上映中

三姉妹

THREE SISTERS

1152022年6月17日公開
三姉妹
3.9

/ 27

33%
30%
30%
4%
4%
作品情報上映スケジュールレビュー

作品レビュー(10件)


  • nn1********

    4.0

    一口寸評

    予想以上にヘヴィな作品で驚いた。 アラフォーの男性監督は、主宰劇団の脚本家としても活躍しているそう。 だから今作ももちろんオリジナル脚本。 ソウルで暮す三姉妹。 長女(キム・ソニョン)は生花店経営、別れた夫の借金を返済中。 娘はパンク命? 次女(ムン・ソリ)は熱心なキリスト教信者。 立派な住まいと、幼い娘息子がありながら教授である夫は浮気中。 三女(チャン・ユンジュ)は高校生の息子をもつ男の後妻。 脚本家だがスランプ中、酒に溺れて問題ばかり。 3人が久しぶりに郷里に集まった父の誕生会で、年の離れた弟が家族の古傷を蒸し返す…。 重い家父長制の名残り、アルコール依存、経済格差など、社会の重荷を一身に背負わされた女性たちの苦悩を、激しい感情表出によって描き出した力作である。 どこの国でも起こり得る普遍を帯びた話ながら、腑に落ちない部分が何点かあり、半★減点で4.0★。 1.長女がいつも欠席していたのかもしれないが、これまで行われていた父の誕生会では何も起こらなかったのか? 2.いくら父親の力が強かったのだとしても、過去も現在も母親の影が薄すぎる。 3.三女が、脚本を書いているような女性には見えなかった。 ただ、この監督の実の妻キム・ソニョン、そしてムン・ソリが、名女優であることは確認できた。 キム・ソニョンは、是枝監督の『ベイビー・ブローカー』にもチラッと出演。お見逃しなく。

  • kyo********

    4.0

    根が深い

    この日は韓国映画dayでした。「ベイビー・ブローカー」のあとに観ましたが、なかなか骨太の濃密な作品。 長女は何て献身的ででも自分は大病を患っているのに屑夫からはお金は巻き上げられるし、好き放題の娘はやはりお金をたかるわ、ほっつき歩くわ、学校は行ってないのか!?自分は慎ましい生活をしている。三女は脚本書きだが、結婚した夫はぞんざいに扱う、夫はとっても優しい人、夫の連れ子は家事もなんにもできない、ファッションも過激なお義母さんに戸惑っている。次女はとても裕福でマダムでできた夫とかわいい二人の子供と…なんて一筋縄ではいかない((( ;゚Д゚))) 誰がかわいそうって実家に取り残されていた末っ子の長男が一番かわいそう。 ラストの家族で美味しい食事を牧師さんも招いて楽しく…なんてなるわけなくて大変なことに。でも、長女の娘が母を守ったのはとても壮快でした。やるときはやるじゃん(๑•̀ㅂ•́)و✧みんなでたまった言いたいこと言って、すきっきりしたと思いきや、長女と長男への虐待父も大変なことに( ̄□ ̄;)!!巻き込まれた牧師さんも困ったことでしょう。 とっても濃いいお話でしたがよくできていました☆彡力強い作品です。

  • gahdfn

    1.0

    恐ろしい韓国社会の闇

    うーんつまらないので評価は出来ないが、儒教国家で女性差別の強い韓国社会の暗部を映してる部分は良かった

  • Dr.Hawk

    4.0

    ネタバレ家庭内で起こる不幸を凝縮した果てに、辿り着く境地とは何か

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • fpd********

    5.0

    三姉妹の超弩級の人間描写

    韓国映画が好きで、よく観にいきますが、これもさすがに韓国映画だなあと思わせてくれます。長女役のキム・ソニョン、次女役のムン・ソリ、三女役のチャン・ユンジュ、それぞれが人間の奥底に潜む弱さやむごさ、そして強さと光を見せてくれます。とくに、ムン・ソリのすさまじい演技には圧倒されます。映画は、だんだんと頂点に達していく人間の感情を見事に描いています。ラストシーンがいい。

