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ベルイマン島にて

BERGMAN ISLAND

1132022年4月22日公開
ベルイマン島にて
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作品情報上映スケジュールレビュー

作品レビュー(4件)


  • nn1********

    4.0

    一口寸評

    元女優で07年に監督デビュー、既作6本、3本目の鑑賞作。 癖がなく好きな監督ではある。 邦題は隠喩だと思ったらまったくのベタ。 アメリカの映画監督同士の夫婦が、巨匠イングマル・ベルイマンの終の棲家となったスウェーデンのフォーレ島へやってくる。 ゆかりある家に滞在し、仕事兼避暑。 島全体が彼を売りにしていて、映画祭やバスによる聖地ツアーが催されている。 スランプ気味の妻クリス(ヴィッキー・クリープス)は、年上の夫トニー(ティム・ロス)に、次作の構想について語り出す…。 その劇中劇のヒロインがミア・ワシコウスカ、というわけ。 16年まで実際に夫婦だったオリヴィエ・アサイヤス監督との体験が基なのだろう。 ベルイマンの洗礼を受けた高齢のシネフィルにとっては垂涎作。 超絶美しい島の風景にも溜息。 ラストのトリックが洒落ている。 見る人を選ぶという意味で、客観的にこの評点。自分的には★五つ。

  • Dr.Hawk

    4.0

    ネタバレ自己投影され、自由に描けるはずの物語、それを遮っているのは誰?

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • ron********

    2.0

    正直、いまちでした。 どうも観光映画にしか見えなかった。

    2007年に亡くなった20世紀の巨匠イングマール・ベルイマンが愛した島を舞台としたヒューマンドラマ。 映画監督として認められ始めたばかりのクリスと、彼女のパートナーである有名監督トニーは、アメリカからスウェーデンのフォーレ島へやって来る。 創作活動にも互いの関係にも行き詰まっていた2人は、敬愛するベルイマンが愛したこの島でひと夏を過ごし、インスピレーションを得ようと考えていた。 やがて島の不思議な力がクリスに働きかけ、彼女は自身の実らなかった初恋を投影した脚本を書き始めるが。。。 駆け出しの映画監督であるクリスを演じるのは、「ファントム・スレッド」などのヴィッキー・クリープス。 そのパートナーであり、すでに名が知られている映画監督でもあるトニー役を「海の上のピアニスト」のティム・ロスが務める。 出演は他に、「アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅」などのミア・ワシコウスカ、「サマーフィーリング」などのアンデルシュ・ダニエルセン・リーなど。 監督・脚本は、「未来よ こんにちは」にて第66回ベルリン国際映画祭銀熊賞を受賞したミア・ハンセン=ラブ。 撮影は、「未来よ こんにちは」などのドニ・ルノワール。 原題「BERGMAN ISLAND」 2021年作品 フランス=ベルギー=ドイツ=スウェーデン合作映画 配給はキノフィルムズ 製作会社はCG Cinema=Neue Bioskop Film=Scope Pictures=Plattform Produktion=Arte France Cinema 上映時間113分 イングマール・ベルイマン好きならたまらない映画ですかね。 ベルイマンの歴史を巡る映画にもなっています。 ただ、内容的には。。。 どうなんでしょうこれは。 正直、いまちでした。 どうも観光映画にしか見えなかった。。。 個人的には、イングマール・ベルイマン監督はそこまでファンでないし、彼のことをあまり知らないのでそこまでのめり込んで観る事が出来なかった。 それもあるのかな。 いや、でも、映画としてあんまりの出来だったんじゃないかなと思いますが。 小ネタいっぱいで、物語自体もあんまり繋がりが弱かったし。。。 でも、まあ、フォール島というところがベルイマンの聖地が観光地化されている事が知れました。 行ってみたいです。 ベイルマンに子供がいっぱいいると言うことくらいは知ってましたが、その他、ベルイマンの知らなかった情報を知れたのは良かった。 今後、ベイルマンの映画を見返していきたいという気になりました。 また、今作の監督であるミア・ハンセン=ラヴは「EDEN/エデン」しか観た記憶がない。 その「EDEN/エデン」もあんまり覚えていない。。。 今作も、きっとすぐに忘れてしまいそう。。。 ミア・ワシコウスカが出演していると知って、楽しみにしていましたが、途中まで出てきませんでした。 でも、後半はがっつり出てきたので満足でした。 ■興行収入予想 興行的には、現段階では上映館数8館と少ない。 4月22日(金)から公開。 同日公開の作品は、「映画クレヨンしんちゃん もののけニンジャ珍風伝」、「カモン カモン」、「劇場版 Free!-the Final Stroke- 後編」、「仮面ライダーオーズ 10th 復活のコアメダル」、「映画 おかあさんといっしょ ヘンテコ世界からの脱出!」など。 イングマール・ベルイマン監督ファンはマストですね。 フランス映画ファンも劇場に足を運んで観ておきたいところ。 でも、その他一般の人までは、なかなか届かないですかね。 それに、内容的にもいまひとつだと思うし、ちょっと厳しいかな。 ミニシアターランキングでは1周くらい上位に入ってくるかもしれません。 初登場圏外スタートと予想。 最終興行収入は2,000万円と予想。 星1つ半(5点満点) ★☆

  • Kainage_Mondo

    3.0

    フォーレ島 滞在記。

    イングマール・ベルイマン監督 ( 以下敬称略 ) が 1966年以降 住んでいたと云う フォーレ島 が本作の舞台だ。陽光まぶしい海岸の景色が美しい風光明媚な島で、クリス ( ヴィッキー・クリープス ) と トニー ( ティム・ロス ) の ふたり と一緒に旅行している気分。映画なのに、ストーリー以前にこれが思いのほか心地良いのだ。 ベルイマン監督 の家があり、2007年に亡くなって墓もあり、島のなかで撮られた映画の名所もあちこちにある。訪れたマニアの方々を案内するバスツアーまである観光地で、そこに滞在することで名監督に肖って ( あやかって ) 霊感を得て創作に生かそうという人々が集う島らしい。 パーティーでの ベルイマン談義 が面白く、あちこちで作品が上映され、本作では 1972年「叫びとささやき」のワンシーンが映っていたが、この映画って真っ赤にフェードアウトしたんだよな~、とか、彼の遺作 2003年「サラバンド」は面白かったけど、選りに選って九条のシネ・ヌーヴォでこっそり公開されたんだよね~、とか、ベルイマン映画を 10作品 も観ていないのに、妙なところが懐かしい不思議な感覚に陥ってしまった。 脱線はともかく本作。中盤以降は ミア・ワシコウスカ が登場し、劇中で クリス ( クリープス ) が構想する映画のなかの人物として活躍するのだが、意外やこれが面白くない。クリス の映画製作の話なんかどうでもよいから、ベルイマン談義をもっと続けてくれないかな~ と強く思ってしまった。ミア・ハンセン=ラヴ監督 ごめんなさいね。

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