あらすじ・解説
第2次世界大戦が終わり、アメリカ人の退役軍人ジェリー・マリガン(ロバート・フェアチャイルド)は、フランス・パリで画家になることを夢見ていた。ある日、彼は若く美しいダンサーのリズ(リアン・コープ)と運命的な出会いを果たす。
シネマトゥデイ(外部リンク)
作品レビュー(5件)
- koi********
4.0点
松竹が「松竹ブロードウェイシネマ」という会社を立ち上げてブロードウェイの本場のミュージカルの映画化に取り組んでいるのを初めて知りました。歌舞伎の映画化だけでは限界があると読んだのでしょうね。意義ある展開なので頑張って下さい。 本作は、とにかく豪華な映画でDominion Theatreで直接見ているようでたっぷり本場のミュージカルを堪能しました。一週間の限定上映、3000円の料金、こちらも豪華でしたね。観客席内のライティングや音響を調整する一画にカメラを据えているのでしょう「H列15番席」で観ているような感じでした。当り前だけどみんなダンスが凄い!当たり前だけどみんな歌が凄い!ロバートもリァーンも本物のバレエダンサーでありミュージカルのプロだもんね。特筆すべきは、舞台美術というか大道具というか、それぞれのパーツの美術的完成度が高く、そのパーツを一つ一つ「鑑賞」するだけでも楽しかったし、場面変化に合わせてそれを片付け、次のパーツを運び込みそれを所定の位置にセッティングしていく様も見せるべきパフォーマンスになっているのにも驚嘆しました。3000円はちょっと高いけど次の公開作品が楽しみになりました。
- csx********
5.0点
映画に3,000円は高いかなと思いましたが、その価値あります。2018年のウエストエンド公演のムービーです。第二次世界大戦直後のパリで、一人の女性に三人の男性が恋に落ちる物語。華やかで優雅なダンスと物語に引き込まれました。リズ役の女優さんがとても美しかったです。衣装の美しさにもうっとりしました。夢のような時間でした。
- ham********
5.0点
このご時世、本場のミュージカルをステージシネマで見れるのは、本当に嬉しい! 映画とは全く内容違いユーモアや弾けるような明るさは余りないです。 しかしともかくバレリーナが総出演してるのでダンスが上手い!まろやかで流れるように動き所作も美しい。 背の高さやスタイルも皆が整っていて凸凹感がありません。 歌声もとても素晴らしい。バレエとミュージカルを2つ観た気分になれました。 また、舞台美術も感動しました。 バレエ好きの方も楽しめるバレエ三昧の舞台です。
- wxj********
5.0点
このレビューにはネタバレが含まれています。 - 柚子
3.0点
映画版とは、別物であるが、これはこれで、けっこう感動した 第二次世界大戦後まもないフランス… ヒロインを巡って、三人の男性の恋の鞘当てゲームといった感じ それぞれに抱えるトラウマに対峙しながら、必死に今を生きようとする姿に涙し、それぞれがお互いを思いやり、人生を見つめ直して行く様に、感動した 所謂ところのミュージカルミュージカルした場面が少なく、盛り上がる場面も少ない 自分の好みとしては、ジーン・ケリーとレスリー・キャロンの映画版の方が好き 出演者一人一人のレベルは高く、素晴らしい舞台ではあった あんなちゃちなタップダンスは、心底がっかり(^_^;)
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