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PLAN75

1122022年6月17日公開
PLAN75
3.6

/ 282

24%
37%
23%
9%
7%
作品情報上映スケジュールレビュー

作品レビュー(105件)


  • shp********

    3.0

    ネタバレ現実になると迷うだろうな

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • jts********

    4.0

    こんな世界が来ないと誰が言えるの?

    75歳になると安楽死を選択できる世界。 死を選ぶ老人なんて、居ないと思っている若い方々。 高齢者から言わせてもらえれば、苦痛の無い死と後に遺恨を残さない綺麗な 最後。悪くない人生の終わりと言えない事も・・・ 高齢者だらけの劇場で口には出せないけど、これも有りか!と思う人も 少なくないとすれば、こんな世界がやってくるかも? しかし角谷ミチさんを演じている倍賞千恵子さんの演技は素晴らしい。 この世界観をリアルにして、見せている。

  • oir********

    4.0

    ネタバレ生きていたいけど…

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • terry

    2.0

    ネタバレ踏み込みが甘い

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • nag********

    2.0

    終わり方で台無し

    なかなか良い題材で、実際問題としての現実問題が作中でどんどん投げかけられる中ストーリーは進みます。 なのに終わり方が残念過ぎる。 最後まで貫き通した上での表現で終わらせなかったので一気に嘘っぽい作品に。 結の前半までは凄く良かったので星2つにしました。

  • fpd********

    2.0

    扱った ”テーマ” はいいのに

    扱ったテーマはこれからの切実な問題で、切り込みようによっては、いくらでも訴えるものがあったはずなのに、もったいない。よくわからない心象風景を映し出して、観るものに投げかけっぱなし。もっと今を生きながらも死を考える高齢者たちの心からの”声”を訴えてほしかった。何が言いたいのか、”さあ感じ取って” では、結局、何も伝わらないと思う。

  • まち

    5.0

    それぞれが余韻を作る映画

    多くを言葉で語らない映画です。 それはラストも同じでメッセージ性も押しつけられるものではなく観客に委ねられます。 ですから見る人によってかなり評価が変わるかと思います。 人によっては尻切れとんぼな映画に感じるかもしれません。 私も初めはそうでした。 しかし映画を見てからしばらくの間、ふとこの映画を思い出してはとても印象深い映画になりつつあります。 主人公はあの後どうしただろうか、コールセンターの女の子は仕事を続けているだろうか、役所の男性は何かを変えようと奔走しているだろうか。 そんな風にまるでこの世界のどこかにいると考えてしまうようなリアルな人間描写が素晴らしかった。 よく見るドラマや映画のように思いを思うままぶつけるようなひとはこの映画にはいません。 相手を思いながらも、自分にはどうすることも出来ない不条理にもどかしさを抱えて生きていく人々が多いです。 助けてと言いたい、助けて欲しいと言われたい。 力になりたい、だけどなれない。 無力だけれど人を想う気持ちに溢れた映画でした。

  • nia********

    4.0

    見る人によって感想がとても違うであろう映画

    平日の昼間だったせいか、高齢者が多かった。 途中、映画の内容に気分を悪くした前席のおじいさんが怒りながら席を立ち、数十分後には隣にいたおばあさんも途中退席していた。 どんな気持ちで観にきたのだろう、彼らは映画を観てどう感じたのだろう、と考えずにはいられなかった。 出てくる若者、行政のスタッフと出稼ぎに来ている外国人が優しい人で、冒頭の若者との差が激しいのだけど、世の中の若者たちはこの映画を観たらどう感じるのだろう。高齢者に対してどう思っているのだろう。色々な思いがあるに違いない。老害問題も取り上げられる中、高齢者を大切にと思う若者はどのくらいいるのだろう。 ただ、世の中の役に立っていないと感じても、生きていることに負い目を感じる必要は決してない。 劇中に出てくる、 孫のベビーシッターをしなければならないと愚痴をこぼしていたおばあさん、結局あのおばあさんが一番幸せそうだった。きっと家族を大切にしてきたのだろう。 5人に1人が75歳以上になる日は迫っている。 切ない高齢者のリアルな生活を描いている映画だった。

