あらすじ・解説
1986年、ソビエト連邦下のウクライナ。消防士のアレクセイ(ダニーラ・コズロフスキー)は10年ぶりに再会した元恋人オリガと人生を共に歩みたいと願うが、地元にあるチェルノブイリ原子力発電所で爆発事故が発生。事故対策本部の会議に出た彼は、大量の放射性物質が放出される深刻な水蒸気爆発の危機が迫っていることを知る。全世界、そして愛する人を未曾有の危機から救うため、アレクセイは貯水タンクの排水弁を手動で開ける決死隊に志願する。
シネマトゥデイ(外部リンク)
予告編・動画
作品レビュー(16件)
- mai********
4.0点
という事がわかるのではないでしょうか。 消防士たちに放射線用の防護服すら用意がない。 現場に駆け付けている医師や看護師にも用意が足りてない。 そもそも 建屋に設計段階とは異なる構造が存在する。 それが功を奏して目的の場所まで辿り着く距離を短縮できたわけだが。 広島や長崎での原爆投下の結果一つ顧みられていない。 国力あるいは権威、体面のようなものが優先されることで 杜撰な建築がなされて 万が一の対処に対して用意が足りてなかった。 私たちは福島の事故を見ているわけですが それですら政治レベルで不備を指摘されていたにもかかわらず 全く問題はないと突っぱねた総理大臣(=安倍晋三)がいるくらい。 その結果は指摘通りの災害が発生する始末。 万が一の際の安全対応が確立されておらず それゆえ現場の個人の力量に頼る始末で 結果として個人の命を軽視する結果に繋がってしまっている。 このような場所が本当に必要なのだろうか? この作品を観る事には今の世相から抵抗があるかもしれませんが 観て、改めて考えてみるのはいかがでしょうか? 2022年5月8日MOVIX伊勢崎で鑑賞
- nae********
1.0点
ネタバレチェルノブイリ1986
このレビューにはネタバレが含まれています。 - shi********
2.0点
HBO作品をロシア映画で再現か!という気で行ったが。。。あれ??
夫婦で鑑賞しました。HBO作品で大きな感動(衝動?)を受けた妻と一緒に。 私もフィクションの部分があることは事前に知ってはいましたが妻と同じきもちだったので改め感動(衝動?)を求めて鑑賞しました。 ロシア映画は何年振り? 当時の風景を表現している度合いでは「さすがご当地」。 悲惨さの表現も迫力はありました。 でもそれだけ。主人公の行動に????という点が多く感情移入できないし、原因や住民の不条理さを訴えたい気持ちもなかったような。 現在のロシア事情と、映画と、テーマと。どうリンクすればいいのか? リンクする必要もないかもしれないが、評価が難しい映画でした。
- bat********
4.0点
このレビューにはネタバレが含まれています。 - fpd********
4.0点
未曾有の危機から、人々を世界を救うため、主人公たちが決死の覚悟で貯水タンクの排水弁を開ける場面には引きずり込まれる。原子炉が爆発するシーンでは、実際にはどうだったのかを想像するだけでも恐ろしさを感じる。フィクションではあるけれど、観てよかったと思える映画。
スタッフ・キャスト
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