2022年1月14日公開

フタリノセカイ

PG12832022年1月14日公開
フタリノセカイ
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作品情報上映スケジュールレビュー

あらすじ・解説

出会った瞬間に運命を感じた、トランスジェンダーの真也(坂東龍汰)とユイ(片山友希)。激しく惹(ひ)かれ合う中で、結婚して家庭を作りたいと願う二人だったが、恋人が性的マイノリティーであることでユイは葛藤を抱き、さらにさまざまな問題が降り掛かってくる。一度は別れたものの、再び出会ったことでお互いがかけがえのない存在だと再認識する真也とユイ。今度こそ一緒に人生を歩んでいこうと決意した彼らは、ある決断をする。

シネマトゥデイ(外部リンク)

予告編・動画

作品レビュー(8件)

切ない21.7%泣ける17.4%ロマンチック17.4%悲しい8.7%絶望的8.7%

  • mur********

    4.0

    ネタバレラストが受ける!

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • bee********

    4.0

    家族になるということ

    真也がユイに向かって「何が見える?」と語りかけると、ユイは未来に思いを馳せます。人は家族の最小単位=2というスタートラインから、それぞれの理想とする家庭を作っていこうとします。ところがどっこいジェンダーギャップ映画。2人が別れてしまうのは、“物理的制約”で理想にたどり着けないと感じてしまったからで、そして2人が元に戻るのは、それ以上に「この人と家族になる」ことへの欲求に気付いたからだと思います。映画的にも現実的にも、シュンペイというジョーカー的存在がこうしたカップルの救世主になるんだというサプライズに思わず膝を打ち、とても良い後味で見終えました。世の中子供がいない夫婦もたくさんいますが、もちろん皆さんお幸せでいらっしゃると思います。

  • fpd********

    3.0

    いろいろな生き方がある

    最近は、LGBTQ+をテーマにした映画が多く、その切り口はさまざまですが、生きづらさや苦悩、葛藤が描かれて、心が揺さぶられます。主人公役の坂東龍汰さんとユイ役片山友希さんは、とても好演されていました。一方で、今作品は、トランスジェンダー男性を男性が演じているので、映像にうつる”からだ”の違和感はやはりぬぐいきれず(例えば、男性そのもののごつごつした手)、リアルに迫ってこなかったのは残念。また、10年の年月の流れがあるはずなのに、2~3カ月にしか感じられず、エピソードも説明が省略されていて、深く入ってこずじまい。多くの方がコメントされているように、選んだ選択肢は、人それぞれとはいえ、微妙。そんな中、一番印象に残ったのは、カフェで三人が話す場面。友人俊平役を演じた松永拓野さんの演技と涙が秀逸で、よかったです。

  • dar********

    4.0

    新しい視点

    最近はLGBTQの映画が多いですよね。 その映画も、ゲイ、身体は男性、心は女性かと思っていたら、違った。 そうか、そりゃ逆パターンもあるよね。 この辺りが色々な性が出てくるのでちょっと混乱。 女性が演じた方が良かったのでは、、、と思いつつ。最後は納得。 監督もマイノリティとの事。 いちばんリアリティがあるのかも。 良い意味で、気持ち悪さのようなものがなく、あっさり爽やかな感じ。 映画としても薄味というか、演出不足のような感じもあります。もっと心の描画が多いと感動できるかも。 どうしても気になったのは、ユイがお義母さんに怒鳴るところ。あの時のお義母さんの気持ちを思うと切ない。お義母さんも自分の子供がマイノリティでいろいろと悩んでいただろうに。何も考えてないように見えて辛い。 最後の方は、主人公たちの選択が、、、 その選択肢もあるよね。と思いつつ、なんとも微妙。

  • mai********

    5.0

    当たり前は当たり前じゃない事を知る

    結と真也は再会したいと願っていたわけじゃないだろうけど 結局は『好き』という気持ち一つで一緒に居る事を選択する。 その後の、ラストシーンに至る一つの決断もまた二人で考え抜いての決断。 きっと範囲外にいる私も 周囲にいる人たちも 愛し合う二人にとっても 『普通であること』という大きな障壁が、二人の仲を引き裂いてしまうんだろう。 無知であることによる言葉のナイフ 気遣うばかりで特別扱いになってしまう そして社会にある普通の思考 『男と女であることは当たり前』 『愛する二人が結婚するのは当たり前』 『愛する二人の間に子供ができるのは当たり前』 この意識に、どれだけ苦しめられている人がいるんだろう? 目に見えず、思いを吐露してもらえず、吐露されても理解されず 鬱屈してしまう気持ちがある日突然はじけてしまう。 二人が別れたのはそういう気持ちだったのかもしれない。 真也の母親に対して結が怒りをぶちまけたシーン。 あれは結の方が思い悩んでいたからなんだろうと感じた。 母親の方が真也と付き合いは長いんだし、理解してないわけない事を 結が見えなくなっていたからこその怒りだったと感じた。 俊平ちゃんが抱え込んでた孤独を知ることで… 別れていたそれぞれの時間を経験することで… 二人にとっての幸せは何なのかを見つめ直せたんじゃないだろうか。 ラストシーンに結がいない事もまた二人が求める幸せには必要なんだと思った。 男になりたいと願い続けた真也が 子供を育めない体の結との間で子供を欲するには 男になりたいという願いを脇に置くしかなく それは結には見せられない光景であったのだろう。 幸せの為に選択した行為。 産みの苦しみを二人で背負うための選択だったと感じた。 それも全ては過ごしてきた時間と 想い合う時間と別れていた時間で得た成長なんだろう。 子供が欲しいという事だけは二人どうしても捨てられない思いだけれど 男でいなければならない 女でいなければならない 結婚しなければならない いろんなしがらみから解放されて 少しは笑顔でいられる時間が増えたんじゃないかな。 二人ありのまま。一緒に居る事が幸せ。 周りにいる人たちと笑顔でいられることが幸せ。 その輪が、知らぬうちに少しずつ大きくなっていって 当たり前が変わっていく………ようになるはず。 作品の中の二人が、ここかしこにいる世の中。 それが普通になるまでにはいくつもの障壁があるだろうけれど 少しずつ変わっていっているはずで その当たり前のバージョンアップが、1本の映画によって果たされるかもしれない。 映画にはそういう可能性があると思うし、この作品はきっかけを与えてくれる力があると思う。 末尾に。 全国各地で開催される映画祭や 全国各地にあるミニシアターが こうやって新しい映画監督を生み出していく素敵さ。 監督がバイトをしていたミニシアターで作品を観る感慨深さは 何とも言えないものがありました。 2022年1月22日シネマテークたかさきで鑑賞

スタッフ・キャスト

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基本情報


タイトル
フタリノセカイ

上映時間

製作国
日本

製作年度

公開日