上映中

ONODA 一万夜を越えて

ONODA/ONODA, 10 000 NUITS DANS LA JUNGLE/ONODA: 10,000 NIGHTS IN THE JUNGLE

1742021年10月8日公開
ONODA 一万夜を越えて
3.8

/ 285

27%
46%
16%
5%
6%
作品情報上映スケジュールレビュー

作品レビュー(72件)


  • oce********

    4.0

    たった1人残された

    太平洋戦争でフィリピンのルパング島で兵士として身を投じた小野田寛郎。 自決しないことを良しとする教えに従い、時間とともに減っていく兵士の中で、ただ1人となり、戦争が終わったことを告げられずに島に留まっていた。 これは実話であり、国からある意味見捨てられた兵士の話でもある。 自決しない教えは当時の日本兵としては正反対のことであり、だからこそ生きれたともいえるし、戦争が終わってないことを知らないことにも納得できる。 日本だけが制作国ではないが、特に現地の描写が非常にリアルであり、そこに息づく空気感。 現地の人間や、日本兵たちのやり取り。 これが邦画としてできないのは日本の問題だろう。 後日談として小野田寛郎は後にブラジルへと移住することになる。 まあ日本にいたら客寄せパンダとして扱われただろうから、この選択は理解できる。

  • mai********

    4.0

    命令の大切な部分を見失った男

    何としても生き残れという命令は確かに果たした。 だが、命令はこうも言っていたはず。 『自分で考えて判断せよ』と。 森に隠れて彼が何を成せたのだろうか? 何も成せてない。 米軍に攻撃を仕掛けたのか? してない。 米軍の補給路を混乱させたのか? してない。 米軍の様子を偵察し、報告をしたのか? してない。 ただ米軍が怖くて、森に隠れていただけ。 当時の教えがそうだったからという事だけで納得できるか? 投降した日本兵も数多くいたのだから。 そんな彼らは『自分で考えて判断した』のではないか? 中野学校の思想はあるとしても 自分で判断しろという事を放棄して、ただ逃げ回っていただけの男に 何の素晴らしさがあるのだろうか? もっと早く投降する事を判断していたら 同行していた仲間たちの命を救う事もできたはず。 彼らを犠牲にして、自分だけが生き残った。 『忘れない』と花を手向けて回っていたが それも自分が生き残ってこその事。 あのまま投降(姿を現す)することなく終えていたら 彼らの足跡ごと消えてしまっていた。 彼のやっていた事は無意味で無駄な事だったと結論するしかない。 自分で考える事を放棄して、ただ単に命令に従い続けた男の姿は ただ愚かだったとしか思えませんでした。 2021年12月12日前橋シネマハウスで鑑賞

  • wmd********

    3.0

    評価が難しい・。

    映画は映画だと思っているし、ドキュメンタリーでもないし、小野田さん自身がシナリオを書いたワケでもない・。 だから事実と違うのは仕方ないが、ちょっと違い過ぎたかな・。 それと個人的には少年時代ならともかく、青年になってからの話なんだから、全編 津田寛治さんが演じても良かったと思う。

  • hmf********

    3.0

    リスペクト失敗

    まず、ある軍の試験に落ちて、失意の底にあった小野田さんが中野学校に拾われたような表現の冒頭シーンがおかしい。小野田さん自身、自動車の運転や写真撮影ができて、語学力もあったから選ばれたんだ、と著書に書いておられるのだから、そういった長所をきちんと描いてあげてほしかった。飛行場襲撃のような派手な戦闘シーンを描いていないことは、外国人の観客に「日本兵は野蛮だ」という印象を与えないのでありがたかったが、小塚さんが漁師の銛で刺されて亡くなるシーンなど、フィリピンの人たちを野蛮に描いているから微妙な気分になった。小野田さんの周囲の方が戦死された状況を丁寧に描いているから、亡くなられた方(小野田さん自身を含む)に対するリスペクトの気持ちを監督さんは持たれているのだろうけど、肝心なところで映像表現優先の事実改変があって残念。 そして、小野田さんを描くなら、帰還してからのインタビューや事業経営について触れなければ、小野田さんが単に「兵士として強かった人」になってしまう。 ただし、映像表現は一級品。小野田役と小塚役の俳優さんは途中で交代しているが、本当に同一人物が年老いたようにしか見えなかった。 全体の流れも、もう3時間も経ったのかと思わせるよう緩みなく構成されていたし、音楽で感情を引っ張ろうとせず、BGM少な目にしていたこともよかった。 最後に蛇足ですが、僕が和歌山県人なので、父親の発言はやっぱり紀州弁にしてほしかったわ。

