2022年7月8日公開

X エックス

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1052022年7月8日公開
X エックス
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作品情報上映スケジュールレビュー

作品レビュー(3件)


  • 114

    4.0

    愛に飢えた老害の大殺戮ホラー…?

    愛に飢えた老害の大殺戮ホラー…? 試写会にて A24が手掛ける新たなホラー映画。カップルたちが田舎の小屋へ行って襲われるという王道のホラー展開をなぞりながらも、やはりA24らしく圧倒的なドラマ性とテーマ性、アート性でホラーというジャンルを超える作品を作り上げてきた。それと同時に、カウンターカルチャーとホラーに対する異常なリスペクトが、アホな描写や展開でもバカにできない素晴らしく高尚なものへと変化させていっているのが流石だった。 ホラーとは言えど、A24なので普通のホラー映画にはならないことは誰にでも予想がつく。アリアスターやロバート・エガース監督のホラーと同じように、いわゆる娯楽性の高いホラー映画と比べて映画のスピード感は鈍重でアートハウス系のそれに近いテンポ。ホラーを題材とした映画を限りなく真面目に作りたいと考えた結果の作風と言える。A24のホラー作品や、ジュリア・デュクルノー、クローネンバーグ作品が好き人は向いている。純粋なホラー映画ファンは向いていないと思う。 「ポルノ映画を撮影しにいったカップルたちが主役のホラー映画」と聞くとバカバカしいエログロな感じを想像するが、それが「愛情と性欲、セックス」というテーマに昇華していくところが驚きだった。性行為が精神的な愛情のつながりとなることもあるが、それに束縛されずに、精神的な愛情と性欲的な愛情(=セックス)を切り離して考えるというカウンターカルチャー当時の思想がポルノの性行為というものと絡めて大きくフィーチャーされていた。愛情というものが肉体的な行為に囚われないことで確かなものとなるということに説得力があった。 そうした1979年当時の画期的な考え方に対して、襲いかかる老夫婦はそれとは真っ向から対立する旧態の価値観。かつてのアメリカ人のように、厳格なキリスト教の教えを守っていて、男性主権で女性に対して課す規律が厳しいことが分かる。それ故に、老婆は長年愛に飢えていて、それが暴走しているということが暗示されている。旧態の価値観に縛られすぎて暴走してしまった哀しき老婆として描かれているところがテーマに深みを持たせていた。 しかしながら、この性に関する思想の対立は1960-70年代だけでなく、今現在もアメリカで勃発している。中西部や南部における人工妊娠中絶や同性婚を禁止する法律が推し進められており、現在保守派とリベラル派での対立が加速している。この様はまさに本作におけるセックスや貞操観念の対立に近しいものと自分は捉えて、未だにこうした争いが続いていることを暗示しているのではと思った。それと同時に、当時のカウンターカルチャーに対するリスペクトも込められていたなと感じた。 また、老婆は「老い」を理由として愛を享受できないと言ってくるが、それこそ肉体的な行為に囚われている故である。しかし、老夫婦にとっても、本作の一連の物語を経て愛というものを享受していく物語でもあった。そこも凄い。 こんなに低俗で下品な映画なのに、愛やセックスというものをここまで考えさせてくれるという変化球がとてつもなく映画として新鮮であり、ホラー映画にはまだ新たな境地が存在したのかと思い知らされるすごい映画だった。 こんなことを語っているが、前半は不穏なドラマ、後半は怒涛のホラーという感じ。確かな演出と間合いでドラマとしての基盤を築き、その上でのバカホラー。シリアスとコメディの線引が曖昧でブラックコメディのような笑っていいのか笑ってはいけないのか困惑するような演出が面白い。ただ、ピークに達するところで確実に笑わせにもくる。ババアの一挙手一投足は面白すぎる。熟(すぎ)女系好きな人はコーフンするシーンいっぱいあるので是非。 ドントルックアップに続いてキッド・カディの出演だが、ラッパーとは思えないほどに役者に馴染んでるし演技が上手い。どんな才能なんだ。 ジェナ・オルテガはホラー映画に映える叫んだときの顔が最高の俳優!おまけにかわいいとこれから人気出そう。

  • ぬまつ

    3.0

    老エログロ

    1日でただ殺すだけの映画。 ただただゆっくりで不気味です。 特に前振りがただただ長いです。でもそこまで不気味ではなく、何か起きそうで起きなく。 老人2人の顔を映すようで映さない微妙な構図が。 歌うシーンの画面割りがまた斬新で。 ついに起きたあとは速かったですね。 その起きた直後のあの芸術は何なんだ。 エロもグロもちゃんとありますよ。 そのエログロ両方の強烈なシーンも終盤にありますね。 銃や心臓の伏線をどう回収するのか、そこも見どころ。 そしてテレビは無意味じゃないです。 最後の一言からの音楽で全てがポップな感じで終わってくれました。 そしてエンドロールで、気づいた自分は優秀。 え、そうだったの!?のサプライズがサラッと書いてあります。ネタバレ厳禁のほうがいいかも。 とりあえずロレインちゃん可愛い。 それだけに、おい何で見せねぇんだよ!と不満で終わります。 そして可愛いだけでは終わらないです。 だからMVPはロレインちゃんだな。 最後、これはどういうことだ、パラレルワールド的な何かかなという終わり方でした。 どうやらこの作品はこれで終わりではないようです。

  • ken********

    5.0

    昔のB級展開だけど、なんか新鮮

    自主映画を撮影に借りた農場へ。 昔のお約束気味のホラー映画かと思いきや、なんか新鮮な展開。 前半は、女優陣のセクシーさに惹かれる。3人とも素敵。後半は、ちょっと変わった展開だったなー。 おもしろい。 主人公の女優さんについて、みんな気が付くのかなー。 トークショーで言われなければわからなかった。

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