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流浪の月
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流浪の月

1502022年5月13日公開

バロパロメメ

2.0

俳優さん達の熱演に免じて

この監督の主だった作品は観てきた。「フラガール」「悪人」「怒り」。世間の評価は高いが、いつも釈然としないものを抱えて映画館を出る。 そこで今回の作品。また皆さんの評判が良い。予告編を観て、観たいとの気を起こされた。 観た。またしても釈然としないままエンドロールを見つめた。 読んでいないが、原作の方が良いらしい。原作には明確にあるテーマが、映画ではファジーに描かれているとか。では、何故、何のためにわざわざ映画化しなければならんのだ⁉︎ 一見、深刻で、重く、深く描いているようで、実は底の浅い描き方。 せめて、もっとテンポ良く演出、編集してもバチが当たらんだろう?という箇所が随所に。そして、あそこで柄本明氏をキャスティングした意味は何だったのだ? ここでも「世間」はステレオタイプの悪者だ。「社会弱者に憐れみを!」か?そんな話、うんざりするほど観てきたぜ。 簡単に「良い映画だよなぁ」と思っちゃう人が多い事に愕然とする。だから、コミック原作もの、短命悲劇もの、学園ラブコメものが量産されていく。 俳優さん達に罪はない。 広瀬すずさんは、この監督の「悪人」でもレイプされていた。敢えて汚れ役をやる事が俳優としての評価を上げるわけではなかろうに。もうこの監督とは組まない方が良いのでは? 「今度こそは!」と期待して観ただけに落胆幅大だった。

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