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ONODA 一万夜を越えて
2021年10月8日公開

ONODA 一万夜を越えて

ONODA/ONODA, 10 000 NUITS DANS LA JUNGLE/ONODA: 10,000 NIGHTS IN THE JUNGLE

1742021年10月8日公開

oce********

4.0

たった1人残された

太平洋戦争でフィリピンのルパング島で兵士として身を投じた小野田寛郎。 自決しないことを良しとする教えに従い、時間とともに減っていく兵士の中で、ただ1人となり、戦争が終わったことを告げられずに島に留まっていた。 これは実話であり、国からある意味見捨てられた兵士の話でもある。 自決しない教えは当時の日本兵としては正反対のことであり、だからこそ生きれたともいえるし、戦争が終わってないことを知らないことにも納得できる。 日本だけが制作国ではないが、特に現地の描写が非常にリアルであり、そこに息づく空気感。 現地の人間や、日本兵たちのやり取り。 これが邦画としてできないのは日本の問題だろう。 後日談として小野田寛郎は後にブラジルへと移住することになる。 まあ日本にいたら客寄せパンダとして扱われただろうから、この選択は理解できる。

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