おませなツインキー

TWINKY/LOLA/THE STATUTORY AFFAIR

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おませなツインキー
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作品情報上映スケジュールレビュー

作品レビュー(4件)

かわいい21.4%コミカル21.4%笑える14.3%楽しい14.3%悲しい7.1%

  • cyborg_she_loves

    5.0

    ぜひリバイバルしてほしい映画

     なんか当時のアイドルビデオ、みたいな位置づけで、本場英国でも、一応今でも販売はしてるけど、アナログビデオをただDVDに焼いただけのようで、画質&音質が最悪だというカスタマーレビューが一杯でした。日本で買えるのも多分同じものでしょう。売れるビデオなら必ずやるリマスターを、してない。  こんな素敵な映画なのに。制作会社の皆さん、今からでも高品質バージョンを販売しませんか?  スーザン・ジョージさんがかわいい。もちろんです。出てくる女子高生のノリが、今の日本の女子高生映画にそっくりなんですよ。「高校デビュー」とか、「PとJK」とか、この種の映画がお好きな方は、ぜったいハマります。保証します(余談ですが、ストーリーの骨格も「PとJK」に似てるな。ひょっとして「P~」はツインキーのパクリ?)。  でも、ただそれだけじゃないところが、この映画のすばらしいところです。  みんな言わないけど、スーザンの演技は、抜群だと思いますよ。ホロリとさせてくれる。  チャールズ・ブロンソンさんは、失礼ながら、彼が演じたすべての役の中で私はこれが一番好きです。かわいいです、あの顔で。  アメリカ映画には絶対見られない、英国コメディ独特のウィットの効いた、とてもセンスのいい笑いも大好きです。  伝統と格式を重んずる英国社会に飛び込んできたアメリカ人ポルノ小説家の遭遇する数々のトラブルの描き方なんかも、うまいですね。見てるこちらにも英国と米国の国民性の違いについての一定の教養が要求される、ちょっとノーブルな笑いです。  中年男と10台の少女との本物の純愛は可能か、という、「シベールの日曜日」なんかとも共通する、とてもシリアスなテーマも、コメディ仕立ての背景に、確実にあります。周囲の強烈な偏見の中で、でも自分たちの純愛を守り抜こうとする姿には、喝采を送りたくなります。  でも。  どんなに純粋な本物の愛でも、それだけじゃ駄目なんですね。ツインキーにはまだまだ成長しなければならない余地がある。恋人である以前に、人間として必要なもの、っていうのがある。そういうことも考えさせてくれる。  等々。等々。  今見てもまったく色あせてない、まだまだ書ききれないほどの素晴らしい点をたくさん持った、ほんっとに素敵な映画です。  こんな素敵な映画が時間の経過と共に消滅していくなんて、悲しすぎます。

