2021年8月27日公開

沈黙のレジスタンス ユダヤ孤児を救った芸術家

RESISTANCE

1202021年8月27日公開
沈黙のレジスタンス ユダヤ孤児を救った芸術家
4.3

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作品情報上映スケジュールレビュー

作品レビュー(21件)


  • ken********

    5.0

    命を生かす戦い

    パントマイム師がユダヤ人孤児を逃す。 ナチ側の上官の非情さがきつくて、恐怖感がありました 逃げていく部分に緊張感があった。 復讐よりたくさんの同胞の命を生かす思いが素晴らしい

  • oce********

    4.0

    パントマイム

    マルセル・マンジェルは世界一のパントマイム師。 マイケル・ジャクソンがムーンウォークのため真似たことでも有名だが、そんな彼は若いころナチスの迫害に遭っていた。 そこで教えていた子供たちを救うためスイスへの脱出を計画するが、多くの困難が待ち受けている。 パントマイムの芸だけでなく、人道的にも優れていた人間。 こういう人物がまだ映画化されていないことが逆に不思議なくらいドラマチックな人生だ。 子供たちに教えたことが生きてくる逃亡の旅。 ナチスの容赦ない拷問と残虐。 ジェシー・アイゼンバーグのにやけ顔が生きる役でもある。 ラストの白塗りのパントマイムも戦争の哀愁を浮かび上がらせる出来であった。

  • pin********

    5.0

    ハラハラさせられるけど、いい映画でした。

    マルセル・マルソーのフランスでのレジスタンス運動を描いたもの。 マルセル・マルソーといえばパントマイムの第一人者だということは知っていたのですが、こんな形でナチスに対するレジスタンスをしていたとは知りませんでした。(この映画のレビューのほとんどがこうした分から始まってますね。) もちろん、「事実を基にした」というのであって、これがすべて事実というわけではないのでしょうが、それにしてもナチに対して命を懸けてレジスタンスをしていたということは、マルセル・マルソーの単なるパントマイムの才能以上の、人間に対する熱い信念を感じさせてくれます。 そうした意味で、この映画の中でもっともすぐれた部分は、フランスでレジスタンスたちを追い詰める、ナチの親衛隊員バルビーの描き方だと思いました。 マルセルらの逃亡の中で、娘を想う優しい父親の面を見せたところ、そう、冷酷残忍な男にも、よき父親として一面があることを描くことで、逆に彼らがおこなった行為の非人間性をあぶりだしているかのようでした。 この部分の描き方にもう少し力を入れてほしかったように思いました。 レジスタンスを追い詰めるためのナチの残虐さ、逃亡劇のハラハラさが強すぎ、エンタメ性が強くなってしまったのは、一般受けはするのでしょうが、作品の本質がわかりにくくなってしまったような気もします。 マルセル・マルソーを演じていた役者さん、どっかで見た顔だなと思ったら、先日の『ゾンビランド』のさえないお兄ちゃんじゃないですか。 ジェシー・アイゼンバーグ、いいですね、この役者さん。 でも、かなり力を入れたであろう、パントマイムがいまいち面白くなかったのは残念。 映画としては、もっと、パントマイムを生かしてほしかったようにも思いました。 それにしても、こういう形でもう一度、マルセル・マルソーが脚光を浴びるというのはいいことだと思いました。

  • mai********

    5.0

    聞いた事があるようなないような…

    そんな程度でしかなかったマルセル・マルソーさんの戦時中のエピソード。 まさかの壮絶なエピソード。 でも過酷な時代の中で、自分の演技ひとつで子供たちにひと時の笑顔を生み出していた事が、辛い時代の中での小さな救いだったように思いました。 ひと時の笑顔すら覆い尽くしてしまう様な時代。 それでも笑顔が未来への希望になり その笑顔がマルソーさん自身の希望にもなっていたはず。 笑顔の相乗効果。 暗い時代に自身の体験を持って実感したからこそ 子供たちを救う活動が続けられたのだろうし 周囲にも安心感と勇気を与える事もできただろう。 ほっと一息つくことで子供たちを救う使命の重圧を軽くしただろう。 その中で自身の芸を磨くこともできたのではないだろうか? 廃墟のステージで兵士たちに見せるパントマイム。 あれほど空しいステージはないのかもしれない。 平和が訪れた事を歓迎すべき瞬間なのに それを心から喜べるようなステージだったのだろうか? マルソーさんにとってはきっと子供たち相手のパントマイムこそが 至上の喜びの瞬間だったのではないかと思えてならなかった。 2021年11月6日シネマテークたかさきで鑑賞

  • vvb********

    4.0

    沈黙の抵抗

    マルセル・マルソーに、こんな過去があったとは知りませんでした。 彼のレジスタンスは、いま、届いているのかな?