  • nn1********

    4.0

    一口寸評

    3時間近い長尺に恐れをなしてためらっていたが、やっと見ることができた。 反戦の思い、戦没者の鎮魂のために日本人が撮るべき素材を、前の戦争の敵国に作られてしまうとは残念なり。 原作も、今は日本に在住する当時28歳のフランス人が書いた著書(なんと75年に上梓)で、偶然が重なって映画化されたという。 74年、フィリピンのルバング島から、約30年ぶりに、日本兵の小野田寛郎さんが帰って来た時は本当に驚いた。 だが、いつから一人になり、どのように生活し、何故帰国するに至ったのかは初めて知った。 「君に死ぬ権利はない」、彼は陸軍中野学校の教官(イッセー尾形)に洗脳されていた。 日本人の生真面目な気質や、天皇制の存在が彼のような人間を生んだのだ。 欧米人で、こんなに長く戦地に留まった兵士の話は聞いたことがない。 青年期の小野田役遠藤雄弥はともかく、壮年期の彼を演じた津田寛治が激似だった。 映像はシャープながら174分はやはり冗長、もう少し簡潔にできたのではないか。 冒険好きの若者(仲野太賀)が島で小野田さんと会え、その後尽力していなければ、彼は今もまだ島に残っていたかもしれないのだ。 数々の偶然やその運命に絶句する。 内容の重さはともかく、映画そのものの評価は4.5★。

  • csr********

    3.0

    ネタバレ事実を変える必要あり?

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • Halkyun

    5.0

    無国籍

    MINAMATAを見たあとには「これは日本映画だな」と思いました。「ONODA」は無国籍映画ですね。どちらも21世紀的で良い映画で面白かったです。時代は少しずつ確実に進んでるのですねぇ。自分がジジイになっていることを思い知らせてくれました 現地人の衣装や日本軍の装備の時代考証がいい加減なのは予算の関係かな?そこだけ現実性からずれてて残念でした

  • kkk********

    2.0

    うすい!

    これだけの素材を薄くしてくれたもんだ と思った よく知られてるルバング島の生活よりも、日本に帰ってからのマスコミとのギャップ、苦悩を描くのかと思いきや… しかも現代の車輌やヘリコプターなど、そのへんも白けさせてくれたし、音楽も白々しい いつまでたっても日本の戦争映画の描き方が変わらない 小野田さんの闘い戦いをある程度知ってる人なら???のシーンもたくさんある またいつもの戦争は悲惨だ 映画を作るなと 小野田さんを讃えろ、日本軍人の凄さを讃えろ …しかし朝日絡みなら見にいかなかったのに よく調べて行くべきだった…

  • 池バス

    4.0

    見応えありあり

    思っていた内容と違ってた。 日本の監督でないので、真実に近い内容だったと思う。見応えアリアリでした。津田さんが小野田少尉さっくりでびっくり️

  • per********

    4.0

    誇り高き名草戸畔の子孫

    正直、観ているのが辛い作品でした。どんな反戦映画よりも戦争の悲惨さを訴えかけて来るようでした。作品の内容は一部史実を映画用に改変した部分がありますが、30年という時の経過を飽きさせずに上手くまとめてあると感じました。 ルバング島で潜伏中の小野田さんの行動にはその真偽を含め賛否あるようですが、個人的に小野田さんの真価はその後のブラジルでの牧場経営と、のべ2万人に上る子供たちの教育にあると思っています。 実は昔、小野田さんの自然塾に参加した事があります。中には辛くて泣いてしまう子もいましたが、小野田さんはその子を立たせて両腕をしっかりと掴み、自分は膝をついて下から目線で懸命に励ましていました。私達にとってはそんな普通に優しいおじさんでしたが、これほど過酷な体験をした人だとは当時は思いもよりませんでした。 小野田家には代々、名草戸畔(なぐさとべ・神武東征に徹底抗戦した紀伊地方の首長)の子孫であるという口伝が受け継がれて来たそうです。小野田さんの不撓不屈の精神は遺伝子のなせる業なのかも知れませんね。

