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恋の病 ~潔癖なふたりのビフォーアフター~ (2020)

怪胎/I WEIRDO

監督
リャオ・ミンイー
  • みたいムービー 41
  • みたログ 39

4.03 / 評価:33件

同じ趣向を持つものがカップルになるのだ!

  • bakeneko さん
  • 2021年9月8日 10時47分
  • 役立ち度 2
    • 総合評価
    • ★★★★★

潔癖症の男女の奇妙な恋愛推移を通して、恋愛時の感情の盛り上がり→想いが醒めた際のすれ違う感情を見せてゆく―恋愛寓話であります。

月に一度しか外出しない翻訳家のボーチン(リン・ボーホン)は極端な潔癖症で、外出の際も黴菌から身を守る完全武装で行動していた。ある日洗浄剤を購入しようと入ったスーパーでありったけの洗浄剤を購入した自分と同じ完全武装の女性ジン(ニッキー・シエ)を見かけたボーチンは彼女に興味を持つ。翌日月一の外出という習慣を破って件のスーパーを訪れたボーチンは同じ思いで再訪した彼女と再会する。彼女も同じ潔癖症でモデルをして生計を立てていることを知ったボーチンは、彼女に翻訳のタイピング代を払うことを提案し、次の段階では同居して理想のパートナー同士の生活を開始するが、突然ボーチンの潔癖症が治ってしまい…というお話で、
物語の前半は、潔癖症カップル奇矯行動とおっかなびっくりの恋愛の進行で笑わせ、
中盤からは転調して、潔癖症が治って外界の一般人社会に入ったボーチンと家から出られないジンとの絆の崩壊で、恋愛の終わりに感じ入らせる作劇となっていて、ラストに語られる―“恋している時は相手の短所も魅力だが、愛が醒めると致命的なものとなる”という箴言に首肯させる落ちとなっています。
同じ価値観や趣向を持ったカップルが二人だけの世界に沈溺することが恋愛の本質であることを示して、「春琴抄」、「愛のコリーダ」といった耽美的な映画も連想させるテーマを、潔癖症カップルの奇妙な行動で提示している点が出色な作品ですが、本作を観ると暫く台湾名物の屋台料理が食べられなくなるかもしれませんよ♡

ねたばれ?
1、コロナ禍のマナーに鑑みると、会話の際にわざわざ黴菌防止用マスクを外す二人に違和感を覚えますが、これは表情を映さなければいけない映画の確信犯的な間違いです(東映の犯罪劇で高価な車&スーツでビシッと決めた暴力団幹部が透明なビニール傘をさしているのと同じですな)。
2、「1秒先の彼女」といい、台湾にはヤモリが多いなあ~
3、で、あの“ロックマン”の様な髪形には自分で刈っているのかな?

詳細評価

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