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ハウス・オブ・グッチ
2022年1月14日公開

ハウス・オブ・グッチ

HOUSE OF GUCCI

PG121592022年1月14日公開

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5.0

ブランドと名優たちがもたらす特別な時間

特にファッションに詳しいわけでもないですが、これだけアカデミー賞に絡む名優たちが顔を揃えているとなると、映画好きとしてはやはり気になる╭( ・ㅂ・)و ̑̑ということで見てきました。 実話を元にした話ということですが、話自体は金持ち周辺では割とあるであろうゲスな内ゲバのそれ。 そんな話が濃厚な三時間弱のドラマになるのは、グッチというブランドと、演じている名優たちの存在感のおかげだなと感じました。 レディー・ガガ演じるパトリツィア・レッジャーニにフォーカスされすぎなかったのが良かったなと。アル・パチーノとジャレット・レトーの演じるアルドとパウロの運命の行き着く先に、この作品がグッチ家の物語であることを感じることができます。おそらく、マウリツィオが殺されるまでの過程に時間を割いていたら、こんな映画にならなかったんじゃないかな。 実在の人物たちの中には本作に納得していない人もいるようですが、お家騒動故深入りしているような感じもなく、むしろそれがいい方に作用していたと感じます。うまいこと上澄みを掬い取って映画に落とし込んでいました。なので、あくまでエンタメと割り切ってゲスな話を楽しむのが吉。アカデミー賞は脚色賞あたりに絡んでくると予想(`・∀・´) 長尺で、激しい銃撃戦があるわけでもなく、淡々と進む映画でありながら、すごく見応えがあってそれでいて余韻がしんどくない不思議な感覚。 当時の車やファッション性の高い家具なんかも見られて、そういったディテールへのこだわりも満足度高し。 グッチという華麗なランウェイで、名優たちの作り出す光と影を堪能できる妙作です。 特にファッションに詳しくなくても楽しめると思います。 観賞後にグッチ一族の関連人物やトム・フォードといった名前をネットで検索したくなったら大勝利╭( ・ㅂ・)و ̑̑ アクション系の大作以外で、劇場で見てよかったと思えた久々の作品かも。星5つ。

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