あらすじ・解説
毎年たくさんの白鳥がシベリアから越冬のために飛来する富山県。2018年の春、翼が折れて北に帰れなくなった一羽の白鳥が同地に取り残されてしまう。一方、白鳥たちを撮影し続けてきた澤江弘一さんは、「生き延びて仲間と再会してほしい」という思いから傷ついた白鳥を世話し始める。しかし、これまで富山の夏を乗り越えた野生の白鳥は確認されていなかった。
シネマトゥデイ(外部リンク)
予告編・動画
作品レビュー(5件)
- mai********
4.0点
ここまで親身に 全てを投げうって白鳥に尽くせるものなのか ケガをした白鳥に対してだけじゃなく 飛来してくれる全ての白鳥に対する優しさ 思いが届くわけではないけれど その命を削ってまで献身できる心根の優しさに ただただ敬服するばかり。 無私の心の尊さを画面いっぱいに伝えてくれる凄いドキュメンタリー作品。 2022年3月12日シネマテークたかさきで鑑賞
- ich********
5.0点
ずっと続いてます。浮き世離れしているようで、現実をしっかり生きているおじさん。恐らく飛べなくなった白鳥も現実を受け入れて、自分なりに毎日を一生懸命生きている。物で溢れた今の世の中、考えさせられます、
- nao********
5.0点
世知辛い世の中。おじさんの優しさ、ひたむきさ、人柄にだんだん引き込まれていきました。単にドキュメンタリー映画ではなく、生きる意味を感じさてくれる作品。 ラストシーン、ひゅーい君のエンディングテーマも秀逸で感動しました。
- ホープ健
5.0点
ネタバレ世の中を幸せにする狂気
このレビューにはネタバレが含まれています。 - Idz
5.0点
翼が折れ、故郷に帰れなくなった白鳥。 最愛のパートナーも残ることは許されない。 白鳥には確実に感情がある。 一人ぼっちになった白鳥と富山の美しくも厳しい大自然。 白鳥は持てる全ての力を振り絞って鳴く。 澤江さんは白鳥のかわりに涙を流す。 きっと毎日のように涙を流してるのだろう。 しかし、白鳥は生きることを諦めたわけではない。 優しさ、哀しさ、健気さ、厳しさ・・・ 白鳥の意志があるとしか思えない瞳が印象的だ。
スタッフ・キャスト
人名を選択するとYahoo!検索に移動します。