2021年7月23日公開

復讐者たち

PLAN A

1102021年7月23日公開
復讐者たち
3.7

/ 94

14%
46%
35%
4%
1%
作品情報上映スケジュールレビュー

作品レビュー(24件)


  • つとみ

    4.0

    ネタバレ誰に対する復讐なのか。赦しを与える相手とは

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • ジョギング小僧

    3.0

    終わらない復讐地獄

    ショッキングな内容だが過剰な演出がなく、淡々とした進行は好感が持てる。ニュルンベルクに場面が移ってから、同じセットで撮影している感じが空間の広がりを感じさせず残念。ドイツ人が流暢な英語を話すのは最後まで違和感が残った。せめてドイツ訛りの英語だったら雰囲気が出せただろうが、最近はそういった演出も倫理コードに引っかかるのでしょうか。内容的には、2001年以降の米国の報復的軍事行動に世界が振り回され、結局は一般市民の被害を拡大させ、虚しさだけが残った状況を想起させる。報復とそれがもたらす災禍への恐怖という人間的なものを追求できていると思う。同時上映で太陽の子を見たが、復讐者たちに比べると、恥ずかしいくらいに薄っぺらさが際立った。シンドラーのリストのように部外者の金持ちの博愛主義に堕していないところが良い。

  • ma8********

    3.0

    被害者による告発映画の域を出ていない。

    このタイプの映画は被害者側からの告発を越える何かによって普遍性を獲得できる気がするがこの映画の場合は残念ながら結局ホロコースト被害者の主張や煩悶が描かれていることが価値であって普遍性のある映画的価値はあまり感じない。 ここにはシンドラーのような印象的で人間的魅力のある主人公もいないし赤い少女のような脳裏から離れなくなる存在もいない。 映像やストーリー自体には現代的洗練があって惜しいけど。

  • hid********

    1.0

    思った展開じゃなかった

    PVや評価が良かったんで結構楽しみに観たけど。 実行犯と阻止する者がタイムリミットまでハラハラドキドキギリギリの戦いになると思ったら展開に緊迫感が無く淡々と進んじゃった。 逆にもっと過酷な別れや死に重点があるんならそれでもよかったが涙も出なかった。 どっちつかずでちょっと睡魔も来ちゃったよ。

  • mai********

    5.0

    憎む事、赦す事

    この計画が実行されていたらどうなっていたのでしょうか。 被害の規模云々の話ではなく 映画の中でも彼らが語り合っていたユダヤ人の国の建国の話。 もしこのプランAが実行されていたら… 憎むことはいくらでもできる。 むごたらしい最期を迎えなければならなかった愛する人たちの事を思えば 復讐したいと思うのは至極当然のようにも思える。 だけれど… プランAの復讐を成してしまえば 彼らが心底憎んでいるナチスと同じになってしまう。 日々を浄水施設の修繕に明け暮れながら… どれだけ周りを見ていただろうか?見えていただろうか? そこにはナチスの魔の手が伸びる前の自分たちと同じただの人達がいて 喪ったもの多くあれど、前を向いて歩こうとしている。 彼らはそんな人たちを無差別に殺害しようとしていた。 その事に気が付いていただろうか? きっと気が付いていたんだろう。 だから計画がとん挫した後、バラバラになっていった。 憎む気持ちはきっとそのままだっただろう。 でもそれだけではない、赦す気持ちも心にはあって 憎しみだけでは生きていけない、赦す事で自分を生かそうとしたんじゃないだろうか。 このような計画があった事を知る事ができる映画の良さ。 歴史の中に埋もれさせずに、映画の形として残す事で いつでも振り返る事ができ、改めて平和について考える事ができる。 プランAを実行しようとした彼らの悲しみや憎しみ その後同じ計画が起こされなかった事について 後の時代を生きる私たちはいろいろと思いを馳せてみる必要があるんだと思います。 2021年8月21日シネマテークたかさきで鑑賞

  • ktq********

    5.0

    ネタバレ忘れられない映画になりました

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • 石岡将

    3.0

    やや薄めの印象で寂しい

    話は良い様に思うのだけど、演出が普通なのかなぁ。どこかTV映画の様にも感じられ、映画の重みというか、深みがなかったように思う。 アウグスト・ディールは変わらず良かったです。

