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沈黙のレジスタンス ユダヤ孤児を救った芸術家
2021年8月27日公開

沈黙のレジスタンス ユダヤ孤児を救った芸術家

RESISTANCE

1202021年8月27日公開

mai********

5.0

聞いた事があるようなないような…

そんな程度でしかなかったマルセル・マルソーさんの戦時中のエピソード。 まさかの壮絶なエピソード。 でも過酷な時代の中で、自分の演技ひとつで子供たちにひと時の笑顔を生み出していた事が、辛い時代の中での小さな救いだったように思いました。 ひと時の笑顔すら覆い尽くしてしまう様な時代。 それでも笑顔が未来への希望になり その笑顔がマルソーさん自身の希望にもなっていたはず。 笑顔の相乗効果。 暗い時代に自身の体験を持って実感したからこそ 子供たちを救う活動が続けられたのだろうし 周囲にも安心感と勇気を与える事もできただろう。 ほっと一息つくことで子供たちを救う使命の重圧を軽くしただろう。 その中で自身の芸を磨くこともできたのではないだろうか? 廃墟のステージで兵士たちに見せるパントマイム。 あれほど空しいステージはないのかもしれない。 平和が訪れた事を歓迎すべき瞬間なのに それを心から喜べるようなステージだったのだろうか? マルソーさんにとってはきっと子供たち相手のパントマイムこそが 至上の喜びの瞬間だったのではないかと思えてならなかった。 2021年11月6日シネマテークたかさきで鑑賞

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