あらすじ・解説
1963年の沖縄では、人々が昔から親しんでいたサンマに輸入関税がかけられていた。しかし、琉球列島米国民政府の物品税法では、サンマは関税がかかる魚として指定されていなかった。魚卸業の玉城ウシさんは徴収された税金の還付を求め、「下里ラッパ」と呼ばれた下里恵良弁護士と共に琉球政府を相手に訴訟を起こす。
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予告編・動画
作品レビュー(2件)
- mai********
5.0点
これだけ書くと、もはや何が何だかわからない。 だけどとても重要な事。 アメリカ施政下の沖縄で不当な行政に対して戦った 一人の女性の事を取材したドキュメンタリーでしたが これこそ民主主義でしょう。 社会運動を何でもかんでも「アカ」みたいな表現で閉じ込めようとする 一部の人たちが作り出した風潮が今の日本にはあるように感じますが それ絶対にオカシイですからね。 命にかかわる問題。 生活にかかわる問題。 その事について為政者やその他の権力者に向けて声を挙げる事は まったくもって正しい事ですからね。 大衆魚として普及していたサンマの価格を不当に吊り上げられたなら… それにしてもアメリカはやることなす事本当に上手くいかないんだな。 その最初に沖縄施政があったんだろう。 未来予想図と目先の利益の天秤で、目先の利益を取ってしまうアメリカの 先見性のなさがウシさんやカメジローさんの戦いを呼び起こし 対ソ連でゲリラ支援を行ったらそれがアルカイダになる。 フセイン嫌いでイラク侵攻し、ISの台頭を許している。 新自由主義経済だと中国進出して中国経済に困ってる。 ウシさんや、あるいはカメジローさんのように 誠心や信義、真っ当さを大切にした日本であるべきなんだろうと 戦後沖縄の皆さんの戦いの歴史を観るたびに思います。 2021年9月18日シネマテークたかさきで鑑賞
- Yutaka11
5.0点
ネタバレ沖縄からエネルギーをもらえる。
このレビューにはネタバレが含まれています。
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