  • ada********

    5.0

    ネタバレ終戦とは

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • おすむすだん

    2.0

    小野田さんて、

    フィリピン人を30人殺しているのですよね。陸軍中野学校出ですよね。監督はフランス人。当時も、この映画でも英雄視するのは、おかしい。もっと違う描き方ができたのではあったのではないか?なにか、いやなかんじがした。水木しげるの『コミック昭和史』を読んでいたら、小野田さんの後に出てきた台湾人アミ族の日本兵、中村輝夫さんのことが出ていた。映画にするなら、こちらだ。https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%AD%E6%9D%91%E8%BC%9D%E5%A4%AB_(%E8%BB%8D%E4%BA%BA)

  • さーたん

    5.0

    日本人には作れない映画かも

    先日のMINAMATAに続き、戦後日本の忘れてはならない歴史、事実を元にした映画です。 幼少のときの小野田さんが帰国したニュースは知ってましたが、こんな事実があったとは、全く知らず。勉強になりました。 遠藤雄弥さん、津田寛治さんはじめ、オーディションで選ばれたという俳優さんたちは、みなさんガチンコで、迫力ある演技を見せてくれて、3時間は決して長くは感じません。

  • smz********

    4.0

    3時間集中して楽しめた。良かったです。

    テーマの特殊性と上映時間の長さがネックかなと思いきや3時間があっという間でした。30年という気が遠くなるような月日が上手く表現されており、監督のセンスと力量を感じた。これは映画館で見るべきものだと思います。あまり宣伝されてないのが惜しい。

  • sou********

    4.0

    小野田さんの孫世代の感想を…

    劇場は、小野田さんの子供世代に埋め尽くされていた。高齢者注目の作品だと客席の様子でわかる。 数ヶ月前に、この状況の劇場だったら入場を躊躇するくらい密。 コロナの感染者数が極端に減り、高齢者が気軽に劇場に足を運べる状況になった事は素晴らしい。 だが、映画のテーマはお気軽感ゼロ。戦後、敗戦を知らずに何十年もフィリピンの山林に潜伏していた日本兵・小野田さんの物語だ。 僕の卒業アルバムには、僕の生まれた年から卒業までに起こった年表が刻まれていた。小野田さんの名前もそこに登場する。僕の世代がリアルに感じ取れる第二次世界大戦の数少ない記録。お気軽なんかある筈もない。 同時に、祖父が経験したフィリピンの戦場を知る人の物語でもある。祖父が奪われた青年の時間がそこにある。 生還した祖父がいなければ、僕はこの世に生を受けていない。人生の別れ道というか、血脈の別れ道を含有した森に生きた人…。生き残った人、命を失った者 人、そして潜伏し続けた人。 史実を元に着想を得た作品と言う…。パンフレットは売っていなかった。小野田さんの人生を知るには、もっと色んな文献や参考資料が必要で、僕が語るには、純粋に映画から得た感想だけになる。又、映画の情報だけが頼りの知識しかない。 共に劇場の時間を過ごした、小野田さんの子供世代とは情報量も感じた事も異なると思う。 小野田さんは、中野学校で特殊訓練を受けていたと言う。その訓練は、捕虜になるなら自決を促されていた風潮と逆行する、何がなんでも生き抜いて徹底抗戦するスキルだった。 なるほど、戦後にずっと潜伏していた理由に合点がいく。 一つの信念と任務を全うする精神性が生んだ出来事なのか…。 この物語を悲劇と位置づけし難いと感じた部分がある。僕の人生の価値と小野田さんの人生の価値では、比較するにはおこがましいくらいにペラペラに生きてきた僕だ。信念と与えられた目的の遂行にかけた人生を、僕みたいな男が簡単に悲劇と位置づけ出来ないと感じる。 ただ、状況として思うのは、人に教えを施す側の罪深さだ。 世界の歴史には、自ら手を汚さずに、下の者を洗脳するかのような教えで不幸をばら撒いた為政者は沢山いる。 小野田さんのパターンと同じだとは言えなくとも、教えに従い人生を狂わせた者は世界中に数え切れないほどいる。 この任務を全うすれば天国に行ける。そう信じて他人を巻き込む事案は今もある。彼らは教えを全うしたわけで、名誉すら感じたかもしれない。 ある意味、信じる心の持ち主達。 信じ過ぎる正義の暴走に、正義を疑う余地は無い。疑いは罪だとすれば尚のこと。 自決を選ばせる風潮や教えも恐ろしいが、小野田さんの与えられた任務も恐ろしい。任務を与える者にも上の組織や人間がいる。それぞれが信念の元に止まらないし、止まる事を許されない。そして、末端の犠牲は激しい。 そんな中、無事に生還出来た祖父を誇りに思う。また、小野田さんのような人々にも感謝したい。この国を守る気概を、人生の犠牲で実行された結果だと思うからだ。 生き残り戦後復興に尽力された国民の方々全てに感謝する。 その想いを胸にクライマックス。小野田さんの為だけにフィリピンの森に流れる玉音放送…。 隣の席の高齢者に、一瞬漏らした僕の嗚咽が聞こえたかもしれない。

