METライブビューイング2021-22/ヴェルディ《ドン・カルロス》
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作品情報上映スケジュールレビュー

あらすじ・解説

16世紀のスペイン。ドン・カルロス王子は、フランスの王女エリザベートと婚約していた。フォンテンブローの森で出会った二人は恋に落ちるが、エリザベートは新たな講和条約により父王フィリップ2世に嫁ぎ、カルロス王子は奈落に突き落とされる。王子は親友のロドリーグの勧めで、新教徒が迫害を受けているフランドルの統治を希望するが、そのことが父王への反乱とみなされてしまう。

シネマトゥデイ(外部リンク)

作品レビュー(1件)

勇敢25.0%絶望的25.0%ロマンチック25.0%知的25.0%

  • cha********

    5.0

    500年たっても、人類は賢くなっていない

    通常は「ドン・カルロ」というタイトルでイタリア語で演じられるこのオペラだが、ヴェルディは当初フランス語のテキストで作曲したそうで、今回、NYメトロポリタン歌劇場では原典のフランス語版で上演した。  スペインの王子ドン・カルロスの悲恋(婚約者だったエリザベートが父の王妃となった)が物語の縦糸になっているが、それ以上に興味深いのは、政治・宗教的な背景である。  16世紀、大国スペインはフランドル地方(今でいうオランダ~ベルギー)を蹂躙し、多くの反逆者を処刑したが、その大義は「神に背く新教徒から、民衆を救うこと」であった。  似たようなことが、今、世界で起こっている。500年たっても、人類は賢くなっていない。 歌手はいずれもレベルが高く、また熱演だった。悲恋を忘れるためにもフランドルに赴き民衆を救おうとする王子ドン・カルロス(マシュー・ポレンザーニ)と、かつては婚約者であった王子を支える王妃エリザベート(ソニア・ヨンチェヴァ)は、演技にも説得力があった。 【蛇足】舞台の四隅にスペイン式絞首台が置かれ、フランドルから新教徒が連行されて来るシーンは、いささか悪趣味と感じた。

スタッフ・キャスト

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基本情報


タイトル
METライブビューイング2021-22/ヴェルディ《ドン・カルロス》

上映時間
-

製作国
アメリカ

製作年度

公開日

ジャンル