あらすじ・解説
2020年の函館。自宅警備員を自称し、洋館に暮らす45歳の独身ニート・古川稔(大沢真一郎)。引きこもり生活に平穏を得ていた彼だったが、母・のぶ子を亡くし、洋館の持ち主である伯父の香川(流山児祥)から1か月以内に出て行くように言われる。慌てる稔の前に、100年前から洋館に住み着き、ひそかに家事を手伝っていた家事妖精・絹(木竜麻生)が現れる。絹から洋館を買い取って守れと迫られて仕事を探していた稔は、ある公園で妖精が見えるという少年・冨和星一郎(田之下雅徳)と出会う。
シネマトゥデイ(外部リンク)
予告編・動画
作品レビュー(2件)
- 本棚の出品
4.0点
☆3つ半。おまけで4つ。 nhkのラジオドラマみたいな作品。私はこういう清潔でリラックスして見られるで映画が一番好きだ。主人公は失業して社会に帰れなくなり自殺未遂をするが、なんとかそこから生還する。函館の異国情緒のある広い道路が心地いい。主演の大沢真一郎さんとヒロインの木竜麻生さんが良かった。特に木竜さんのツンとした佇まいが現実感のない妖精の雰囲気にぴったりで素晴らしかった。妖精の絹を作り出せたことがファンタジーをキチンと成立させられた要因である。絹の造形に失敗すると、本作は辛い話にしかならない。 もうちょっと見たかったけど、映画はすぐ公開が終わってしまうんだよね。こればっかりはしょうがない。 ☆三つ半と書いたけど、そのくらいの☆の映画が等身大の自分の感覚と合うのです。その意味では100点。歴史的傑作とか超大作とか大ヒットロングランとかどうでもいい。自分の人生にとって必要な作品が欲しいわけ。この映画は僕の人生の栄養になる陽だまりのような作品。見られて良かった。
- iva********
5.0点
何事にも諦めた心が 自分を信じ第一歩を踏み出す勇気に繋がる コミカルさと切なさと 最後にふわっ優しい気持ちにさせてくれる作品でした️
スタッフ・キャスト
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