  • らんらん

    4.0

    ネタバレ小野田さんの戦い

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • yam********

    2.0

    仏人監督の意図が成功したとは思えない

    「小野田寛郎の終わらない戦い」 「たった一人の30年戦争」 上記2冊を読み、小野田さんと発見者の鈴木君には以前から興味を持っていました。それぞれに日本の社会にフィットしない男二人がルバング島で出会い、年の差を越えた友情で結ばれ、その後二人とも数奇な運命をたどる話は壮大で複雑な物語です。 では本作はどうか。 ただ淡々とエピソードを紹介するだけで、登場人物達の内面に肉薄することはありません。サバイバル生活の工夫や苦労や細部にも深入りしません。表面的で浅い、のっぺりとした冗長な映画、それが正直な感想です。本の方が何倍も面白く感じました。 フランス人監督アラリさんの制作意図はなんなのか。 数本のインタビュー記事を読んでみましたが、よく分かりませんでした。 「いいおじさん」にしか見えないイッセー尾形はミスキャストではないでしょうか。あと、独特な音楽も画に合っているとは思えませんでした。 ※ 以下はインタビュー記事からの抜粋です。 【アラリ監督の言葉】 当初は冒険映画を撮りたいと考えて、スティーブンソンの『宝島』のような話を探していたんです。でも良い題材がないかと思っていたら、父が小野田さんの話をしてくれました。 日本人、太平洋戦争といった視点を抜きに、人間・小野田を感じてほしい。 小野田少尉は、たった一人になっても『まだ任務は終わっていない』という内なる声に従って生きた。国や時代を超えて、心に訴える人間性。それを描こうと決めた。 三十年間も潜伏できたのは、日本人だからではない。小野田だから。その特異性には誰もが感じる普遍性がある。 彼の中で何が起きていたか、どうしてこんなことが可能だったかと考えてみると、これは日本の昔ながらの「サムライ」とか「軍隊」にある精神性とか、何か大きな普遍的なものを感じたんです。 小野田さんの物語を描きたいということもあったけれど、その先にある国や文化を越えた物語、人間とは何か、人間性の根幹に関わる普遍的なものを描きたかった。 本来、命令に対しての誠実さとか、忠誠心とか、尽くす気持ちというのはポジティブな精神もとづく行動のはずです。しかし、任務とはいえ、それを果たすことで、小野田さんは殺人者や強奪者にもなってしまう。そういう小野田さんの気持ちは、「曖昧さ」に満ちていると感じました。 彼の人生は驚異的で、ほかの人にはほとんど実現不可能と言えるものでした。表向きにはシンプルな物語に見え、その裏には複雑さが横たわっています。彼は神話の形を本当に生きたような男性なのです。 場面を想像して、創作した。事実を描き写すのではなく、ドラマとしての演出だ。 ドキュメンタリーのように全てが史実に基づいているわけではないけれど、小野田さんに指先で触れるような形でこの映画を撮りたいと思った。 私にとってこの作品は、日本人に見てもらうことが重要なんだ。映画を見ている間、フランス人監督の作品だということを忘れてくれれば、こんなにうれしいことはない。 小野田さんは日本人にとって「誇りと恥」「賞賛と滑稽さ」など、相反する感情を同時に引き出す存在かもしれません。そうであるなら、文化的に一歩引いた私のような自由な立場の人間が語った方が良いと感じました。 【青年期の小野田を演じた遠藤雄弥の言葉】 カンボジアのカンポットという町に滞在したんですが、居心地のいいコーヒー屋さんを見つけて、休日は松浦さんたちと一緒にそこでリラックスしていました。当初は「野営を組んで休みの日もみんなでそこで暮らそうぜ」と意気込んでいましたが、撮影中も週休2日とされていたので「……これは違うな」と(笑)。休みはちゃんと休みました。 【壮年期の小野田を演じた津田寛治の言葉】 驚いたことに、この作品の現場ではスタッフもキャストも同じ温かい食事を一緒に食べるんです。なんと、撮影も週休2日制なんです!そして、撮影現場に子供や家族も連れてきていて、2週間ごとに家族を交えて撮影現場でパーティをしているんですよ。楽しいじゃないですか。 小野田さんは、「戦争」「皇国」というフィクションに人生を捧げ、棒に振りました。 帰国し毀誉褒貶にさらされた彼は、「身体的な体験や感覚を伴うことなく、頭の中だけでものを考え、わかったふりをする」、そういう戦後世代のわれわれのあり方を痛烈に批判しました。 リアルとフィクションの間で翻弄されたのが彼の前半生であり、われわれをリアルの側に引き戻したい、それが彼の戦後の生き方だったのではないでしょうか。 映画というフィクションで彼を捉えることができないのは、彼があらゆるフィクションを嫌っていたからです。 彼が戦争に行ったのも、戦争から帰ってこなかったのも、戦後日本を離れたのもすべて、彼を取り巻くフィクションに嫌気がさしていたからではなかったでしょうか。

