上映中

マイスモールランド

1142022年5月6日公開
マイスモールランド
4.2

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46%
34%
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2%
作品情報上映スケジュールレビュー

あらすじ・解説

幼いころに家族と共に来日し、日本で育った17歳のクルド人・サーリャ(嵐莉菜)は、埼玉の高校に通っている。数年前に母を亡くし、父のマズルム(アラシ・カーフィザデー)、妹のアーリン(リリ・カーフィザデー)、弟のロビン(リオン・カーフィザデー)と暮らす彼女の夢は小学校の先生になること。サーリャは大学進学の資金を貯めるため、父に黙って始めたアルバイト先で、東京の高校に通う聡太(奥平大兼)と出会う。

シネマトゥデイ(外部リンク)

予告編・動画

作品レビュー(51件)

切ない21.9%悲しい15.9%泣ける14.6%絶望的13.2%勇敢7.3%

  • gte********

    4.0

    ヒロインが美し過ぎて

    クルド人問題を昔ちょっと調べたりしたことがあって、関心を持って観ました。映画の最後ではあくまでフィクションだと断っているものの、モデルになった家族は存在します。当時、メディアでも大きく扱われました。  大筋は事実と付合しますし、それ以上に具体的で生々しい家族の生活が描かれ、否が応でも観ている私たちの胸を打ちます。高校生の少女には余りに過酷な運命です。  それにしても主人公のクルド人を演じた嵐さんが余りに美しくて。正直なところ、絵画か彫刻のような芸術作品でも見ているようで見惚れてしまいました。反省。

  • sbc********

    5.0

    観てほしい

    近くのシネコンでは上映が無く50分程遠出して鑑賞してまいりました。是枝監督の意志を引き継ぐ作品です。 上映館が少ないので多くの方に観てほしい。

  • kod********

    5.0

    キネマ旬報の今年のベストテンに入っても良い映画だ。

    まだ5月で早いけど、現時点でキネマ旬報の今年のベストテンに入れても良い作品だと思う。前期には必ず入るな。年間ではどうなるなわからないけど。MOVIX川口で見たけど、実際に映画館の近くの川口市や蕨市にたくさんクルドの人がいて生活しているとのこと、埼玉県から他県に出ては駄目なんて、まさにあの映画だな。ウクライナ人は移動自由なのに、同じ避難民なのにおかしいな。どうなっているんだろう?この映画は、ノンフィクション、ドキュメンタリーに近いよな。NHKがBSでやったのも、うなずけるな。とにかく作品としては良かったです。

  • ooi********

    5.0

    彼女が一体何をした?

    埼玉県在住のクルド人一家に突如下った難民申請不認可の通達。日本での在留資格を失うことを意味するこの決定により、その日から県外への外出も就労も禁じられた(「仮放免」と呼ばれる、収監されない代わりにあらゆる公的サービスを受けられない生殺しのような措置)一家の受難。 小中高と日本の学校に通い、大学進学も目指している長女サーリャの視線を通して、日本という国の不寛容さと排他性を浮き彫りにしながら、この国の住民として普通に生きていこうとしているだけの彼女たちの差し迫った日常を描いた本作。 一家を支えつつ、自分の夢に向かって努力を続けていたサーリャ。そんな彼女に特段の悪意を持った日本人は1人も登場しない。そこにいるのは1%の理解者と、99%の悪気なく彼女たちの居心地を悪くする老若男女。 これが長編映画デビューとなる川和田監督は、この問題を題材にしながらも、家族と共に日本に身を寄せるクルド人高校生サーリャの身に起こった日常として描き切ることで、社会問題を扱った作品以前に人間ドラマとして成立させている。 同じ境遇の同胞としか付き合えない父親とは異なる、子供たちのこの国での生活。サーリャは仲良しのクラスメートと過ごし、クルド人と地域住民の仲介役を果たし、亡き母の代わりに弟妹の世話もしながらバイトで学費を稼ぐ日々。劇中で親友が吐く「私も色々あるんだよ」という一言の軽さが、観客にも跳ね返る。 これが映画初出演となる、サーリャを演じた嵐莉菜ちゃんの存在感が本作の世界観を支えている。彼女が淡い恋心を抱く、真っ直ぐで偏見のない聡太(奥平大兼)との交流が、救いようのないお話の中で一服の清涼剤のように効いてもいる。ありがちなエピソードの積み重ねを、そう感じさせない鮮度を保つ演出とカメラワークで魅せる。 全てが八方塞がりの中で、父が下す決断と娘の覚悟。 監督も出演者も、海外にもルーツを持つ人たちだからなのか。クライマックスの父と娘のやりとりが胸に迫る。そしてラストショットが物語る彼女の決意。サーリャに明るい明日が訪れる事を願わずにはいられない。 戦火を逃れたウクライナの人々を受け入れると表明する一方で、長年にわたり進展しないこの問題。外ヅラと内ヅラを使い分けているかのような国の姿勢に嫌気が差す。 日本の難民認定者数が少ない問題について改めてネットで調べてみると、目にするのは感情的な論調の支援弁護士の主張と、心の籠らない国側のお役所答弁ばかり。説明不足で統一感のない数字は情報の誠実さを毀損し、この問題に後ろ向きな国の姿勢を糾弾する事例も論理性と説得力に欠ける。UNHCRのサイトですら、どこか親身になっていない気がするのは私だけ? この映画を観終わった後だと余計にじれったさを感じてしまった。

  • mrt********

    4.0

    ドラマとしても面白い

    厳密には、これはドキュメンタリーではなく、取材に基づく物語の再構築、つまりフィクションなのですが、 実際にこのようなことは十分に起こりえる、すなわち過度な脚色はしていないと、私は理解しました。 私は、新宿ピカデリーで日曜の夜に鑑賞してきました。公開から2週間半ほど経つのに、すごい観客の入りですね。新宿ピカデリーの5番スクリーンは、調べたら157席あるようですが、その半分くらいは埋まっていました。この人気はどこから来るのか…。 マイスモールランド。まさに高校3年生の女の子の小さな世界が、ビザの失効によって危うい状況に追い込まれます。 クルド人難民の話は、たまにニュース等で聞きますが、その実態はほとんど知られていないですよね。そして、日本の難民受け入れ人数が先進国の中で極端に少ない事実も、あまりクローズアップされることはありません。 映画の記事を読んで知ったのですが、この物語の主人公、お父さん、妹、弟は、実際にも家族なのだそうです。4人とも別々にオーディションを受け、たまたまみんな採用されたのだとか。そんなことあるんですね。 話の本筋とは関係ありませんが、主人公役の嵐莉菜さんは、実際に埼玉県出身なのだそうです。

スタッフ・キャスト

人名を選択するとYahoo!検索に移動します。


嵐莉菜チョーラク・サーリャ
奥平大兼崎山聡太
藤井隆太田武
池脇千鶴崎山のり子
平泉成山中誠
アラシ・カーフィザデーチョーラク・マズルム
リリ・カーフィザデーチョーラク・アーリン
リオン・カーフィザデーチョーラク・ロビン
韓英恵小向悠子
板橋駿谷原英夫
新谷ゆづみ西森まなみ

基本情報


タイトル
マイスモールランド

上映時間

製作国
日本

製作年度

公開日

ジャンル