あらすじ・解説
2018年、ストックホルム。当時15歳のグレタ・トゥーンベリさんは気候変動に関して政府に抗議するために「学校ストライキ」を行い、世界中の若者たちの共感を集めた。そして「国連気候行動サミット2019」でスピーチを披露。さらに、世界の要人たちとも議論を重ねていく。彼女は世界中からの注目により重圧を感じていたが、そんな彼女を支えていたのは家族だった。
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予告編・動画
作品レビュー(12件)
- cp6********
1.0点
今度は映画で一儲けかよ!
- hanamogator
5.0点
グレタさん、天才スピーカーだと思う。 ①気候変動なんとかしたい ②大人なにやってんだ
- mai********
5.0点
重い責任を背負わされているように感じているという言葉もあるように 環境問題のアイコンに祭り上げてしまっている大人たちが駄目なんだろう。 女性や子供であるというだけで祭りあげられてしまう。 マララさんもそうでしたけど もっと大人の側が何かを考えるべきでは?行動するべきでは? 大量生産&大量消費の社会に慣れ過ぎてしまったのかもしれない。 だから簡単には離れられない。 それを隠すために、グレタさんを祭り上げているのかもしれない。 彼女が勉強した環境問題の基礎は アカデミー賞を受賞した真鍋淑郎教授の基礎研究がベースになっている。 もし彼女が言っている事を『フェイク』だというなら それはノーベル賞もフェイクという事に繋がる。 悲しいかな、重圧を感じている彼女を もう少しアイコンのままで置いておくしかないのが現状。 願わくは経済に囚われた政治家たちが少しでも少なくなるように。 政治と経済とが結びつき過ぎているから、今の世になっている。 グレタさんの声は、もう少し大きくなる必要があるんだろう。 そうすれば未来を変える事が出来るかもしれない。 2021年12月18日シネマテークたかさきで鑑賞
- jaz********
4.0点
今、世界で最も重要な問題は、地球環境の悪化についてだろう。 それを、早いうちから指摘し続けていた人物は、地球にとって最重要人物ということになる。 何とその人物は、15歳の少女だったのである。 そのような人物に密着したドキュメンタリーに価値がないわけがない。 その当人の名前は、グレタ・トゥーンベリ。まだ誰からも注目されていなかった彼女の最初の行動、ストックホルムの国会議事堂前にたった一人で座り込みするシーンが撮影されている。これは驚くべきことである。 一人で起こした行動が多くの若者の共感を呼び、2万人以上のストライキを誘発する様は圧巻である。 例えば、いい歳をした私が何か思い立ってストをやったとして、これほどの影響を及ぼすことなど全く考えられない。人数的には、せいぜい10人ぐらいだろうか? いかにその行動が核心をつき、若者の心を捉えたか、ということである。 一方、家庭内ではアスペルガー症候群の娘であり、父親も対応に苦労する様も描かれる。より彼女の実像を知ることができ、親近感も湧く。 俳優だというが、つきっきりの父親も大変だろう。 ビリー・アイリッシュのドキュメンタリーでは家族それぞれの素顔を映していたが、本作では家族団欒の様子などは映されない。攻撃されやすいこともあり、プライバシーへの配慮があるのだろう。 2019年、ニューヨーク国連本部で開かれる気候行動サミットに参加するため、彼女はイギリスのプリマスからニューヨークまでヨットで移動する。 ここが本作のハイライトと言ってもいい。大しけに見舞われた時の船内の大変な状況が映される。その中で16歳の彼女がプレッシャーに抗しきれず号泣するのも無理もないと思えたが、よくぞこのシーンを撮れたものだ。 彼女が飛行機を使わず、ヨットで移動するのは、周囲の人たちに影響を与えたい、緊急事態に直面していると言う明確なメッセージを送りたいという気持ちからである。確かに、この時点ですでに世界の有名人になっているわけだから、ヨットでの移動は世界に大きなインパクトをもたらしたであろう。 アスペルガー症候群の人は、特定分野へ強いこだわりを示す。彼女の場合、それが環境問題だったわけだ。 彼女は、こう言っている。 「アスペルガーは病気ではなく、1つの才能。もし私がアスペルガーでなかったら、そんな風に世界を『外側から』見れなかったでしょう。」 「私のようなアスペルガーの人間にとっては、ほとんど全てのことが白黒どちらかなのです。私にとって地球温暖化は白か黒かの問題です。生き残りの問題となれば、グレーな部分はありません。」 「アスペルガーであることは私の誇りです。」 アスペルガーであるグレタさんの、ストに端を発した様々な提言や行動によって、すでに世界各国の環境政策は影響を受けているのではないか? 世界は、その影響力を認めている。だからノーベル平和賞の候補に3年連続挙げられているのであろう。 彼女は現在18歳。グラスゴーで行われたCOP26でもデモに参加し、各国のリーダーたちを批判して元気なところを見せているが、実生活では脅迫が過激になってきて、何軒かのアパートを行き来する暮らしになっているという。 まるで父親のようだが、安全にこれからの人生を送ってほしいと切に願うものである。
- まんぼう
3.0点
環境活動家のグレタ・トゥーンベリさんを追ったドキュメンタリーっぽい作品です。 ドキュメンタリーっぽいと書いたのはかなりの部分でグレタさん上げの宣伝ぽい部分が見受けられるので。 作品の中で改めてグレタさんが環境問題を訴えて1人でストライキを始めた所から見直していくと確かに彼女は良く勉強しているし温暖化への思いも理解出来ると思いました。 しかし、彼女に乗っかって騒ぐ同年代のバカ者とか明らかに自分のイメージアップ又は金儲けに利用しているであろう大人達にはうんざりします。 そして例のヨット旅については語るまでも無くただの茶番です。 まるで冒険家を映すかのような映像にはチョット悪意も感じる。 グレタさんの活動は決して批判するつもりはないけどやっぱりやり方を考えるべきなんだろうなと再確認出来た。
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