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オペラ座/血の喝采

オペラ座/血の喝采

TERROR AT THE OPERA/OPERA

95

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1.0

考えたら負け

Dアルジェントというと一部では「イタリアンホラーの帝王」とか言われて持ち上げられているようだが私的には過大評価としか思えず、エドウッドと同じカテゴリーに入るキテレツな監督というイメージ。 それでも初期の頃の「サスペリア」や「サスペリア2」なんかは評価はともかく独特の雰囲気は嫌いではないのだが、さすがにこれはちょっとねえ。  アルジェントの作品に論理性や整合性を求めても仕方ないと重々承知しつつもさすがに酷すぎ。 登場人物の行動が一々不自然で「なんでそうなるの??」の連続で。 2度も目の前で殺人を目撃しつつ警察に行こうともしないヒロインや、殺人の事情聴取を立ち話で終わらせる刑事、脈絡もなく突然通風孔から現れてヒロインを助ける少女、とどれもこれもヘンな奴ばかり。 初期の作品には感じられた独特の味でもあった、妙な間や意味不明なカットの挿入も編集がヘタなのか演出が悪いのか、間延びしていてシュールなコントでも見ているみたい。 あと今回改めて気付いたのはこの人の作品、音楽によって相当底上げされてるなと。 やはりゴブリンが担当していないとダメなのだ。

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