  • 岩の下のガゴー

    5.0

    ネタバレ理不尽だけが人生だ

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • ローラー

    3.0

    攻めた内容の意欲作ですが

    カンヌ国際映画祭で早川千絵監督が「カメラドール 特別表彰」を受賞した話題作です。 早川監督のことは全然知らなかったので、期待して観に行きました。 高齢化が一段と進んだ近未来の日本で法制化された「PLAN75」という75歳以上の高齢者が自分の生死を選択できる制度をめぐって 制度の対象者となった主人公ミチと、それを推進する役所の若い係員たちとの関わりを通して、人が生きることの意味を問いかける作品です。 早川監督は長編映画が初めてだったそうですが、意欲的に攻めた内容に取り組んだ姿勢は大いに評価できますね。 老女ミチ役の倍賞千恵子さんの演技ですが、多くを語らずとも高齢者の複雑な心理を表情だけで表現していたのは、さすがと思いました。 最近は大活躍で、個人的に評価している若手実力派、磯村勇斗さん(役所の職員ヒロム役)の抑え気味の演技もとても良かったです。 ただ、セリフのない場面をこんなに長回ししなくてもいいのに、と感じた箇所が意外に多くあって、長尺な感じがしました。 監督はそういう場面の解釈を観る側に委ねているのだと思ったので、それでも別にいいんですけどね。 ちょっと引っかかるのは最後にヒロムの取った行動と、結局スピード違反のオチって?、というところと フィリピン人労働者マリア(ステファニー・アリアンさん)の取った行動と、彼女は自分の仕事に満足しているのかどうか、ですね。 なんとなく後味がすっきりしない部分でした。 若い世代が「PLAN75」が当たり前の世の中はおかしい、と気づき、 高齢者自身が死を選ぶのが当たり前であってはならない、と気づく。 そこにかすかな希望が見えるでしょう。 でも、若い世代と高齢世代との間で交流を持ち、高齢者の思いに若い人達が気づかなければ、「PLAN75」は将来の日本の現実になってしまうかも知れません。 早川監督の作風は、もう少し見てみないと判断できないですね。 次の作品も期待したいと思います。

  • *nyaa*senyou****

    4.0

    一人でも悲しむ人がいる限り

    安楽死?する本人に関わった方が1人でも悲しむ人やペットがいる限り、ショックを受ける方がいる限り、トラウマになる人がいる限りこのような事がおきてはいけないと考えさせられる作品でした。 本人の立場になっても、それをサポートする人の心情になっても胸がしめつけられます。  安楽死?なんかしなくてもいつか死ぬのだからそんな世界が来ない様に政治家の皆さんも頑張って欲しいです。  もし、消費税や他の税金が上がっても将来的に 高齢者や障害者、子供達に不自由の無い世界をお願いしたいです。

  • moritama

    4.0

    一歩踏み出すことで希望は生まれる

    早川千絵監督は初長編のこの作品でカンヌのカメラドールの次点である特別表彰を受けた。 その賞に値する、重厚で丁寧に作られた傑作。 主人公は夫と死別し、一人で暮らす78歳のミチ(倍賞千恵子)、 その他に、市役所に勤め、プラン75の窓口担当のヒロム(磯村有斗)、コールセンターでミチを担当する瑤子(河合優実)、子供の心臓病の手術費を稼ぐために日本で働くマリア(ステファニー・アリアン)の4人の物語が並行する。 75歳以上の高齢者に安楽死の権利を与える制度と、ある意味突拍子のない設定ではあるが、残酷な制度であるにもかかわらず、いかにも国が正当化し、それを包み隠すような告知PRの軽々しさ、 説明的なセリフを抑えたドキュメンタリーのような脚本や重く暗い映像などの細かいディティールの積み上げでリアリティをもたらしている。 ミチはホテルの客室清掃を仕事にするが、あることをきっかけに高齢者であるため職を追われる。 再就職を探すが高齢者を雇うところはなく、金も無くなり孤立を深め、ついにプラン75を申請するに至る。 礼儀正しく、人に優しいまだまだ働ける高齢者が社会に見捨てられ、決断を迫られる過程を賠賞が自然体で丁寧に演じ、痛切に心に響いてくる。 アート作品と思いきや、後半はサスペンスの要素が強くなり、どう展開するのか目が釘付けになる。 監督はアートとエンタメを自由に行き来し新しい映画を作っている。 ただ、ドラマチックにはならず抑えた脚本は見るものに判断を委ねる。 ただ、間違いなくミチも、ヒロムも瑤子もマリアも一歩踏み出すことで、社会とのつながりを求める。 そうしたことで、このプラン75の世界を防ぐことができるとこの映画は言っているように思える。 2022.6.23 横浜ブルク13

