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ニューオーダー

NUEVO ORDEN/NEW ORDER

PG12862022年6月4日公開
ニューオーダー
3.7

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作品情報上映スケジュールレビュー

作品レビュー(22件)


  • kaz********

    5.0

    メキシコだけには行きたくない

    いきなり、死体の山々が映り、気持ちの悪いオープニング、そこからいきなり場面転換し、賑やかで楽しそうで、みんなが幸せそうなシーンに。 メキシコのいかにも上流階級のお嬢様のマリアンの結婚式が行われている。 来客は地元の名士ばかりが集まっているようだ。 同じ頃に、貧民街では、貧富の差に怒った住民(というより国民)がデモを起こし、それが暴徒と化し、国の警察力では抑えきれない事態になる。 暴徒は、この結婚式が行われている豪邸にも侵入し、暴力の略奪の有らん限りを尽くす。 間一髪、この暴動からは逃れたマリアンだが、貧民街に逃れ隠れて過ごすが、身代金目当てで誘拐される。 無政府状態となった地で、本来は規律に厳しい軍隊でさえ、腐敗がすすみ、誰を信じていいか、見ているこちらが迷ってしまう。 陳腐だが、誰が良心を持っているのか、誰が正義の使者なのか判明できなく、登場する人物全てに疑惑の目を向け、ハラハラさせられる。 最後の最後まで裏切られっぱなしで上映時間は86分とあるが、それ以上に濃厚な時間を過ごした感じです。 ただ思ったのは「メキシコだけは行きたくねぇ!」 また一つ、メキシコの評判を貶めた作品です。 豪邸で雇われていたメイドが衣服・貴金属なんかを強奪するシーン。このメイドの顔がめっちゃ憎たらしかったわ。

  • mo3********

    4.0

    目を伏せるな

    救いのない作品。 残酷場面の連続で、いささか疲れた。 しかし見終わってしばらく後の感想は変化していた。 これが今のメキシコの現実なのでは?そして世界の。 いつこの作品のようになってもおかしくない状況なのでは? それをこの作品は観客に突きつけているのではと思った。

  • 重村牧男

    5.0

    ヴェルデ それは不条理の色

    『息子の面影』に次いで、連続のメキシコ映画。 先にも述べたが、メキシコは実際にこんな怖い国なのか? 観光客の目から見ると、想像もつかない。 富裕層街は友人に案内してもらったが、 ティオティカワンまでの道程も、それほど貧民街にはぶち当たらなかった。 しかし、この映画でも人が油を撒かれ焼かれていた。 私はメキシコの一部しか見ていなかったのか? 映画はかなりのトラウマ映画。 メキシコドラマ『ハウス・オブ・フラワーズ』のような豪邸ハウスの結婚式が、 貧民層により地獄絵図と化す。 大嫌いな人がいるのも頷けるが、 私には大好物映画。 いい人ほど、酷い目に遭わされもたぶらされる。 人生なんて不条理の連続。 一番得をするのは裏で暗躍するような奴らだけなんだから。 それはどこの国も同じ。 あと貧困層の教育も必要。 (ベスト10、脚本賞、監督賞候補)

  • bat********

    3.0

    ネタバレ理不尽でめちゃくちゃ怖い衝撃的な作品

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • nn1********

    4.0

    一口寸評

    監督のこれまでの公開作3本(『父の秘密』(12)『或る終焉』(15)『母という名の女』(17))は、社会問題を孕んではいても、登場人物たち個々のトラブルだった。 今作は、自国の情勢や世界的な風潮に対する悲憤に近い。 ある時、貧富の差に抗議するデモ隊が暴徒化。 結婚パーティで盛り上がる富裕層の豪邸に彼らが侵入し、略奪と殺人が繰り広げられる。 新婦のアリアン(ナイアン・ゴンサレス・ノルビンド)は、人助けのため家を離れていて難を逃れるも、その先で兵士を名乗る連中に誘拐されてしまう…。 富める者も貧しき者もみんな私欲のかたまり。 監督のやりきれなさ、絶望感は伝わったけれど、終盤に丁寧さを欠いたためストーリーが分かり辛くなってしまったきらいがある。 ただこれは、ウクライナのみならず、世界のあちこちで萌芽する‘新しい秩序’、ならぬ救いのない現実だともいえる。 作品の出来はそんなに悪くないが、救いのない結末に途方に暮れたため低評価に。ご免。

  • ma3********

    4.0

    ネタバレスッキリ。

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • 石岡将

    5.0

    ガツンとくるやつ

    テキパキ編集で淡々と進む容赦のないシーン。始めは楽しんで観ていたけど、途中から色々と怖くもなった。 この映画で描かれている内容は世界各地で現存してるであろう社会模様だし、日本も他人事ではないと感じた。 金持ち連中はやっぱりどこか欧州系の肌色具合なのね。 全国上映がシネコン展開じゃないのがもったいない秀作でした。

