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コンフィデンスマンJP 英雄編
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コンフィデンスマンJP 英雄編

1272022年1月14日公開

yto********

4.0

ジェシーとスタアの代役は不要である。

古沢良太の脳みそは、重層構造になっているのだろうかと思える脚本であった。  今回は、世界遺産の島、マルタを舞台に丁々発止が繰り広げられる。  長澤まさみのダー子はエネルギー全開だ。ボクちゃん(東出昌大)は純情な詐欺師役で、浮気と離婚のダーティーなイメージを一掃した感がある。リチャード(小日向文世)は、かなりくたびれてきたが、飄々とした演技は健在である。今回は、江口洋介が演じる赤星がキーマンだ。  ロケはどうしたのか?コロナ禍では、マルタでロケできたとは思えない。CG合成と和歌山のポルトヨーロッパあたりのロケが精いっぱいだろう。  インターポールの捜査官役の瀬戸康史は、一皮むけた感じの活躍であった。山本美月の内助の功があるからかな。冷静であり喜怒哀楽が激しい役どころを上手く表現していたと思う。  ジェシーとスタアへのオマージュが、素晴らしくよい。代役を立てるのではなく、あのような演出でさりげなく登場させるのが、二人に対する真の哀悼だと思った。  謎解き後は、いつもの学芸会であったがこれもまた楽しい。ダー子のウサギの被り物、とても可愛かったなあ。

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