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アプローズ、アプローズ! 囚人たちの大舞台

UN TRIOMPHE/THE BIG HIT

PG121052022年7月29日公開
アプローズ、アプローズ! 囚人たちの大舞台
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作品情報上映スケジュールレビュー

作品レビュー(18件)


  • Mr.Owl

    4.0

    演劇、戯曲に予備知識がなくても楽しめました。音楽の使い方が秀逸。

    実話を元にした物語です。アプローズは、拍手喝采、の意味ですね。 原題はUN TRIOMPHE、一つの勝利、ある勝利、という感じでしょうか。 元になっているのは、1985年、スウェーデンの俳優ヤン・ジョンソンが体験した実話がベースとなっており、撮影も実在する刑務所の協力の元に行われたとのこと。刑務所の設備が本物なので、重厚な閉鎖空間であることがよく伝わります。 演目となるゴドーを待ちながら、はタイトルはどこかで聞いたことがある作品でした。小説ではなく、戯曲であることは、この映画を通してしりました。作者のサミュエル・ベケットはアイルランドの生まれで、ヨーロッパを転々とし、最終的にパリに定住したということで、20世紀フランスを代表する劇作家としても知られているそうです。1969年にはノーベル文学賞も受賞しているんですね。演劇や戯曲の知識は乏しいのですが、演じることで自分が変わる、世界が変わる、という感覚になる、ということはあるんだろうな、と本作を見て感じることができました。囚人のそれぞれの背景もフランスの情勢を反映していたり、講師となる決して成功しているとは言えない壮年の俳優の人生も絡んで、時折差し込まれるゴドーを待ちながらのセリフが印象的で、重層的な物語になっています。最終盤も、なかなかに良かったです。更に、音楽が効果的に使われていて、物語に深みを与えていますね。予備知識は全くありませんでしたが、とても楽しめました。

  • やふたろうJr.

    3.0

    落ち映画

    最後の落ちがメインのお話。 いざ探そうとしてもなかなかないので、良いかもしれない。 主人公が、バブル時代に俳優を目指し舞台に入って、その後、うだつの上がらない人生を歩んでいるという感じが、たっぷりでていていい。日本人にもいるいる。

  • mat********

    4.0

    「ゴドーを待ちながら」を少し知っているだけでかなり楽しめる

    囚人たちが「ゴドーを待ちながら」という舞台を演じたところ絶賛され、フランス各地から公演依頼が相次ぐという作品。 なかなか興味深い作品で最後には宣伝文句通り、感動もする。 劇中劇の「ゴドーを待ちながら」について多少なりとも知識があれば更に楽しめる。 自分は上映前にはできるだけ公式HPのあらすじを読むことを心掛けているが、その中に「ゴドーを待ちながら」がでてきたのでWIKIで概要を見ておいた。作品がさらに理解できて観ておいてよかった。 ラストは感動するが、実話の映画化なのにその後について触れられないので尻切れトンボのような印象をうけるが、これはあえて触れなかったのだろうと。 フランスでは有名な実話だそうで、わざわざ触れなくても知られていることだろうから作品の余韻を残すためにもあえて触れていないのだと自分を納得させました(笑)。 もちろん観た人によるし、劇を演じたのは犯罪者だというのはあるが、大なり小なり感動はすると思います。

  • Dr.Hawk

    4.0

    ネタバレ囚人たちにとってのゴドー、エチエンヌにとってのゴドーとは誰だったのか?