  • ヒッチ先生

    3.0

    後味悪し。

    この作品がPG12とは驚きました。内容と描写からR18+が妥当かと思いました。 ラストの不快感も相当なもの。観る人によっては、後悔するかも知れないので、要注意です。

  • Dr.Hawk

    3.0

    ネタバレとりあえずメキシコの国旗の由来だけ調べて、救いのない世界に身を投じよう

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • acw********

    4.0

    ネタバレドイヒーw

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • mnk********

    4.0

    映画的刺激

    この監督は人の内側にある不愉快さを描くのは長けている。 『父の秘密』も素晴らしかったが二度と観たくはない。 その後、おとなしくも皮肉に満ち満ちた不快な作品が2作続き新作を期待していたら、この有様。 褒めています。 これでこそ、この監督の真骨頂。 弱肉強食、なのか、正直者が馬鹿をみるのか。 さてさて、映画としては憤りながら興奮しましたが、やはりもう観たくない。 割と単純な内容なのも、この監督さんのカラー。

  • zer********

    1.0

    つまらない

    色々思うところがある人には刺さるものがあるのかもしれない。 私はつまらなかった。 なんの脈絡もなく、いや、脈絡がないのがディストピアだと言われているのかもしれない。 でも映画としてつまらない。 ドキュメンタリーや記録映画を見ているなら仕方ないけれど お金払って足を運んでまで見たくなかった。 好みの問題だと思う。 映画は娯楽と思ってるので合わなかった。

  • aco********

    5.0

    お花畑日本人必見!

    差別、妬み、恨み、偽善、欺瞞、謀略、冷酷、無惨、哀れと戦時のリアルな悲惨さを見事に表現。

  • tvt

    5.0

    今こそ観るべきディストピア

    予備知識なしで観たので序盤はメキシコの格差社会を戯画的に描いた、いわばジョーカー以降の暴動映画だと思っていたのですが、それを鎮圧する軍部側が更にタチが悪いというディストピア物でした 情け容赦のない描写に加えて、ドライで静かな話運びがとてもソリッドでその無常観を効果的にみせています メキシコの国旗の緑、白、赤は調べてみれば独立、カトリック信仰、統一を意味するものだそうで、緑の蜂起を抑え付ける赤の話だったのかもしれないと思いました 主人公は赤いドレスを着た上流(特権)階級だったのにも関わらず、他者の為に動く事の出来る人だったと ある意味では信仰の白を失ってしまえば人も社会も法と秩序を失い、獣へと還ってしまうという暗示なのか? HPに載っていた監督のコメントは本当に考えさせられます 「我々の暮らすメキシコに限らず、世界は極限状態に追い込まれている。まるで日々ディストピアに近づいているようにね。そしてパンデミックによって事態が更に悪化したことで、期せずしてこの作品は時代に即したものになってしまったんだ」