  • ter********

    5.0

    今年の観るべき映画のひとつ

    マルセル・マルソー自身はもちろん知っていたが、彼のレジスタンス活動は知らなかった。しかも命懸けの活動は半端では無く、暗殺や破壊活動より子供の命の救済という、より困難で崇高な活動は、人々の記憶に留められるべきであろう。なぜあれほど彼のパントマイムが感動を呼んだのか、今改めて理解することができるだろう。演出も緊張感のあるシーンをしっかり描き、メリハリのあるものとなっている。すぐに武力や軍事力を拡大したがる政治家こそ観るべき作品。

  • Multiverse

    5.0

    文部科学省特別選定

    途中、睡魔に襲われたが、ドイツと同様に日本もイメージの悪い国だ。 主人公は、フランス人だけど、その生き様を知ることが、映画の魅力でもあるね。 やはり、寿命という時間内にどう生きるかが、問われている。

  • yun********

    4.0

    心臓バクバク

    マルセル・マルソーにこんな歴史があるとは。ただのパントマイムの方かと思っていました。 みんな英語を話しているのに違和感。同日先に『MINAMATA』を鑑賞して、嘘くさい日本の描写に違和感を感じてしまったのも相まって、いつもならスルーするんだけれど。モヤモヤ。 それにしてもユダヤ人迫害の作品を見るのには覚悟が必要!と改めて思った。 ゼロダークサーティーやアルゴと同じくらい心臓がバクバクしましたぜ。ええ。

  • sou********

    4.0

    また、あの時代の勇気の行動が明かされる!

    自分が不勉強なのは承知しているので、パンフレットを買わなきゃね。そう思いながら鑑賞した。 映画が監督達の心意気なら、パンフレットの紙質にも心意気を感じた。 語られなかったマルセル・マルソーの物語を伝えたい人々の想いが詰まった作品だと思う。 正直、知らなかったパフォーマーの話で、当時のフランスの歴史の流れも詳しく把握出来る僕ではなかった。 それでも、マルソーの人物像をもっと知りたいと思わせる映画だったし、時代背景も知りたかった。 必然、パンフレットが手元にある。 なんでも映画の内容は、マルセル・マルソー自身が語ってこなかった話らしく、彼の従兄弟による話から追跡していって紡いだ脚本だと言う。 マルソーはレジスタンス活動をしていたらしい…その程度の話しか知られていなかったところに、一つ一つ証言を発見していくと、ユダヤ人の子供達100人を越えてスイスへ逃した事がわかった。 その危険を顧みない救出に至るまでの行動が、映画の題材となっている。 パンフレットには、マルソーに師事した日本人の方の寄稿がある。映画に描かれるようなマルソーじゃなく、戦後パフォーマーとして名声を得た人物像としての紹介記事だ。 パントマイムの教師として、同時にパフォーマーとしての人物像が紹介されている。優しさとユーモアと芸術への情熱を持つ人物だと伝わる文章だった。 そんな芸術家が一時はレジスタンスに加わり、後に子供達の救出へ活動を転換していったのか…? パンフレット片手に思い出す場面場面の記憶が、より重たくも熱を帯びてくる。 パンフレットでは、WW2におけるフランスの年表もあり、更に物語の把握に役立った。 フランス革命のあった国だ。WW2でのレジスタンス参加の人数を知れば、この映画を観ながら、フランス人の気質や人権に対する土壌が少しは感じ取れたのかもなぁ…とも思える。 同時に、著名なマルソーだからこそ、歴史の闇から浮かび上がった勇気ある物語だとも言える。彼の起こした愛ある物語同様に、まだ見ぬ名もなき勇気ある人々の活動も何処かに隠れているかもしれない。 ラストの舞台。マルソーの「ピップの兵士」と言う演目の一部だそうだ。青年ピップが、平穏な日々から戦場に駆り出され、恋人や戦友と死に別れる話。 語り継ぐ代わりに、沈黙の無声パントマイムで人々に戦争を伝え続けたそうだ。 鑑賞を終えて、映画の物悲しさ以上に、多くの子供達を救い、多くのお弟子さんを残した、戦後にあるマルソーの事実で救われる気持ちになれた。 憎しみ以上の愛を残されたのでは?そう思えるんだよね。

