あらすじ・解説
休暇で訪れていたギリシャで、凄惨(せいさん)な自動車事故に巻き込まれたアメリカ人旅行者のベケット(ジョン・デヴィッド・ワシントン)。やがて彼は、自身が政治的陰謀の渦中にあり、身の危険が迫っていることを知ってアメリカ大使館に助けを求めようとする。政治的騒乱のもと、警察と当局の追跡を必死にかわしながら大使館を目指すベケットだが、さらに陰謀の奥深くへとはまり込んでいく。
シネマトゥデイ(外部リンク)
作品レビュー(12件)
- テンメル
4.0点
えらく評価の低い作品です。大して映画の中身を見てない人が下げてるみたいですね。 なぜアテネから出たのか、ホテルを変える必要があったのか、行き先があそこになったのか、あの道だったのか、居眠りしてしまったのか、もう一度あの家に戻ったのか、活動家たちに会えたのか。 事故までの恋人との会話が全てです。 内容が分からないからといって評価を下げる人は、自ら「私はエセ映画好きです」と言っているようなものです。 十分楽しめました。ダレるところもなく、周りが全部敵に見えるみたいなハラハラ感もありますし。派手さがないので好みが分かれると思います。 以下、若干ネタバレ 「神託」という日本人には馴染みのない題材のストーリーです。ベケットは自分でも気づかないうちに、ただ逃げるだけだった弱い自分を乗り越えます。彼女が亡くなったのは可哀想でしたが、全ては運命だったのです。彼を助ける運命。
- yap********
3.0点
個人的にはかなら楽しめた作品。なぜみんなの評価が低いのか?段々防御と逃げで生き延びたベケットだが、最後の方は陰謀に立ち向かい敵だらけの中で攻撃に向かう。助けを乞うてもみな敵の手中で常に終われ続けるはめにしかも大した理由もなく。オススメ作品
- mas********
2.0点
恋人の存在意義ゼロよねこの映画。普通に陰謀に巻き込まれる形で良かったのでは。 あと変に政治色絡めるなら最後まで貫いて欲しかったね。甥っ子の誘拐理由が下らな過ぎて観た時間損したわ。 主役ジョン・デヴィッド・ワシントンの無駄遣いだし彼も出る映画選んだ方がいいよ
- eig********
4.0点
映画全体としての演出がやや弱い感じ、美しいギリシャの風景もそれを引きたてるような映像感は出してなく、坂本龍一さんの音楽もタイトルではカッコよいものの、映画の中では特別に際立つ感じはなく...そんなあたりが、観る方によっては評価を下げているのでしょうか。 ただ、個人的には、アクシデント後のストーリー展開は、ハラハラ、ドキドキが続き、最後まで飽きずに十分に楽しめました。黒幕はいったい何者か?政治的な活動がどう関係しているのか?などと想像力を掻き立てられますが、それよりも最愛の人を自分の不注意で失い、気持ちがどん底に陥った状態で、わけもわからず襲われ続け、ただただ逃げるという境遇の主人公の心理をよく描いていると思います。ラストシーンで、ボロボロの身体になりながらも捨て身で戦い、何かが吹っ切れたのかどうかはわかりませんが、ようやく終わったんだという気持ちはよく表現されていたと思います。 ただ、なぜ作品タイトルが「ベケット」という主人公の名前なんでしょうね。
- うらのゆうと
4.0点
予想以上に内容や伏線を理解されていない為低く評価されている映画。 netflixの字幕の雑さやそもそものセリフに含みを持たせているせいで内容を理解するのに苦労しているかもしれないが間違いなくストーリーはのラインはしっかりしている。 しかし、アクションシーンや演出にツッコミどころが散見されそこだけが玉に瑕か。
スタッフ・キャスト
人名を選択するとYahoo!検索に移動します。