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オペラハット

オペラハット

MR. DEEDS GOES TO TOWN

115

mut********

5.0

ネタバレミスター・ディーズ都へ行く

なんで言語明瞭=意味不明の邦題になったのか? フランク・キャプラ人情喜劇としては「スミス都へ行く」とペアになるべき作品なのに! ゲーリー・クーパーの素朴な人柄がにじみ出ていてそれ以上あえて加えるなら西部劇以外のジャンル=現代劇で成功した初期の映画。 チューバを吹くのが趣味という無欲な田舎青年が遺産相続騒動に巻き込まれて都会に行くコメディでヒロインのジーン・アーサーのハスキーボイスは実は苦手だがクーパー相手のコンビネーションはクーパーの引き立て役として合格だったらしく同年セシル・B・デミルの西部劇大作「平原児」でも再共演を果たしているほどの成功だったらしい。 クーパーがアメリカだけではなく日本やフランスや何と共産圏代表ロシアにまで人気が及んだという常人ばなれしたハリウッドスターだった理由がこの頃(1930年代後半~1940年代中期)の映画を2~3本見れば良く分かる。 重複するが、あのセリフ回しは演劇教育を受けたものではなく本人の人柄なのだ。

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