  • ara********

    5.0

    辛い歴史、伝えないといけない歴史

    ナチスに、親を殺されたユダヤ人の子供、123人を、守り、安全な場所に逃した、パントマイム アーティストの物語。  戦争ものは、やはり、ツライけど、特に、アンネの日記から、ナチスとユダヤ人の話は、辛い以上に、怖くて、避けちゃうんだけど、でも、これは、観てよかったなあ。 ナチスのユダヤ人の残虐な殺し方含め、ユダヤ人が、気の毒すぎます。 ただ、最後のパントマイムは、わからなかったなあ。

  • cha********

    4.0

    数え切れない悲しみを超えたパントマイム

    マルセル・マルソーを主人公にした映画、というので、「ライフ・イズ・ビューティフル」のようなコメディ・タッチの作品を期待して、映画館に入った。実際、子供たちをパントマイムで手なずけるあたりまでは、そんな雰囲気だった。 ところが、中盤からどんどんシリアスな展開になり、愛する人たちが殺され、いわゆる「カタルシス」からはほど遠い、重い感慨が残った。 最後にマルソーが演じるパント・マイムで、彼の眼に涙が浮かぶが、彼のコミカルな演技は、数え切れない悲しみを超えたところにあったのだ。 音楽(モーツアルトのピアノ協奏曲 No. 21等)も秀逸で、前述の期待とは異なったものの、それなりに良い作品であった。

  • kum********

    5.0

    悲しく辛い歴史

    映画で隠された史実を初めて知ることも多い。ユダヤ人迫害の恐ろしい歴史の陰で成された偉業を数々の映画によって私は学びます。 例えば「シンドラーのリスト」「ニコラス・ウィストンと669人の子どもたち」「ディファイアンス」「杉浦千畝」「ソハの地下水道」。。。そしてこの作品。同じ人間がこんな恐ろしいことするなんて信じられないし信じたくない。でも事実。。。 そして危険を顧みず弱い人々を助けだした人がいてくれた事も事実。。。 私は1959年生まれ。私の生まれるほんの10数年前の事実だということに愕然としてしまいます。 本作品の主人公は始めからそんな志があったわけではない。小さな恋心がきっかけだったのだが、レジスタンスに参加し、結果、数千人のユダヤ人孤児を救う事となります。。辛い場面もあるが彼のパントマイムで周囲の人の笑顔を引き出す。それを見て私たち観客もほっとします。 また、知らなかった史実を映画で教えてもらえました。あのままだったら途絶えてしまったかもしれない命が彼等の偉業で救われ、家族をもち、子孫を増やし今は平和に暮らしている事を心から願います。 ただ・・・未熟な私には最後の場面の彼のパントマイムは何を意味していたのかわからなかった。 余談ではありますが、孤児の中でお姉さん的な存在のエルスベート。ゲームオブスローンズで幼き領主として存在感を示していたベラ・ラムジーは、ここでもとても良い演技をしています。先行き楽しみな女優さんです。

  • jap********

    4.0

    笑顔の奥のにあるもの

    戦争は何もかも奪う。恐怖や支配勝てるものは 笑いと希望なのだと思った。 切なくて暖かい映画でした、監督さんや子役の大半が迫害を生き延びた方々の子孫だと知りよりグッときました。 映画的な面白さであの頃の異常性を学べるので絶対観た方がよいです。

  • mot********

    4.0

    勇気

    人類の勇気ある戦いのひとつ。レジスタンスの真実が描かれた。生きのびる、それしかない。今だってそれは、なんら変わらない。

  • Rinkey

    4.0

    事実を忘れてはいけない

    過去にこんな残虐非道な事実があったこと、今の平和が数々の犠牲の上にあることを決して忘れてはいけないと思う。マルセルの「子孫を救う」という言葉に心を打たれます。

  • ryo********

    4.0

    ネタバレ思ったよりもハラハラ…

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • Dr.Hawk

    4.0

    ネタバレ沈黙の芸術の先に、語り継がれる哲学がある

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • wxj********

    5.0

    ネタバレ生きて命を繋くことこそ真の抵抗

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • habibtajjeb

    5.0

    ネタバレ子供達の強さ。

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • fpd********

    4.0

    込められたメッセージ

    子どもたちを逃がそうとするそれぞれの場面では、ハラハラドキドキの連続で、こちらまでもが息が詰まりそうになりました。酷すぎる残酷な行為に対する”復讐”とはどんなことなのか。どうすることが一番の”復讐”になるのか、映画に込められたメッセージが心に沁みてきます。考えさせられる映画です。

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