料理を作る姿の方にイケダさんと共におじさんも勝手に盛り上がってました笑。 お付き合いして下さいって告白する女優さんにイケダさんは思わずガチになってしまって、フってしまうシーンに障害者イケダさんの健常者に対しての壁、劣等感、遠慮、女性に対しての誠実さが伝わり、切なくなりました(半泣) ・自身の弱さや不自由を魅力に変換する、心配や苦しみを作品の原動力に変換したイケダさんは凄いです!、、とは言え、「愛を語る時…」だけではなく「死を語る時…」そんなシーンもあったのではないかと妄想します。 今回の1時間10分程の作品を完全版として、未公開映像を増やしてテーマがボケたり、テンポが悪くなるかもしれない不完全版の製作も観てみたいです。(了)

  • jan********

    5.0

    イケダに逢いたい

    深い内容に反してチープなレビューなってしまいますが。 イケダの思惑やタイトルに反して、イケダという魅力的な人間の生と性と少しの苦悩と死に様を残したドキュメンタリーです。それにちょっとだけ「愛とは」について考えさせられる作品。 1回だけ上映して義理を果たすつもりだったとトークショーで語っていた親友の真野さんも、自分の性行為を世に出そうとした彼の真意を知らない。その為かなかなか投げっぱなしな構成になっています。なので観た人それぞれに違った感想や感情が生まれると思います。 全編通してイケダと真野さんの掛け合いが最高で惹きつけられる。 イケ面で頭も良く役所で働き、おしゃれでロードスターも乗りこなす。一人で何でもできて、闘病中にも幾度も見舞いに来てくれる結婚を望んでくれた女性と同棲した事もある。ただし俗に言う小人症という障害がある事が、彼にとって誰にでもあるようなほんのちょっとのコンプレックスだったのか、無意識のうちに遠慮してしまっていたのかもしれない。 癌により余命宣告を受け、自分の性行為を30時間以上撮り溜めて死後に映画として公開しようと悪巧みを思いつく。 性行為はお金で叶うが、理想の恋愛は難しいという事で、女優を雇い女性にだけ台本を渡して1日だけの疑似デートを行う事に。フィクションであるはずのデートの最後に思いがけずにイケダの本音が漏れてしまう。とても切なく、愛があるからこその本音。 病状が進行するにつれて、観ているこっちは辛くなるシーンが続くが、イケダは常に現実を受け入れて淡々と生をまっとしているように映る。

スタッフ・キャスト

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基本情報


タイトル
愛について語るときにイケダの語ること

上映時間

製作国
日本

製作年度

公開日