  • ヒッチ先生

    3.0

    暗い作品。

    面白いかどうかと問われると、暗くて面白くないです。 ただ実話なだけに、あなたならどうしますか?のと言いは考えさせられました。

  • fpd********

    3.0

    考えさせられる映画

    スクリーンの向こうから、”あなたならどうしますか”と突き付けられ、どうするだろうと答えの出ないまま。重たいテーマであり、考えさせられる映画です。

  • habibtajjeb

    5.0

    これは予習してよかった。

    史実に基づいた作品は 大まかなことしかわからず 観賞中に?となることが多数あるので 事前に本を読んで公開を待ちました。 本を読んだだけで 理解できたはずもないですが 本読まずに見たら???と思ったシーンが いくつかありました。 と、同時に本こんな内容だったかな? とも思いましたが。 できれば アウシュヴィッツ・レポートを 見てから見ると あるワンシーンだけ セリフだけで映像が目に浮かびますよ。 作品としては ホロコーストよりではなく サスペンスよりかなと思いました。

  • Dr.Hawk

    3.0

    ネタバレその計画は彼らの蛮行を肯定したかも知れぬ

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • hos********

    3.0

    作品的にイイネ

    今年は似たようなのが多いけど 観た中ではこれが 作品的にイイネ

  • yos********

    4.0

    メッセージ性のある良い作品

    今を生きる日本人にとって戦争は現実的なものでは無いけど、自分が被害者の立場になった時の復讐心がどこに向くのかと考えると、この映画の主人公の心の動きに共感出来る。 主人公を含めてユダヤ人の情報を売った(とされる)ドイツ人の後始末が描かれていない点がむしろ好印象だった。 メッセージを理解すればそこは言わなくても分かる部分なので。 しっかりと反戦のメッセージが伝わる良い作品でした。

  • aoa********

    3.0

    根っこの部分では掴みづらい

    戦時下で家族を殺されたユダヤ人による復讐計画を描いたサスペンス。予告編を観て興味深かったので鑑賞しましたが…内容としては日本人の感覚からすると評価しづらい作品に感じました。まずユダヤ人が迫害されてきた(嫌われてきた)背景が日本人には感覚的に掴みづらい。宗教的なものや歴史的なものなどが複雑に入り乱れているので、勉強すれば「頭」では理解できるけど、根っこの「心」 の部分ではやはり理解できないと思う。ましてお正月もクリスマスもお盆もハロウィンも何でも受け入れちゃう島国民族・日本人には「ユダヤ人=迫害=かわいそう」が一般的な感覚なのかなと思う。しかも復讐(仇討ち)のお話は大好きな国民性ですからね。忠臣蔵とか。なので復讐劇として見るとカタルシスを含めて物足りなく感じてしまうと思います。演出も淡々としてますし(実話ベースとはいえ)サスペンスとしても弱いかなぁ…。もちろん欧州の人たちにはドラマとして胸を打つ作品なんでしょうね。 あと現題『PLAN A』をなぜ『復讐者たち』という邦題に変えたのかもピンとこない。変なサブタイトル(日本の配給会社は「〇〇の真実」とか「悲しみの〇〇」とかつけたがりそう…)がないのは良いけど、現題のままでの方がシンプルで良かったんじゃないでしょうかね。

  • ガーディニア

    4.0

    NAKAM(仲間)とは

    いわゆる「知られざる史実」ものである。そりゃ、戦争という大きな出来事ですから、漁れば色々出てくるし、実際には小さな事件でも演出によって拡大することも出来る。 これが問題であって、本作も。歴史的にマクロで見れば、実際には戦争のどさくさに紛れた仇討ちもの。しかし結論を見れば、なるほど、埋もれた史実になるわな、な、出来事なのである。 なので、埋もれた史実を期待すると肩透かしを食らうので、ご注意を。 とはいえ、本作はちょっとしたロードムービーだと思って見ると少しは見違える。灰色で貧しく絶望的なロードムービーだが。ガリガリに痩せこけたユダヤ人の主人公のマックスは如何にも苦労が滲み出た顔で、鋭くも濁った眼光の先には復讐しかないのが分かる。ナチスから解放され、家族も失い、戦火の荒野を抜け、復讐の旅の果てに、NAKAMなるユダヤ人過激派の仲間を見つけ「プランA」なるドイツ人大量虐殺の復讐計画を知ることになるのだが。そんなものが実現されていたら歴史に疎い我々にも知る史実になるはず。つまりは実現されなかったのが途中で分かる杜撰な計画。仲間(NAKAMA)からプラン「A」を取り除くと、(NAKAM)と、意味を成さなくなるように、やがて同士はバラバラになっていく。 復讐の旅の果てに、頼りない仲間たちから一人の人間として、マックスは、復讐の本質、その先の道を見極めることになるのだが。 敵とは味方とは家族とは愛とは。ラストの、マックスのタイムリープにその答えはある。人種間の復讐などまるで意味をなさなくなるほどの答えが!