  • ron********

    3.0

    ある意味、衝撃作。

    ドラマ「愛の不時着」や「オアシス」のムン・ソリが主演・製作を兼任したヒューマンドラマ。 第42回青龍映画祭をはじめとする韓国の主要映画祭で多数の女優賞を受賞した。 ソウルに暮らす三姉妹。 花屋を営みながら元夫の借金を返済している長女ヒスクは、娘に疎まれながらも大丈夫なふりをして毎日をやり過ごしている。 高級マンションで家族と暮らす次女ミヨンは、模範的な信徒として熱心に教会に通い、聖歌隊の指揮者も務めている。 そんな彼女の完璧な日常が、次第にほころびを見せはじめる。 劇作家の三女ミオクはスランプに陥って自暴自棄になり、酒浸りの日々を送っている。 父の誕生日を祝うため久々に集まった三姉妹は、そこで幼少期の心の傷と向き合うことになり、それぞれもがき苦しみながらも希望を見いだしていく。 出演は他に、「マルモイ ことばあつめ」などのキム・ソニョン、「ベテラン」などのチャン・ユンジュ、「愛の棘」などのチョン・ハンチョルなど。 監督・脚本は、イ・スンウォン。 音楽は、「ヒットマン エージェント:ジュン」などのパク・キホン。 原題「세자매」 映倫区分G 2020年作品 韓国映画 配給はザジフィルムズ 製作会社はStudio Up 上映時間115分 思っていたのと違った。 市川崑のような文芸作かと思ったわ。 ある意味、衝撃作。 途中までホラーな感じもあった。 うーん。。。どうでしょうか。 これは面白かったんでしょうか。 なんとも言い難い。 なかなかエグく、クレイジーな話でした。 不幸がいっぱいで、なかなかしんどい映画でした。 感情が激しすぎる。 日本人から見て、韓国の人たちの方が感情が激しいからなのか。 ある意味、韓国映画らしい三姉妹とその一族の物語です。 時代を反映したものなんですかね。 前半の三姉妹の見せ方と、集まってからの三姉妹の見せ方の構成が上手いですね。 ただ、テンポ的にはいまひとつな感じで、物語の終わり方が忙しない。 もう少し前から畳み始めたら良かったのではないかと思う。 キャラがみんな酷い。 特に金髪三女の醜女ぶりはひどい。 暴力はまだ許せるとして、ヒステリック、怠惰には観ていて吐きそうになった。 めっちゃ胸糞悪く、イライラしたわ。 金切り声にはもううんざりした。 ちょっと観終わったあとも、引きずってしまった。 という意味では、とても印象に残った作品ではある。 キャッチコピー通り、忌々しいけど、愛しいって感じはあった。 でも、ラストはなんか良かったなぁ。 ちょっと救われたな。 ■興行収入予想 興行的には、現段階では上映館数5館と少ない。 6月17日(金)からの全国順次劇場公開中。 あまり話題にもなっていないなぁ。。。 ちょっと内容がキツいな。 韓流好きでも、今作はしんどいかも。 ミニシアターランキングでも上位には入らないでしょうね。 初登場圏外スタートと予想しましたがその通りでした。 最終興行収入は1,100万円と予想。 星3つ(5点満点) ★★★

  • ken********

    5.0

    次女さん怖いね

    三姉妹の話。 殺したくなる父親の元、大人になって、それぞれ違うけど、つらい状態でしたね。 イラっとする人がいっぱいいたが、三姉妹は懸命に生き、寄り添える感じでよかった。 男としては、次女には肝を冷やしますね。 苦行のような展開でもあったけど、おもしろかったよ。

  • zer********

    4.0

    ネタバレ賛否両論ある作品

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • dkf********

    3.0

    愛憎入り交じる赤裸々な姉妹愛のかたち

    ポスターの印象からほのぼのしたイメージを想像していたが、そんな甘っちょろい要素など微塵もないほどに内容はシリアス。前評判の高さもあって、日曜午後のミニシアターは8割方席が埋まる盛況ぶりだったが、これは観客によって好みがかなり分かれただろうと思う。 とにかく主役の三姉妹全員が人好きしないキャラで誰にも感情移入出来ず、特に前半はテンポもゆったりとして観るのにかなり辛抱が必要だったが、彼女たちの問題のある性格が子供時代の環境から形成されたことが明らかになる後半にかけて俄然面白くなった。 3人の女優陣の迫真の演技が圧倒的で、誰が欠けても成立しないと思わせる。 好みはともかく、しっかりとした作りで間違いなく見応えあり。なによりこんな作品は日本では絶対に撮れないだろうことは確実に言えると思う。

  • ********

    4.0

    導かれるもの

    2021年。イ・スンウォン監督。別れた夫に金をせびられ、反抗期の娘からバカにされるばかりの長女、大学教授の夫と裕福に暮らしつつキリスト教の教会活動にのめり込む次女、売れない脚本家で会社経営者の夫にわがまま放題の三女。長女はガンになり、次女は夫に浮気され、三女は義理の息子の裏切りに会って散々な目に会うが、それぞれの苦しみの背後に幼いころの暴君のような父親の存在があって、、、という話。 韓国や日本のような儒教社会における「父」の位置はここ数十年で大きく変わっている。かつての権威はすっかりなくなっているが、この映画は、権威主義的な父親の行き過ぎた暴力がもたらすものと同時に、なにもしないことで甘やかされた子供がどうなるのかも描いている。一方的に押し付けるのもよくないが、放置するのもよくない。いかに適切に導くことができるか。

1 ページ/1 ページ中