あらすじ・解説
ロデオ界の元スターのマイク・ミロ(クリント・イーストウッド)は、落馬事故をきっかけに家族とも別れ、今は競走馬の種付けの仕事をしながら一人で暮らしている。ある日、彼は元雇用主にメキシコにいる息子のラフォ(エドゥアルド・ミネット)を誘拐するよう頼まれ、単身メキシコに向かう。マイクは少年ラフォと出会い、二人でテキサスを目指すが、その道のりは困難なものだった。
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作品レビュー(188件)
- yab********
4.0点
「人は自分をマッチョに見せたがる力を誇示するために まるですべての答えを知ってる気になるが老いと共に無知な自分を知る 気づいた時は手遅れなんだ」 クリント・イーストウッド演じる元ロデオスターの言葉が心に染みる。 自分が信じる道を突き進んだけど、でもねえ、という境地。 いつもの正義感と固定観念に凝り固まった彼ではない。 メキシコに行った友人の息子に、マッチョが人間の強さではない、と悟ったかのように語りかける。 親の愛を知らない少年と家族を失った老人。この喪失感を抱えたふたりが、アメリカとメキシコの国境近くの何にもない土地で共感していく姿に、心がなごむ。 90歳を超えて、なおも一皮むけていく彼に、ただただ恐れ入る。
- cca********
4.0点
このレビューにはネタバレが含まれています。 - サト
3.0点
女性視点が皆無の男性のファンタジーとして楽しめた。 所謂昔の映画って感じ。 女は90歳超えの主人公に一目惚れ、食事をほどこし、去る時は追わず、黙って待つ。 男が戻れば受け入れダンスを踊る。 んなわけあるか!と突っ込みつつ山田洋次作品の様にひっかかる点もほぼなく、つらつらと見続けていられたのは絶対的な映画の上手さ。 野生の馬が飼い慣らされていくシーンはこれまでの贖罪と人間関係の溶解、そして新たな構築に希望を感じさせた。 想像ではセリフでガキの成長を促すのかと思っていたが、イーストウッドが見せたのはまさに背中だったし、顔の皺が素晴らしい教訓そのものでした。
- jaz********
5.0点
ロディ(ローハイド)の時代からずっと見続けて60数年、マカロニウェスタンからダーティーハリーから数十本の監督作品までも、その積み重ねが画面の中にいく層にも観てとれる。
- デイデイー
3.0点
内容は盛り上がりもなく普通ですが、91歳のクリント・イーストウッドを味える作品。 馬とカウボーイハットが、よく似合います。 立ち姿や歩き方、声は年齢を感じますが、老いを隠さず、生涯映画を撮り続ける、その生きざまは本当にカッコイイ!
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