  • サンタ

    4.0

    明日は我が身

    自分に置き換えると恐ろしい。

  • cycycy

    4.0

    セリフや説明が少なめなのが良い

    昨今、登場人物が気持ちを全部言葉にして喋っちゃうような映画やドラマが多く、辟易としていた中、セリフも説明も少なめなのがすごくリアリティを生んでいて、見る人に自由に感じさせるスペースを与えてくれる作りが良いと思った。 倍賞千恵子さんが凛として素晴らしい。 映像の静けさと、描かれる重い現実のギャップが、映画の完成度・洗練度を上げている。 冒頭の映像表現が芸術的。 フィリピン人の話だけがちょっと生煮えだった。 女優の河合優実さんが凄い目力で爪痕を残していて、興味が湧いた。磯村勇斗くんは、キャスティングあってなかったように思う。

  • sho********

    5.0

    ネタバレ近未来のようで現在の話

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • zak********

    5.0

    大っぴらに話せるきっかけになる秀逸作

    少子高齢化は国を亡ぼすことになる。 それは多くの人が実感していること。少子化は徐々に改善できるが必要な期間が長すぎる。PLAN75を今すぐに国民的な議論にし早く手を打たなければ手遅れになる。 高齢者への年金や介護保険料の徴収は働く世代の労働意欲を減退させる。その世代の負担が将来的に軽減されていくことが明らかなになるだけで労働意欲は増す。 ぜひともPLAN75法案作成と審議を進めて欲しい。 映画冒頭の灯りがボケた幻想的な映像は綺麗だった。

  • dos********

    4.0

    ネタバレありえない、と即座に断言できないのがなんとも考えさせられる

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • さーたん

    2.0

    あまりの絶望感にエネルギーを吸い取られる〜~😢

    上映館は少ないものの、ネットニュースでもたびたび見かけ、話題になっている映画。 映画館は、60~70才代と思われる人達でかなり埋まっていて驚きました。 主演の倍賞千恵子さんのエピソードを中心に、3つのエピソードがクロスオーバーしながら展開されます。 超高齢社会への問題提起を想像して、鑑賞していたのですが、もちろんそれもあるのでしょうが、そこはあまり明確ではないように感じました。 高齢者の当事者は、基本的にそれに悩むことも抗うこともありません。役所の担当者の若者二人は、確かにそれに疑問を抱いて行動しますが、あまり直接的ではなく、モヤっとしています。 観るものに投げかける手法は、映画ならではで、嫌いではないのですが、もう少し、登場人物の苦悩や心の叫びみたいなものを見たかったです。 役者さんの演技は、素晴らしく、どのシーンも絵になるものでしたが、逆に言えば、役者さんに頼りすぎとも言えます。 結果として、終始暗い映像と重苦しい雰囲気による絶望感に、エネルギーを吸い取られたかのようで、後味が悪すぎました。 これが、現実のノンフィクションならば、受け入れざるを得ませんが、近未来的なSF設定のフィクションなので、何らかの希望を導き出してほしかったです。

