2021年11月19日公開

茲山魚譜 チャサンオボ

THE BOOK OF FISH

1262021年11月19日公開
茲山魚譜 チャサンオボ
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作品情報上映スケジュールレビュー

あらすじ・解説

キリスト教が弾圧されていた19世紀初頭の朝鮮で、熱心な信徒である学者チョン・ヤクチョン(ソル・ギョング)は最果ての島に流罪となる。豊かな海と自然に恵まれた島で海の生物の魅力に目覚めた彼は、庶民のための海洋学書を著したいと考え始める。そして島で最も海の生物に詳しい若き漁師チャンデ(ピョン・ヨハン)と出会い、二人は友情を築いていく。

シネマトゥデイ(外部リンク)

本編配信

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予告編・動画

作品レビュー(8件)

切ない14.3%知的11.9%泣ける9.5%悲しい7.1%かっこいい7.1%

  • yos********

    4.0

    クオリティが高い

    韓流のクオリティの高さのわかる作品であった。 展開は王道で韓流としてはよくあるパターンではあるが 全編白黒で時代を感じさせる撮り方に じっくりと見応えのある作りになっている。 今の環境をより良くするには学びと交流が必要である。 良く聞き、良く学びとはよく言うが 何時の時代もそうだなと思った。 ただ、どの時代であっても ある程度の権力を手にするのは簡単ではない。 またたとえ欲する権力手にしたとしても 自分の思うような社会にするには容易ではない。 上流階級の腐敗は一人力では もはやどうすることもできない。 そんな虚しさみたいなものを感じた。 とにかく出演者が豪華で 映画やドラマでよく見る役者揃いであり それだけでも観る価値のある作品である。

  • mai********

    5.0

    多くの人の為に行うのが政治ならば…

    政治は自分の欲の為に行うものではない。 チャンデの立身出世はそれそのものが自分の欲。 その先に世の為人の為という思いがあったとしても 集団の中では清廉ではいられない。 その辛さを感じるたびに思っただろう。 田舎の漁村でチョンと共に魚について談義した自由な日々を。 魚の書物を作る事の意味を理解できなかった彼も 朝廷での日々の中できっとわかったのではないだろうか? 人の為に行う政治がここにある、と。 多くの漁師が、漁村の人々が、魚を知ることで より多くの人に対して日々の糧をより多く供給することが出来る。 その為の教本。 チョンとチャンデの間にもっと政治についての話し合いが行われていたら… チョンがなぜ流罪となったのか、その理由を話していたら… 天主教だけが理由ではない事をチョンが話せていたら… 不正がまかり通る政治の場の、その現実を話せていたら… 茲山魚譜は2人で仕上げるべき書物だった。 2人の師弟愛 2人の友情の証なのだから。 あのラストはとても切なかった……… 2022年1月4日シネマテークたかさきで鑑賞

  • nn1********

    4.0

    一口寸評

    佳作『金子文子と朴烈』(17)の監督と、『ペパーミント・キャンディー』(99)などの名優ソル・ギョングが手を組んだ、両者の集大成の如き作品。 19世紀初め、朝鮮王朝はキリスト教と、それにまつわる西洋思想を弾圧した。 両班(官僚)ながら信者だった3兄弟のうち、長兄は処刑、天才学者の次男と三男は島流しになる。 次男のチョン・ヤクチョン(ソル・ギョング)は、流刑地である島の海洋生物に惹かれ、漁師で博学の青年チャンデ(ピョン・ヨハン)と師弟関係を結び、魚譜の作成に勤しむ。 実は父親が両班である秀才のチャンデは、平民から科挙に挑み登用されるが…。 ヤクチョンの魚譜は、筆を用い漢字で著す気の遠くなるような作業。 ただし図絵は無し、この辺が魚介図鑑と言えぬところだが、後世の人々には大いに役立ったようだ。 神経の行き届いた演出に加え、鄙びた小島の情緒あふれる風景を活かしたモノクロ映像が目に焼きついた。 朱子学(儒教)恐るべしとはいうものの、キリシタンや西洋思想を排斥したために、朝鮮は、そして日本もまた、文明が遅れたのだ。 評価は4.5★。

  • oly********

    5.0

    ベスト3

    年末に今年のベスト3がきた。お馴染みの俳優さんたちがまたまたいい仕事をしていて嬉しい。観終わって1週間、思い出すと幸せになる。いい映画の証拠だ。

  • mat********

    5.0

    クロサワ級の秀作

    評判のモノクロ作品を観てきた。 いやあ、もうすごかった。 エロもグロもアクションも残酷シーンもない。 韓国を代表する監督であるイ・ジュニクによる美しい映像。主役のヤクチョンを演じるソル・ギョングやその妻カゴを演じるイ・ジョンウン(「パラサイト」の家政婦さんです)ら、名優による名演。優しいシーンの連続。 博学なヤクチョンと若い漁師である昌大の間には知的問答が次々に展開され、観ているものの知的好奇心が刺激される。 そして全編を通して音楽がいい。 モノクロの映像を観ているとクロサワ映画の「赤ひげ」を思い出す。 バカップル映画に支配された今の日本映画界はこういう作品を撮れない。撮ろうともしない。 でも韓国映画は秀作を連発する。 その差は開くばかりだ。

スタッフ・キャスト

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基本情報


タイトル
茲山魚譜 チャサンオボ

原題
THE BOOK OF FISH

上映時間

製作国
韓国

製作年度

公開日

ジャンル