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オペラハット (1936)

MR. DEEDS GOES TO TOWN

監督
フランク・キャプラ
  • みたいムービー 13
  • みたログ 157

3.82 / 評価:45件

自分以外はみな変人!

  • milneko913 さん
  • 2012年11月26日 14時17分
  • 閲覧数 455
  • 役立ち度 0
    • 総合評価
    • ★★★★★

大富豪の遺産が転がり込んだら、あなたはどうしますか?

家を買おう、車も欲しい、旅行にも行きたいな・・・・・などと、おもいは尽きないことでしょう。

しかし、今の生活に満足を覚えているディーズ氏はそのようなことを考える間も無く、金の亡者どもに連れられ、NYまで出て行きます。彼らはディーズ氏の遺産を掠め取る相談をしているのですが・・・。

田舎のひとらしく、ディーズ氏はとてもひとがいい。必要以上に奉仕されるのを嫌います。金持ちのセオリー、常識など持ち合わせていないのだから、当たり前ですね。
そして、このラッキーな人物についてのゴシップを欲しがる新聞社によって、運命の出会いをするわけです。

心の純朴さをあざける都会の人々とディーズ氏を対比させて描いています。
お金に振り回されるディーズ氏の周りをうろつく人々がこっけいです。
お金があること=本質を見ない愚かな人物
とかならずしも一致するものではないのですが、作品内ではそれが貫かれます。

途中でそれに気付くベイブはディーズ氏をだんだんと愛し初めてしまうのです。

お金の為についには裁判が起こります。

貧しくこまっている農民を救済しようとしただけで、「頭がおかしい人物だ」と。

どちらがおかしいのかは、自然とわかりますね。

富めるものが他へ施すことを「悪」と捉えることの滑稽さがよく伝わります。
そして、金の亡者が用意した、証人は自分以外はみな変人だと思っていることがわかり、不利であった状況が逆転します。

でも、よくよく考えれば、自分が常識を思っていることが他人にとってはそうではないと言うことはままあるもの。
つまりは、その証人の話したことは真実でもあるわけですね!

キャプラの貫いたもの。
それは「人の心の善」を至高のものとすること。それはお金では決して買うことが出来ない、かけがえのないモノなのだといっていると思うのです。
ユーモアを以って描くキャプラの作品は今も色あせません。

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