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • dtm********

    3.0

    不条理劇を演じる囚人たち

    物語は実話というが、スウェーデンで起きたのかスウェーデンの俳優の実体験に基づいているとのこと。サミュエル・ベケットのあまりにも有名な舞台劇「ゴドーを待ちながら」を演じる囚人たちが脱走し、その後始末で演出担当の俳優が舞台でスピーチをした。  原題は「大勝利」とも「大喝采」とも訳せる。どちらの意味も含ませているというべきかもしれない。  映画では舞台を現代フランスに置き換えている。主人公のエチエンヌは舞台俳優でありながら舞台の仕事が得られない。彼はどういう経緯によるかは不明ながら、刑務所での囚人更生プログラムの担当を任される。前任者が急遽降板したからで、なぜそうなったのかは冒頭でわかる。とにかく囚人たちの態度は手に負えないレベルのものだ。  エチエンヌは前任者の課題を、自分が若い頃に舞台で演じた「ゴド待ち」に偏向する。その上半年後、リヨン市内の劇場で上演するというプロジェクトを立ち上げる。当初刑務所長は反対するが、そこを何とか説得して企画が始動する。  物語はそこからの紆余曲折となる。といっても一見よくある感動ものとは完全に別物だ。囚人たちとエチエンヌとの「努力」とか「友情」とか「勝利(これも原題の意味ですが)」のありがちな展開のように見せかけながら、とんでもない落ちが待っている。  この鍵は「ゴド待ち」という題材が握っている。というのがこの映画の眼目。フランス映画はどうやら不条理劇のブームらしい。  だが不条理とくればアラン・レネの「去年マリエンバートで」なんかのとんでもない映画がある。一度観ただけではわからず、何度も観るたびに様相を変える。そんな深みはこの映画には観られないのがやや残念。騙されるラストだが、二度三度観て確かめる何かはなさそうな、なのだ。

  • ron********

    4.0

    色々な要素がちりばめられた素晴らしい作品だと思います。

    刑務所で演技を教えることになった俳優が、さまざまな個性をもつ囚人たちと共に、サミュエル・ベケット作『ゴドーを待ちながら』の外部公演を成功させた80年代のスウェーデンの実話をフランスで映画化したヒューマンドラマ。 実際に運営されている刑務所で撮影し、刑務所のスタッフ全員と打ち合わせを重ねるほか、事前にキャストと刑務所を訪問するなど、徹底的にリアリティにこだわった。 売れない俳優エチエンヌは、刑務所の囚人たちを対象とした演技ワークショップの講師を依頼される。 サミュエル・ベケットの戯曲「ゴドーを待ちながら」を演目に選んだ彼は、一癖も二癖もある囚人たちに演技を指導していく。 エチエンヌの情熱はいつしか囚人たちや刑務所管理者の心を動かし、実現は困難とされていた刑務所外での公演にこぎつける。 彼らの舞台は予想以上の好評を呼んで再演を重ねることになり、ついには大劇場パリ・オデオン座から最終公演のオファーが届く。 人生崖っぷちの俳優エチエンヌを、「クイーンズ・オブ・フィールド」や「オーケストラ・クラス」で子供たちに音楽を指導していたカド・メラッドが演じている。 出演は他に、タヴィッド・アラヤ、ラミネ・シソコ、「母へ捧げる僕たちのアリア」などのソフィアン・カーメ、ピエール・ロッタンなど。 監督・脚本は、バイプレイヤーとして俳優の実績を積み、「マドモワゼル」や「灯台守の恋」の脚本が評価され、「アルゴンヌ戦の落としもの」で監督デビューしたエマニュエル・クールコル。 脚本は他に、「パリ特捜刑事」のティエリー・ド・カルボニエ、ハレド・アマラ。 音楽は、「ママはレスリング・クイーン」などのフレッド・アヴリル。 主題歌は、ニーナ・シモン。 原題「UN TRIOMPHE」 映倫区分PG12 2022年作品 フランス映画 配給はリアリーライクフィルムズ 製作会社はAgat Films & Cie=Les Productions du Ch'timi 上映時間106分 なかなか面白かった。 実話みたいですが、エンドロールで紹介された種明かしのことは全く知りませんでした。 素人を集めて、何かを成し遂げるようなこういう設定の映画は、どこにでもありますが、どれもそこそこ面白い。 2011年に日本で公開された、イタリア映画「人生、ここにあり!」などはめちゃめちゃ面白かった。 今作も、そこまでとは言わないけど、なかなかいいです。 ただ面白いというだけでなく、なんか色々といい意味でひっかるところがある。 ありきたりな「囚人が成長して改心する」というような単純な感動の映画にはなっていないのがいい。 色々な要素がちりばめられた素晴らしい作品だと思います。 良い話と悪い話がミックスしているという感じですかね。 明るい希望が見い出せる映画になっています。 フランス映画のこの手の映画らしい映画です。 会話のテンポも、フランスらしくてとても早い。 実話が基になっているという事ですが、どれくらい脚色されているんでしょうかね。 それんしてもラスト20分はなかなか衝撃でした。 元の出来事を知らないので、かなり驚いてしまった。 めっちゃ複雑な気持ちなった。 これはなんて書けばいいんだろうか。 変に言えばネタバレになるので、言わないでおこう。 サミュエル・ベケットの『ゴドーを待ちながら』を知っていたらより楽しめると思いますよ! 予備知識があるかないかでだいぶ変わると思う。 ■興行収入予想 興行的には、現段階では上映館数26館と少ない。 7月29日(金)からの公開。 同日公開の作品は、「ジュラシック・ワールド/新たなる支配者」、「今夜、世界からこの恋が消えても」、「WANDA/ワンダ」、「魂のまなざし」、「女神の継承」、「アドレノクロム」、「C.R.A.Z.Y」、「1640日の家族」など。 なかなか面白いので口コミで広がってほしいなぁ。 シネコンで拡大上映していないフランス映画がヒットするのは難しいかなぁ。。。 良い映画なんだけどなぁ。 フランス映画ファンは是非足を運んで欲しい。 いや、フランス映画ファンだけでなく、映画ファンは、是非観ておいてほしい。 ミニシアターランキングでは上位に入ってきそう。 初登場圏外スタートと予想。 最終興行収入は1,800万円と予想。 星4つ(5点満点) ★★★★

