作品レビュー(45件)
- ces********
5.0点
ネタバレ世界中の全世代に観てほしい映画!
このレビューにはネタバレが含まれています。 - イゲ
4.0点
個人的に間宮祥太朗さんに主演男優賞を差し上げたい作品。 特に男泣きのシーンが凄い。 もらい泣きしてしまいました(笑) 石井杏奈さん目当てだったけど、間宮祥太朗さんの演技に圧倒。 瀬川と石井杏奈さん演じる志保が最初に出会うシーン。 お前ら、お互い惚れただろっ! みたいな素敵なシーンが印象的。 被差別部落(穢多)で生まれ育った瀬川(間宮祥太朗さん)。 その素性を隠し、小学校の教師として働くストーリー。 思想家の猪子を崇拝する瀬川。 猪子は穢多と言う事を隠さずに生きて行く姿に瀬川の心が揺らぐ展開が観ていて辛い。 猪子を演じたのは眞島秀和さん。 迫力のある演技が凄い。 石井杏奈さんは、その存在だけで大満足。 なかなか良かったのは瀬川の友人の教師、銀之助を演じた⽮本悠⾺さん。素で演技している感じでとても良い人! 小学生の生徒の皆さんの演技も素晴らしい。 クラスの生徒は25人なんだけど、ラストのシーンは10人位で少な目なのが気になるところ(笑) 島崎藤村さんの原作は読んで無いけど映画化された事に感謝です。 どなたかに本作の続編を是非作って頂きたいです( ´∀`)
- がんちゃん
5.0点
差別に苦しむ感情表現が見事です。世代を問わず誰にも観てほしい映画です。
- nmo********
5.0点
小説のあらすじがわかればよいくらいのつもりで鑑賞しました。 物語にただただ感動しました。
- jgd********
4.0点
映画を観るまで、忘れていましたが、平成でしたが、中学の同級生のお姉さんが、部落出身の彼との結婚を反対され、家を出てしまったと落ち込んでいたことを思い出しました。幸せに暮らしているといいな~と思いました。 今も、結婚相手の血筋を親世代、親類は気にしている地域もあると思います。 若い世代にも、ぜひ見て、考えるきっかけになればと思います。
- 落ち込んだ時は映画
5.0点
特にファンというわけではないが、普段ドラマで見ている彼とは違って、この文芸作品(と呼んではいけないのかもしれなけれど)を、格調高い作品に仕上げるために、彼が果たした功績は大きいと思う。黒目がちの大きな瞳が愁いを湛え、出自を隠していることに苦悩する丑松の内面を見事に表現していた。台詞がない表情だけのシーンも多く、本当に難しかったと思う。彼をキャスティングしてくれた人に感謝したい。 物語は、冒頭の宿屋のシーンから苛烈で、雨の降りしきる中での父から丑松への戒めのシーンが何度も重くのしかかる。そんな中、彼が数々の出来事に翻弄されながらも、自らの生き方を選び取っていくことに、勇気づけられた。子ども達の名演技もあり、希望に満ちたラストシーンに心が震え、心地よい余韻とともに映画館を後にした。ピアノを主体とした音楽も美しかった。
- ののやま
5.0点
間宮祥太朗さんがこの映画にはイケメンすぎるのではと思い、どうかなーと思いながら観に行きましたが、演技も醸し出す雰囲気も良く、素晴らしかったです。 とても丁寧に作られている作品ということもわかり、間宮さん以外のキャストも皆様素晴らしく、本当に観て良かったです。満足度高いです。 上映館が少ないので、行きづらい方もいらっしゃるかもですが、観られたら、行って良かったと思われると思います! 若い世代の方にもぜひ観ていただきたいです。
- sya********
1.0点
ネタバレ期待外れ
このレビューにはネタバレが含まれています。 - まっとさん
4.0点
なぜいま「破戒」なのか、映画を観る前は分かりませんでした。作品冒頭のクレジット「日本水平社創立100周年」ということで、なるほどと思いいたりました。 部落差別はもちろん、あらゆる差別はあってはなりません。なぜいま差別問題を取り上げるのかといえば、未だ世界各地で起きている差別、新しい事態としてはLGBTQへの差別、そして「Me too.運動」などのセクハラ、パワハラなどなど、これまでに明らかにされてこなかったあらゆる差別や偏見の社会問題が噴出してきているからなのでしょう。 拝見していると、丑松がいつどんな状況でカミングアウトするのか、そのクライマックスに向かって、物語が進行するように作られていることが分かりました。 それで拝見しながら考えたのは、「破戒」に代表される明治時代の部落差別(とはいえ、部落問題は現在でも続いている問題でもあります)と、そしてその出自をカミングアウトすることと、今の時代のLGBTQやMe too.で、カミングアウトすることとは違うんだろうか、どう違うんだろうか、そしてそれらの重大な決断は、それぞれ違うんだろうか、ということでした。 多分、ご本人にしてみれば同じように重大な事態でしょう。自分のいのちと同じよう重いことで、人生やアイデンティティに大きく関わる「事件」であることは間違いないはずです。 でも、時代の環境は大きく異なっていたはずです。多分、現代では想像できないほどの社会環境、そして社会全体の意識があったことでしょうから。モデルとなった人物はいたんだろうか、とも思いました。 ちなみにハンセン病でも同じことが起きていましたね。ハンセン病の場合、強制的に隔離となります。家族と縁を切り、一生社会とは断絶して生きなければなりませんでした。 やるせない思いです。 丑松がカミングアウトしたとき、そしてその後のエピローグは、なぜかホッとしたような、ちょっと前向きな明るい気分になりました。後味の良い思いで映画館を出ることは、見る前に想像したことと違い、自分自身意外でした。 素直に、ていねいに作られている作品でした。
