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鬼が笑う

PG121242022年6月17日公開
鬼が笑う
3.4

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作品情報上映スケジュールレビュー

作品レビュー(6件)


  • tsu********

    3.0

    ネタバレ暗い映像は好き

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • rxg********

    3.0

    正常と異常は裏返し

    登場人物の中で、行動の因果関係が最も正常で合理的な主人公が、彼を取り巻く小社会では非難を受け、排除されるべき存在となる逆説。どう見たって、あの中で最もまともなのは石川なのに、この世の出来事は彼をまるで遠心分離機にかけたかの如く日常の関係性において彼を異分子とするように運んでいく。人生を棒に振ってまで守ったはずの母と妹との血と暮らしの繋がりだけが彼の生きるよすがであるにもかかわらず、まるで銀蝿を払うかのように接触を忌み嫌われる絶望の果て。取り扱うものそのもののような、ゴミ捨て場としか形容できない廃棄物処理施設の職場環境のなかで、まるで汚泥の海で見つけた四つ葉のクローバーのような出稼ぎ中国人劉サンとの善なる友情も、クソッタレなエピソードでたちまち破滅的な結末を迎える。  まさしく神も仏もない彼の境遇に、自分のささやかな平凡を恩寵と捉える感想をもてたなら貴方は幸福だけど、陰鬱な2時間に料金を払ったことを後悔するかもしれません。でも、もしや実は正常な石川を取り巻くその他大勢のひとりが自分なのではないかと気付いてしまった貴方は、料金を払った甲斐があったと言うものです。  惜しむらくは、仲睦まじかった妹がなぜあそこまで石川を拒むのかが描かれないので、そこがちょっと物足りない、、、

  • ken********

    5.0

    正義を貫くのは難しい。

    母と妹を守るため、父を殺した主人公が働く工場での差別的な世界。 守るためにしたことに対して、後に待ち受ける人生はつらい。 外国人労働者への差別を含めて社会的弱者には正義が貫けない。 心にグサッとくる映画ですね。 過去の贖罪なんて忘れて、好き勝手に生きるのが正解なのか。

  • mac********

    5.0

    見る人を選ぶが見る価値あり

    製作費は相当低いだろうが、しっかり作っていると思います。 評価も低いので全然期待せずに暇つぶしで見たのですが、どんどん引き込まれました。見る人の視点によって感じることは違うと思いますが、いろんな視点があって良いのではないでしょうか。見た人自身が満足すればそれが一番。制作側も万人向けと思っては作ってないでしょう。 しかし上映館が少なすぎる。全国で上映館は6館しかない。 悲しいことだが商売としてではなく、文化としての映画は廃れるばかりなのかな。

  • tat********

    4.0

    鬼は誰だ

    自己犠牲精神で家族を守った筈が社会は受け入れてくれない矛盾を抱えて生きている一馬。DV、差別等観ていて辛いシーンも多いが、それを是としない正義感その中で生まれる信頼関係、友情が救いとなる。しかし、その結末は弱者に厳しい。 鬼とは誰か?そして一馬の取った最後の行動の是非は? 社会の断片に切り込んだ秀作。 追記:海外の映画祭ではサムライムービーと評されているとの事。納得の迫力でした。

  • 三茶 れな

    2.0

    同時代を生きる監督の作品を観るということとは

    三野監督、主演の半田修平さん、NPO法人Adovo松岡柊吾さんの舞台挨拶付き試写会にて鑑賞 「社会的弱者」という言葉には 何となく抵抗があるが、かつて犯罪を犯してしまった人・技能実習生の方々の(多分)現状を描いた作品。 ですが、表現の仕方が令和的ではない。カメラワークのせいなのか照明か音の表現なのか素人なので分からないが、 昭和の映画を観ているよう。 ラストの落としどころもちょっと。。。 現状は暗いのかもしれません。 嘘っぽくみんな幸せにならなくてもいいのですが、全体の画面の色のトーンかな? 特にラストの一連は令和的な画面を作ってほしかったです。 主演の半田さんは良かったです。 また、舞台挨拶に登壇された松岡さんは高校生とは思えないしっかりした話し方で「技能実習生をヘルプする高校生の活動」を初めて知ることが出来て興味深かったです。

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