  • nob********

    4.0

    ネタバレ複雑な気持ちになるラスト

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • yam********

    1.0

    ネタバレ本作は「いい話」なのか?

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • kyo********

    4.0

    熱い男

    おもしろかった!フランス作品。 実話が基(北欧であったらしい)なのがとてもビックリ( ゚Д゚)そんなことってあるんだね。ラストではなくて囚人が塀の外の舞台で芝居をするなんて((( ;゚Д゚))) 演出役を頼まれたエチエンヌ(カド・メラッド)をはじめ、刑務所の女所長やそもそも刑務所で演出をやっていた、劇場経営をしている芝居仲間、そして検察官までみんないい人ばかりでそして熱くて(TДT)囚人たちの個性もそれぞれで飽きさせない。 舞台なだけにみんなちゃんとできるのかドキドキでしたが、掃除夫をしていた囚人まで芝居の魅力に取り込まれて、ちゃっかり参加していたのがお茶目で楽しい。役者がある陰謀で途中から入れ替わってしまったのは残念でした。そしてラストまでドタバタ、そして感動(TДT)エチエンヌとその仲間たちにありがとう!

  • haw********

    3.0

    ちょっと難しい

    さまざまなキャッチコピーに誘惑され、ワクワク感満載で映画館へ!が、まず「戯曲」というものの知識が無い為この演目自体の良さが分からない。芝居好きの方々には面白い内容なのだと思います。圧巻のラスト?言葉を失う?いつそのシーンが来るのだろう、と待ちわびているうちに終わってしまいました。感動したい方は予習して行くと良いと思います。気になるのは、彼らのその後ですね。

  • dec********

    2.0

    ん〜なんじゃそら?ってラスト

    いや、実話なんだから仕方ないんだろうし、こういう結末でなければ、映画化もされてなかったんだろうけど、ラストが拍子抜け。 それまでも、囚人たちの傍若無人さにイライラしてたし、主役のオッサンも結局は楽観的すぎて、そりゃそうなるわなあと。 「もう限界だった」とか言い訳してるけど、それまでにそんな描写がなかったから、はぁ?って感じ。 見なくてもよい。