  • bakeneko

    5.0

    ネタバレ呼ばれて飛び出て…今度はユダヤ人か―死神

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • kko********

    4.0

    色々な意味で考えさせられる

    毎年言う事ですが、毎年この時期に第二次世界大戦モノで特にドイツに関連した話が必ず上映され、毎回ある意味楽しみにしてみています。 今回の本作品は、ユダヤ人側からのドイツ人に対してお話で、これも実話に基づくお話・・・・ 結論と言うか最初に言ってしまえば、どの作品を見ても、結局、戦争って悲劇しか生まないね・・・・ 本作品の冒頭にも、「貴方は、家族を失ったらどうしますか」的な感じ始まり、見ている私たちにも、本作品の内容の是非を問ているように感じます。 単に復習をすれば、それで済まされるのか・・・・それが当事者ではなくてもいいのか・・・・ それで自身は気が済むのか・・・・ あるシーンで、「新しい生活を始め、家族を作り、これまで以上にいい生活を作る事が復習なんだ」と言う台詞があり、自身に置き換える事もあり、大変に考えさせられました。 ユダヤの人達が起こそうと思った復習計画も、分かるのですが、別の見方をすれば、それはまた違うのかと思うし・・・ 大変に複雑な気持ちで本作品を見ていました。 ただ、本作品ですが、淡々と話が進んでいくので、派手なシーンもなければ、緊迫するシーンもなく、正直山も谷もないまま内容が進んでいくだけなので、ある意味、重厚と言う言葉だけが残るかな・・・ しかし、なぜ、あれだけユダヤの人を嫌うのか・・・・ 我々日本人には、理解し難いし・・・ヨーロッパの人って、誰がなに人なのかも分かりません・・・・ しかし、起きてしまった戦争のお話を単にほじくり返すのではなく、戦争を繰り返し起こさない・・・ なに人であろうと人の命は地球より重く、こうした映画をメッセージとして捉え、考えなくてはいけないと思う。 私も自身の生活の中で、「新しい生活を始め、家族を作り、これまで以上にいい生活を作る事が復習なんだ」これをある意味胸に刻み込み頑張って行こうと思う。

  • wxj********

    4.0

    ネタバレ怒りと憎しみの負の連鎖を断ち切るには

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • jap********

    4.0

    ネタバレ戦争は終われども、戦後は終わらない

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • ta7********

    5.0

    被害者は記憶し加害者は忘れる戦争も虐めも

    ストレートなナチスドイツに対する復讐談で未遂に終わったけれど史実に基づくとはまるで知りませんでした。冒頭とラストに問う「兄弟・両親・子供が何の罪もなく突然殺されたら、あなたはどうする?」と。  冒頭のシーンは過酷で強烈である。やっとナチス降伏で開放されたユダヤ人が故郷に帰ってきた、殆ど死神のようにやせ細った体で「私達を密告したのはあなたか?」と。対するドイツ人の答えが「終戦だからってのさばるんじゃねぇぞ」と暴行までする。さらに後になって彼の妻子の最後を知る女性が登場しその惨状を語る。「突然森に連れ出され、一列に並ばされ地面に大きな穴を掘らされ、片っ端から銃で殺され穴に倒れこみ、弾がなくなったらナイフで、それも疲れたら生きたまま穴へ埋められ、翌日も盛られた土が動いていた」と。  もう誰だって復讐の鬼になりましょう。で主人公は約束の地パレスチナ行きを翻し復讐地獄に一直線。NAKAMなる別組織から、NATO軍も入り交じり少々混乱もしてしまう、おまけにほとんど暗いシーンの連続でテーマとは別に手法に工夫が欲しかった。クレジットからして最初から英語作品として作られたでしょうが、少々違和感あり。  いよいよの段階で計画実行を阻止するグループも入り乱れ、だれが誰だか混迷を深めてしまうが、「復讐として大量殺戮を実行したところでこの悪の連鎖は止まらない、我々が平穏に生涯を全うすることこそが復讐に値する」と、まっとうな言葉が発せられ、未遂に終わる。ドイツの贖罪は日本の比ではなく、徹底している。本作の最後の最後にも忘れてはならぬ、歴史は繰り返すと。被害者はいつまでも記憶し、加害者は忘れピリオドをつけたがる。だから一旦加害したらもはや止まらぬ連鎖を引き起こす、だから一切の暴力・戦争そしていじめも無意味となってしまう。繰り返し繰り返しナチス映画は作られるのもそのためでしょう。

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