  • stanleyk2001

    4.0

    普通の人から生きる場所を奪う国家

    「PLAN75」2022 カンヌ映画祭「ある視点」特別表彰。若い女性監督の長編初作品。 大きいスクリーンで観客は7割入っていたから盛況だ。 現代版「姥捨山」。姥捨システムがとても丁寧に運営されてるのがいかにも日本らしい。仕事を失い友人を喪い主人公は国から10万円の支度金を提示され安楽死を選ぶ。今の日本の数歩先の様だった 姥捨山テーマはアメリカにもある。もうネタバレしてもいい頃だろうと思うから書くけれどそれは「ソイレント・グリーン」(1973)この映画の時代設定は2022年、なんと今年だ。格差社会が進んで自然の食料を食べられるのは富裕層。大多数の貧困層は合成食品ソイレント・グリーンを食べていた。主人公の刑事が殺人事件の捜査をして判明したのはソイレント・グリーンは安楽死した人間の体から作ったものだったというのが真相。 「ソイレント・グリーン」の安楽死施設ではベートーヴェンの「田園」が流れる中美しい風景や動物の映像を見ながら人は死んでいった。 PLAN75の安楽死施設では病院の病棟の様な雰囲気で殺風景な天井を見て死んでいく。これは寂しいな。 「ソイレント・グリーン」のテーマは人肉食という禁忌。「PLAN75」は医療費や社会保険支出を削減するために老人に安楽死を迫るシステムという政治の悪。金の為に国民を殺す政策の悪。 国民を殺す政府。そんな馬鹿なと笑えるだろうか?年金は減額され医療費負担は増えていく。「いつまで生きているつもりか?」とのたまう財務相。老人をじわじわ真綿で締めるように殺しにかかっているのではないか? 倍賞千恵子さんが演じるミチはは ・人のためにリンゴを剥いてあげる人 ・不本意な理由で会社を辞める日に自分のロッカーに「ありがとうございました」と手を合わせる人 ・昭和の頃のステレオセットを大切に残している人 ・文庫本を読む人 ・歌を歌う人 ・声が綺麗な人 贅沢をせず掃除、整理整頓して日々暮らしている人だ。 こんなごく普通の自立した暮らしを送っている人から生きていく場所を奪う日本ってなんだ?

  • lei********

    2.0

    悪くはないけど見たかったものとは違う

    75歳以上の後期高齢者が自ら死を選ぶことができる「PLAN75」が導入された 日本での、高齢者を取り巻く環境や外国人同労者の状況、そして実際にPLAN75 を選択した高齢者について描いた作品です。 この作品では、倍賞千恵子さん演じる角谷ミチがホテルの客室清掃員を 年齢を理由に解雇になりPLAN75を選択するストーリーと、たかお鷹さん 演じる岡部がPLAN75を選択したところたまたま役所に勤める甥のヒロム (磯村勇斗さん)に出会うストーリーと、フィリピン出身で介護職をしている マリア(ステファニー・アリアンさん)が金銭面を理由にPLAN75の処置施設 職員に転職するストーリーの3つで構成されています。 それぞれのストーリーは時々交わるものの、互いに大きな影響を与えること もなく、淡々と進んでいき、2つのストーリーは何の盛り上がりもなく終わり、 残り1つのストーリーはどうしてそうなったのか観客に大きな疑問を残して 終了します。 高齢者が尊厳死を選ぶことができるPLAN75という制度を題材とした作品、 と聞けば、私はその制度の光と影や、運用する中での人間ドラマ、 そして制度自体の様々な矛盾や、賛成意見や反対意見などをしっかり描き、 これからさらに進むであろう日本の高齢化社会に一石だけにとどまらず、 お城の石垣ぐらいのデッカイ石を投じるぐらいの内容を期待していたのですが、 ただただ、明日の生活に困った高齢者が制度を申請し、施設に行くまでの 出来事を淡々と描いただけの内容で、思っていたものとは大きく異なりました。 2時間という時間制限が問題なのか、問題作となってお蔵入りにならないため のコンプライアンスが問題なのか、はたまた単純に制作側の能力不足なのか、 観終わった感想としては「迫力不足」の一言でした。 結局、倍賞千恵子さんの歌声が「ハウルの動く城のソフィーだ!」 というのが一番強く印象に残りました。 作品の題材はとてもいいと思うんですけどね…。

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