s_w_l_j2022年06月23日 15時28分

5.0点

ネタバレ垣根を越えて

BLには詳しくないが、老人と少女の垣根を越えた交流は泣けた。世代間や価値観の断絶でお互いを理解し合うことが困難な時代に、こんな純なおとぎ話に涙できる映画的な幸せに浸った。 うららが漫画制作に取り組む後半からは涙が溢れて仕方なかった。主人公の奮闘シーンに素直に涙したのは「ロッキー」以来かも。 芦田愛菜は宮本信子という名優を相手に引けを取らない。彼女の表情、しぐさ、そして動きまで、すべてがビビットな瞬間を刻んでいて素晴らしかった。いつまでも芦田愛菜を見ていたいと思わせ時を忘れさせる。