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コーダ あいのうた (2021)

CODA

監督
シアン・ヘダー
  • みたいムービー 301
  • みたログ 355

4.56 / 評価:277件

海外移住した日本人家族に重なる状況

  • kii******** さん
  • 2021年11月9日 20時14分
  • 役立ち度 3
    • 総合評価
    • ★★★★★

CODA(child of deaf adult,健聴者)は親の耳や口の代わりとなって社会と関わることが多く,幼い頃から保護者のサポートをするという立場で育つことでアイデンティティや親子関係が複雑になるという.

(あらすじ)
CODAのルビーは家業の漁業の手伝いで早朝に海に出た後で高校に通う.漁船では歌を歌いながら仕事をするルビーは学校のコーラス部で指導者のベルナルドに見いだされ,リサイタルのデュエットを任され,バークリー音楽院のオーディションを勧められる.ベルナルドは個人指導もしてくれるが,家族の会社が忙しくて練習に遅刻ばかりのルビーのやる気を疑って匙を投げる.ルビーなしで漁に出ていた父と兄が警告を無視したとして警備艇に捕まり漁業ライセンスを剥奪されたことで,ルビーは進学せず家業をすると家族に告げる.リサイタルでルビーの歌に涙している観客を見た父は,ルビーにオーディションに参加するよう促す.オーディション会場に忍び込んだ家族のためにルビーは手話を交えて歌う.家族が設立した漁業会社では健聴者たちが手話を習い始め,家族に見送られたルビーはボストンに旅立つ.
(あらすじ終わり)

家業を継ぐか夢を追うかの岐路に立つ子供の背中を家族がそっと押してやる,とまとめるとありきたりだが,これは聴覚障碍のためにぎこちなさのある家族だ.みんな懸命だ.自分たちのために妹の夢を諦めさせたくない兄の優しさが篤いし,母は娘が健聴者と分かった時から互いの関係を心配していたし,父は娘の声帯にそっと手を当てて歌を感じた.そしてこれらの俳優は全て実際の聴覚障碍者だ.コーラスのリサイタルが突然無音になり家族の視点で周りを眺める場面と,家族に向かって手話で歌うルビーの姿では涙腺がもたなかった.

移民家族の子の立場に一部似たところがあると感じ,CODAは気になってしまうのだ.子どもなのに親を守る必要を感じて存分に甘えられないかもしれないし,親を見下してしまうこともあるかもしれない.それでも親は子を心配しているし幸せを願っている.

Emilia Jonesがとても可愛いくて惚れてまう.

詳細評価

物語
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