レビュー一覧に戻る
ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ
2021年12月3日公開

ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ

VENOM: LET THERE BE CARNAGE

982021年12月3日公開

ムービークリニック

3.0

ほし みっつ

マーベル漫画は一度も読んだことありません。しかし今回のヴェノムは、漫画らしいと言える物語であったと感じました。 能力高い寄生型ヒーローと寄生受け入れ能力のある主人公。分裂してできたような敵の出現は置いといて、ふたりのいざこざや友情を一番に盛り込み、敵を倒すという内容。 友情パワーで戦う『超人バロムワン』を思い出させます。 今作は良い意味でテレビヒーローのスペシャル映画版、という印象でありました。 昭和の石ノ森スーパーヒーローのよくあるパターンで、組織で作られた戦闘マシンが裏切って正義になったため対抗マシンを作るが、そもそも裏切ったマシンを作った組織なのにそのマシンより弱いものしか作れないというジレンマというのがある。ようはヒーローより強いものは出現しないのだ。 その辺を逆手にとった敵が出現する今回のヴェノムは斬新。自らの分裂体なのに自分より強いものが出来ちゃうという意外さ。 赤のヴェノムはやばい。元気もいいし攻撃も強烈。敵は魅力が多いほど主役が引き立つ。 主人公を助ける、アン(演 - ミシェル・ウィリアムズ)、声から音波攻撃ができるフランシス(演・ナオミ・ハリス) 、元婚約者のアンは主人公とヴェノムとの間を取り持つ重要な存在でバトルにも巻き込まれてスリル役も受け持っている。 音波攻撃のフランシスは、敵でありながら赤いヴェノムの攻略のキーポイントになるこれまたナイスポジション。ただこういう能力者が出てくる世界観がいまひとつ乗り切れてない。それは原作を知らないからかもね。 ヴェノムはダークヒーロー。ゾンビのように脳を食いたがる欲求を抑えさせる主人公の奮闘がホッと一息のコミカル部分。チョコ好きというヴェノムもなにかフレンドリーキャラのような設定である。ドラえもんのどら焼き好きだとかハクション大魔王のハンバーグ好きだとかね(笑) 次の三作目に続くのか、スパイダーマンの映像に敵意を抱くヴェノムの様子。 これまた原作知らずで悩みどころだが、調べてみるとスパイダーマンとの確執は大きいようで、黒のスパイダーマンが登場した作品に少しだけ登場してるということ(忘れた(笑))。 ヴェノムと寄生体のエディはスパイダーマンに恨みが強く宿敵ということですね。 次作楽しみにしましょう。

閲覧数917