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ホリック xxxHOLiC
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ホリック xxxHOLiC

1102022年4月29日公開

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4.0

ネタバレ蜷川実花さんが神木隆之介さんと柴咲コウさんの若さを閉じ込めたかった作品。

【要点】 圧倒的な映像美と金のかけ方を除けば凡作。 蜷川実花による、神木隆之介と柴咲コウを永遠の中に閉じ込めた作品。 【ストーリー】 同行者が難しい映画と言っていたように、ストーリーラインはわかりにくい。 ただキャラをバラバラと出すのではなく、少ないキャラクターで物語をきちんと見せていたので、その辺は時間にだけ集中すればいいので後述する よくある邦画の「原作にいたから出しました。映画単品で見ると寒いことしか言っていない」キャラがいなくてよかったといえる。 【キャラ・要素】 キャラをただ原作に出ている役割に沿って出すのではなく、ちゃんと自分の撮りたいストーリーに併せて考えて出しているため、少ないながらもしまりのあるものになっていたと思う。 侑子さんの衣装は毎回変わる、派手に。対してジョロウグモは黒を基調としてすっきりとしていた。 百目木役の北斗君の声の低さは、朝ドラと印象がまるで違うので良い演技だったと思う。 そして乳首。 蜘蛛の使い魔?が米津玄師のように思えたのは私だけではないと思う。 【演出】 四月一日君の私生活ってどうなっていたのか、とかそういう細かいことが気になる人は気になるだろうな、でも私はこれが撮りたいんだというのがよくわかる作品。 アヤカシの黒いもやもや、雨、藤の花、糸と、映像美にこだわった表現が見える。 【難点と感じるところ】 原作サービス要素として出したかったのだろうと感じるダイジェスト要素、痛しかゆしだが、どぎまぎする四月一日君がかわいかったのでヨシ! ミュージカルかな?と思ってしまうジョロウグモVS四月一日のところについては、あれ以上練りようがないとはいえちょっと毛色が違ってない?と思ってしまった。 永遠に続く四月一日。当時原作を読んでいた層ならニヤリとするエンドレスな要素。ハ〇ヒに限らず、様々な翻案がされた演出だけれど私は思った。これって0年代エ〇ゲだと。正しい選択肢が割と序盤にあって、そこを踏まない限り出られないんだと。 総評としては、初邂逅シーンとラストシーンの耽美な二人を撮りたかった。割とすべてはそのための伏線である。 主題は「あなたという人間の尊さ」なのでそこまでひねったものでもない。

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