  • アニカ・ナットクラッカー

    3.0

    自転車に乗った16歳

    今回取り上げるのはイギリス・イタリア合作の『おませなツインキー』。製作年は1969年ということだが、日本公開は1972年10月21日(土)とかなり遅い。主人公の女子高生ツインキーを演じるのはスーザン・ジョージ。サム・ペキンパー監督の「わらの犬」が72年4月29日に公開され、これに出たジョージの知名度がアップしたので、本作の日本公開につながったようだ。また当時は「小さな恋のメロディ」や「フレンズ」などティーンの恋愛ものがヒットしており、その流行に乗ったのかもしれない。 相手役はあのチャールズ・ブロンソンだ。強面のアクションスターとして一気に花開いた時代であったが、こんな甘酸っぱいラブコメ映画に出ていたとは意外である。本作のブロンソンの役どころは38歳の官能小説家。トレードマークの口ひげがなく、暴力的な場面もほとんどない(ただ一度、街頭デモのドサクサで警官を殴るシーンがあるのみ)。ちなみに72年に日本公開されたブロンソン映画は、本作のほかに6月の「チャトズ・ランド」、12月の「バラキ」がある。 ツインキーの基本ファッションはミニスカートである。私はファッションについては疎いのだが、60年代にミニスカートの大ブームがあり、イギリスのツィッギーというモデルが世界的な人気者になった事を知っている。ツインキーはツィッギーに発音が似ており、彼女を意識して作られたのかも知れない。47年前の遠い昔に作られた映画の製作事情について、あれこれ想像してみるのも楽しい。 映画の顔はツインキーが自転車に乗るシーンだ。ミニスカートで強調された細い足と長い金髪が、モノトーンの風景の中で浮き上がって見える。甘い主題歌に乗って早朝のロンドンを学友たちと自転車で登校する。公園で乗馬する人と並走したり、車道を横断する園児たちの群れに手を振ったり。彼女にとっては日常の何気ない風景なのだろうが、見ていて心が弾んでくる。 ほかにブロンソンと二人乗りするシーンや、セントラルパークでひとり自転車に乗る水色のワンピース姿のラストが印象的だ。同時代の映画で「あの胸にもういちど」では、主人公の女性がバイクに跨って不倫相手との逢瀬を重ねる。少女が自転車に乗る本作は、年齢の離れた恋人と繰り広げる甘いラブコメ。同じ二輪車でも乗り物の違いが主人公の境遇を際立たせるのが面白い。 彼女たちの着るブレザーにミニスカートの制服は、現代の日本の学園アニメの原型というべきで今見てもさほど古びていない。スクールバスから降りる女の子がパンをくわえているのも、日本の漫画かアニメを思わせる。ツインキーの喋り方は甲高く言動も能天気だが、目の辺りの表情に翳りを感じる。このアンバランスさが後に「わらの犬」「ダーティ・メリー/クレイジー・ラリー」「マンディンゴ」といったハードな作品に結びついたのか。 監督は数多くのヒット作があるリチャード・ドナーで、これが劇場映画のデビュー作となる。前半に多用されるストップモーションやスローモーション、ラストシーンの空撮など凝った演出が随所にみられ、新人ならではの才気煥発が感じられる。それにしてもブロンソンにスーザン・ジョージ、そしてドナー監督の3人が西部劇かアクション映画(「オーメン」みたいなホラー映画でもいいや)で出会っていたら、どんなにかハードな映画になっていただろう。 共演者にトレバー・ハワードにジャック・ホーキンスと重鎮が名を連ねているが、顔見せ程度の登場しかなくガッカリしてしまう。目を惹くのが「007/ゴールドフィンガー」に出たオナー・ブラックマンで、ツインキーの母親を演じていたが、こちらも短い出演シーンしかない。他に不満点を挙げると、そもそも主役二人の馴れ初めが分からない。共通の知人を介して知り合ったらしいが、22歳の年齢差でお互いのどこに惹かれたのだろうか? また周囲の反対を押し切って結婚したものの、互いの価値観の違いから離婚に至る展開は「やっぱりなあ」と思うばかりで新味に欠ける。何よりブロンソンが少女の恋愛ごっこに振り回されるのは似合わない。こういった点から私的評価は★3つとなった。 映画はイギリスを舞台にした前半とニューヨークが舞台の後半に分かれ、前半は厳格なイギリス社会を逆手にとったユーモラスな描写が多い。立会人なしでも結婚できるスコットランドに旅立つシーンが興味深い。「小さな恋のメロディ」のように子供対大人の戦争に発展するわけではなく、事後承諾ではあるが互いの両親の了承も得る。 後半は「人生の厳しさ」が大きなウェイトを占めてくる。アクシデントによるブロンソンの逮捕、釈放後は深刻なスランプに陥り小説が書けなくなる。そして互いの存在が重荷になり、思いを残したまま離婚・・・。二人に感情移入できるわけではなく、醒めた気持ちで映画を終えてしまうのはどうしようもなかった。

  • jas********

    1.0

    官能小説家と16歳の少女☆1.5

    歳の差カップルの愛の顛末を描いた、 軽いタッチのラブストーリー。 ブロンソン、珍しく髭がないです。 ヒロイン役の女の子がコケティッシュでかわいいんですが、 おませでわがまま、天真爛漫のキャラを 前面に押し出した作りで、 ややアイドル映画っぽい雰囲気。 彼女に振り回されるブロンソンの渋い顔が愉快です。 まあ30代後半の男が、 16歳の少女と交際すること自体信じられないですけどね。 ストーリーや演出は今ひとつですが、 とりあえずかわいらしい映画でした。

  • off********

    4.0

    愛くるしい!

    一番印象に残っているところは、とにかく主人公のツインキーが愛らしい! 正直、相手のおじさんもあんなかわいい子に言い寄られたらたまんないだろうな、といった感じはあります。笑 内容は、年齢差さえあれども、よくある男と女のドラマです。 この年代のファッションが好きな私には映画の雰囲気だけでもなかなか楽しめました。 個人的にはオープニングとエンディングの曲もすごく好きです。 アメリカ版のオープニングはインストなのでちょっと寂しいかな。 あの曲でストーリーに入り、最後も締めくくられる。 最初とは違った気持ちでエンディングを聴けるところがいいですね。 好きだと素直に表現できて、納得いかないときは素直に拗ねて、淋しい時は素直に甘えようとしたり、たまには辛抱してみたり。 ツインキーの性格は、女の子から見ても無性に可愛くてちょっと羨ましくなったり。 映画特有の非現実的さや一般人の憧れを詰め込んだ映画的な映画だと思います。

スタッフ・キャスト

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基本情報


タイトル
おませなツインキー

原題
TWINKY/LOLA/THE STATUTORY AFFAIR

上映時間

製作国
イギリス/イタリア

製作年度

公開日
-

ジャンル