  • aoa********

    3.0

    良い作品だけど…

    配給会社の宣伝の仕方が下手なんだろうな…と。「ラストに何かありますよ!」で集客したいんだろうけど、先入観やミステリー的な期待を持ってしまって…(あとはネタバレになるのでやめときます)。邦題の付け方も、主題は良い良いけどサブタイトルが邪魔。作品自体はストーリーは実話ベースの興味深い内容でしたし、構成やカメラワークも実直で好印象を受けました。ドキュメンタリーっぽい部分もあって、ドラマ性を盛り上げていたと思います。 でもこういうやり方をしないと興行的に厳しいのが今の日本の映画界なんでしょうね。みんな映画を映画館で観ないんだろうなぁ…(涙)。

  • fuk********

    2.0

    高評価すぎる

    高評価で最後のシーン感動につられてみたが、そこまで感動しなかった。想定内。 言葉も早いし日本人には、理解しにくい映画のように思われた。迷われている人は、見なくてもよいのでは。批判が少ないコメントばかりなので投稿してみました。

  • wxj********

    4.0

    ネタバレまさかの予想外のラストの衝撃

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • ぼのぼ

    4.0

    なんだかんだ言って面白い

    スウェーデンでの実話が元になってるとの事ですがそちらもかなり気になりました

  • イゲ

    4.0

    感動じゃなくて圧倒されたラストシーン! 本年度ベスト!

    全てはラストのオデオン座のステージの為に作られた作品って感じ。 役者のエチエンヌが刑務所の囚人に演技を指導して、囚人達を舞台に立たせる実話ベースのストーリー。 本作を鑑賞する前に「ゴドーを待ちながら」のお芝居のあらすじを確認した方が良かったかも。 この演目を囚人達が演じるけど、このストーリーが全く頭に入って来ない(笑) やる気の無い囚人達と徐々に一体感が生まれ、芝居の素晴らしさが徐々に認められる展開。 役者の誰もが憧れるオデオン座でお芝居をする事に。 オデオン座の集客キャパが少ない感じだけど素晴らしい劇場。 ラストは鑑賞前に想像してたけど、そのタイミングが早すぎた(笑) 期待を裏切られた感があったけど、そこからのシーンに圧倒。 あそこまで圧倒された感じは、最近観た山田杏奈さんのBL系映画の体育館の壇上のシーンより凄い(笑) 刑務所の持ち物検査はかなり厳しいのに、それ以外の警備はかなり緩い感じです( ´∀`)

  • nickcage29

    4.0

    『ゴドーを待ちながら』の演者たちの登壇を待ちながら…

    試写会にて鑑賞。 「想定外のラストにご注目!」的な前宣伝がなされているが……あまりにもそこに力点を置くと、途中で〝察し〟がついてしまうかも? ただし、設定だけ最初に聞くと、ありがちな「囚人が改心して、成長して、めでたしめでたし」的な感動作と誤解されそうだけど、残念ながらそうじゃない。 服役中の囚人たちの為に演技講師として外部から招かれた、売れない役者のエチエンヌ。彼はS・ベケットの『ゴドーを待ちながら』を演目と決め、訳あり癖ありの囚人たちと正面から向き合い、芝居の練習を重ねる。エチエンヌの情熱は次第に囚人たち、さらには刑務所員たちの心を動かし、難関だった刑務所外での公演にこぎつけるのだが……。 囚人たちを「演じている」のは本物の俳優なので、彼らの演技が上達した(という体の)中盤以降では、ホントに演技が上手なのは、まあご愛嬌。 不条理劇をめぐる一同の思惑や反応と、ラストの顛末に素直にアプローズ(拍手、喝采)を送ることができるフランス人の倫理観と、とかく他罰的・同町圧力的な思考と行動になりがちなニッポン人の意識の違いなどに思いをめぐらされる。

  • ken********

    4.0

    予想外の展開でした

    囚人たちの演技の講師になった役者さん。 個性的な囚人たちと役者さんの関係にドキドキしますが、最後は予想外の展開だったなー。 違う意味で感動の舞台だった。 女性の所長さんがいい仕事しました。

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