- 伊佐山部長
5.0点
ネタバレ現時点における、日本最高の映画
このレビューにはネタバレが含まれています。 - 田仲
5.0点
ネタバレ今日2回目見に行きました
このレビューにはネタバレが含まれています。 - pem********
5.0点
間宮さんの後ろ姿が凄い
- ペタルダンス
5.0点
間宮凄い。 あの涼しげな眼差しがずるい。 寂しさ、怒り、生徒に対する眼差し、前髪から見える目。自らを抑えながらも視線が耐えられないと物語る眼差し。丁寧な演技でした。 役にはまっています。 こんな演技上手いとは思って居なかった。 脇も芸達者で緊張感ある役者ばかりだが、友人役の矢本と住職の妻役の小林が場を柔らかく、場面に出てくると安心感を与える。 矢本もこのような役はハマり役だ。 あの可愛くひょうきんなあの笑顔が素敵だ。 笑顔ながらも最後まで間宮を感情を抑えつつも耐えきれずに怒りをあらわにした間宮を一定調子で支え、不安定な映画の拠り所となる重要な役だが、それを重たくならず、ちょうどいい軽さで演じきっているのが心地いい。 惜しいのは石井だ。もう少し古くさい抑揚というか難しいが話し方でも良かったのではと思う。
- mag********
5.0点
映画「破戒」は、自己の心はどうなのか、人を差別する心はないのか、そして人とは何かを考えさせる映画であった。劇中で、「部落差別はなくなったとしても、また違う差別が生まれる。」とあったか、まさにそのとおり。だからこそ、そこに打ち勝つ人としての強さ、そして、生まれや育ちに関係なく、諦めることなく生きるための「教育」のもつ意味。 静かさの中に燃えるものを感じる映画、多くの人に観てほしい。
- patty48
5.0点
原作では丑松の言葉だったものを映画では猪子先生が言っていたり、エピソードが違うところに挟まれたり、脚本が良く練られていることに感心した。多少あっさりし過ぎて、もう少し重厚にしても良かったような気もするが、商業的に成功させるためには絶妙な折り合いの付け方になっているのだろう。 映画ならではの「間」が余韻となり、原作より分かりやすくストレートに訴えてくる。無駄な音楽がないことも品格を上げ、上質な印象を与えることに成功している。 「明治の言葉は古くても情緒があり、その響きの美しさを大切にした」という間宮さんの台詞回しと静かな佇まいには哀しさがあって、丑松から湧き上がってくるものがちゃんと伝わってきた。 とにかく猪子蓮太郎の眞島秀和さんが良い。 原作よりも映画の方が魅力的に描かれて、静かだが強く燃える情熱の漢である。 間宮氏の言葉を借りれば、非常に「普遍的な良い映画」である。 恐らくそれはこの先何年経っても劣化することはないだろう。 本当に、日本のみならず、全世界の、全世代の人に観て欲しい。
- nxg********
5.0点
昔の話でも現代に通じる所が沢山ありました。 話の内容も映像も良く、間宮祥太朗さんの表情や素敵な演技に心が動かされました。
- rom********
4.0点
間宮翔太郎さんの真面目な話を初めて観た この時代での間顔の濃さが気になってしまったが、美しいことは確か
- kel********
5.0点
このレビューにはネタバレが含まれています。 - mwa********
5.0点
島崎藤村、わたしには難しいかなと感じつつ、現代の人にもわかりやすい内容だったと思います。過去の作品をご覧になった方には、どう感じたかわかりませんが、今この世の中には響くものがあると感じました。 余計な音がなくて、大変心地よかったです。 無音の素晴らしさ、主役の間宮祥太朗さんの美しさ、ぜひ多くの方に伝わって欲しい作品です。
- おすむすだん
2.0点
残念。最初の方のシーンで、男と女の部屋で恋の芽生えるところに、桜の花びらが舞い込んでくるのだが、これが、へたくそなCGなのだ。 その陳腐さに目がいってしまう。もうだめだ。。興ざめだ。どうして、和紙の花びらでやらないのだ。うまく舞わせるのが楽しいだろ。それが、映画的だと思う。そういうことが現場を作っていく。それと、子役たちの塗りむらにしか見えないあの汚しのつもりのメイクは何なんだ。キャメラマンがよくOKしたよな。監督もしかり。メイン以外の役者の下手なこと。変な間。芝居になってない。監督は、OK出せないでしょ。やたらに、音楽を入れてもりあげようとしたり。印刷物の活字も、紙質も真っ白で、明治時代の印刷物や紙でしょ、誰もおかしいと思わないのかな?不思議だ。最後は、東映児童映画。部落差別のおはなしなんだからさ、そりゃないよと思った。最後のテロップに水平社。なんてこったい。