  • zem********

    2.0

    欺瞞工作

    最後の帝国軍人、小野田さんのルバング島に着任から1974年に島を出るまでのことを映画にしています。 撮り方、音響は本当に素晴らしいです。映画館で観られるうちに観ておいた方がいいでしょう。 ただ、ダメなんです。これじゃ。 ・小野田さん、結構早いうちに敗戦を認知してましたよね。自分の頑迷さ、意固地で現地人に多大な迷惑をかけ、部下も死なせてしまいました。しかし、この映画では「向こうは武器を持っていた」「向こうから撃ってきた」とか、自己正当化に余念がなく、不必要に現地人を悪役にしちゃっているとこに納得できませんでした。武器持った軍人がゲリラやって民間人を襲っちゃってたわけですよ、ハーグ条約に反しているわけですよ。そこはしっかりやらんとダメでしょ。単純に皇軍の命令の犠牲者だったんだ、ではないのです。予備少尉とはいえ、士官なのです。話にならんのです。 島田、小塚は現地を守るために戦った警察との銃撃戦で死亡したのです。

  • rei********

    4.0

    キャストは皆良い

    キャストはオーディションで選ばれただけあって良かった。特に津田寛治。若い頃の小野田さんからの移行に違和感無し。ラストシーンの、帰還する軍用機に乗った小野田さんが島を見下ろす顔がすごい。小野田さん本人もきっとあんな表情してたんだろうな。 この映画のために10キロ減量したそうだ。(元々細い俳優さんなのでどんだけ?と、ビビりました) 観客は年齢層高いだろうなとは思っていたがやはり60代以上ばかり。 途中で出て行くお年寄りが4,5人程いた。それらの席を立った老人を見ておトイレかな(上映時間長いので)と思ったが違った。誰も戻って来なかった。 思っていた内容と違ったのだろうか?それとも辛くて観ていられなかったのだろうか?理由を聞いてみたい。 こういう映画は若年層にも是非観てほしい。 それにしても、なぜ日本で製作されないのだろうか。でも日本人が作ったら英雄扱いするか逆に卑屈な内容になりそうだ。 外国人監督が淡々と撮ったことに意味があるのかもしれない。 が、セット撮影の箇所はハッキリ言ってちゃちいし映像的に残念なのが所々有り。 それでも役者達の熱演で充分補っている。

  • bat********

    4.0

    ネタバレ人間の愚かさと不幸を鮮明に描き出した作品

    このレビューにはネタバレが含まれています。
1 ページ/4 ページ中