  • j9i********

    5.0

    緑の血が流れるとき

    ぎゃっ、またミシェル・フランコさんの映画観ちゃったよ〜。 チラシをチラッとみてそそられたので観たんです。 そしてね。暗い気分でヒューマントラストの部屋を出てじっくり壁の映画評見たら。 あなたの作品だったんですね。 そりゃ後味悪いわけだよ。 怖いわけだよ。(怖いにも色々種類がありますが、この人が描くのは人間のタチの悪い怖さです) 救いがないわけだよ。 気分の悪さは私の私的分類では、ハネケと同列なんです。この人。 あーでもフランコさんの作品だってわかってても観たと思うけど。 この映画の唯一の救いは、子供の酷いシーンがなかったことです。物語の世界としては本当はあるんだと思うのですが、そういったシーンは組み込まれていないことだけが慰でした。 ちなみにフランコさんの作品は 「父の秘密」「ある終焉」「母という名の女」を観ています。 初っ端からエグい死体の山シーンです。 そのあと、上流階級ハウスでの結婚パーティー場面からの、あれこれちょっとあって新妻お出かけからの暴徒乱入からの、新妻連れ去られからの地獄絵図〜〜〜 フランコ監督の作品は最後がいつも秀逸。 今回も秀逸。エグいが。 ニューオーダー。 あぁこれはリニューアルなんだね。というか、むしろリフォーム? 地獄世界の。 この作品、フィクションですが、現実に起こったクーデターの再現といっても通じると思う出来栄えです。 で、考えるのです。 なんでこんな作品作ったのかな、て。 確かに、人間社会は、いつでもこの狂気が薄皮一枚向こうで待ち構えているけれど。 目を覆うような拷問は、流石にスプラッター映画ではないので、そういったシーンをじっくり見せるような悪趣味さはありません。 (男性が尻を剥き出しにされ電気棒を・・絶叫ですが) 幸せいっぱいの主人公のひとり、マリアンのウエディングドレス姿が幕開け最初に見える。 しかしそこには奇妙な緑色が下だれるウィンドウが後ろにある。 次に緑色が現れるのは、蛇口から出る水。 のほほんとした上流階級の紳士淑女たちの周りには、当日の蛇口はともかく、とうに予兆が振りまかれていたのだと推測できる。きっと誰も気にも留めなかったのだろう。貧しい粗野な人々がいつもどおり悪さをしている、ぐらいとしか捉えていなかったのであろう。 車で10分ほどの距離の場所で人々が暴徒と化しているときにパーティーをする。下々が自分達の世界に入ってくることなどつゆとも思わずに笑いさざめく世界。 描かれるのは、主従の信頼関係の無さ。 主人は使用人をどう思っているか(というか何も思っていないんだろうな)。 使用人は主をどう思っているか。 暴徒の仲間入りをする使用人。 マリアンを助ける使用人親子。 マリアンを助けようとする使用人親子に対してマリアンの兄が取る行動。 社会を自分たちが動かしていると盲信し自分が踏みつけている地面を見ない者たちと、そうした盲目の特権階級とその足元の地面を這い摺り上を睨みつける大衆を掌で転がす者。 ミシェル・フランコは、冷徹に生き残る者と死す者を選り分ける。 かつて南米中米のみならず吹き荒れた地獄絵図。 また起こるだろう、この映画と同じことが。 燻る不満を煽り、操り、暴利をむしゃぶり尽くす悪鬼たち。 まるで預言のようだ。 滴る緑のペンキと流れる血、汚されるウエディングドレスの白。 ただし暗黒に彩られた世界に、マリアンの真っ赤なスーツだけが終始浮き上がる。観る者を誘導するように。倒れる赤色の旗が踏み躙られるを見せつけるように。 常に際どい綱渡りのメキシコの旗が破れる預言なのか。 いや、もう起こっていた。 ミャンマーだ。 ニューオーダー、新しい秩序社会となったミャンマー。 世界から打ち捨てられているミャンマー。 使用人親子のように善良な者が生贄にされている世界。マリアンの父兄のように黙って絞首刑を見つめる国際社会。 私の生きる世界がこうなったとき、私はどれになるのだろうか。私の本能はどれを選択するのだろうと怖くなった。 PS 一度でよいから、脳天気な楽しい映画を作って観せて欲しいなぁ。ブラック系でもよいからさ。

  • ジュン一

    4.0

    この世には、神も仏も無いものか

    メキシコ国旗の三色の意味は夫々、 緑=民族の運命における国民の希望 白=カトリックや宗教的な純粋さ 赤=国に殉じた愛国者の血 を表していると言う。 ところが本作での、特に緑は凶兆以外の何物でも無し。 壮麗な自宅を会場とした結婚パーティの最中、 主の妻が水道の蛇口を開くと そこからは緑の水が流れ出す。 誰かの悪戯かとも思うものの、 ほどなく水は通常の透明さを取り戻したため、 訝りつつやり過ごしてしまう。 或いは、邸外に駐車している車に掛けられた 緑色のペンキは、誰によるものか。 が、 街を騒乱に陥れていた暴徒が、突如として塀を超えて乱入、 殺人や強奪、放火との狼藉をはたらき出す。 焼殺奪、所謂「三光」は もっとも非道な行為とされているが、 市中のみならず、安全であるはずの邸内でも 阿鼻叫喚の地獄絵図が繰り広げられる。 持たざる者が、持てる者から全てを奪い尽くす下剋上。 それは今まで虐げられ、簒奪されて来た人々の恨みの発露。 勿論、それを肯定し、溜飲を下げるエピソードとは とてもならないけれど。 一方、主の娘『マリアン(ネイアン・ゴンザレス・ノルビンド)』は 式の主役の花嫁であるにも関わらず、 嘗ての使用人を助けるため、 共を連れ車で市中に向かう。 天晴れな、常であれば賞賛に値する行為。 にもかかわらず、ある種無謀なその行動が、 彼女を窮地に陥れる。 嘗て観た幾つもの映画作品の中で、 もっとも理不尽で救いのない一本。 善を行うものほど、やるせない仕打ちが待っており、 とてもではないが常人の脳裏から創り出されたモノとは思えぬほど、 救いの無さに満ちている。 とは言え、コトの大小はあれ、人の世はこうした不条理で溢れているかも。 「正直者は馬鹿を見る」との箴言も、過去から人々の口に上るのは世情。 直近のこの国でも、官の側の人間が率先し、 大規模な不正に関与した事実が明らかになったばかり。 ましてやこれは氷山の一角で、 甘い汁を吸う人間は多く存在すると考えることの方が妥当。 そうした諸々を激しくデフォルメし、 監督・脚本の『ミシェル・フランコ』は我々の前に突きつける。 「さあさあ、御覧じろ。これが貴方達が住んでいる世界の本質ですよ」と。 「貧富や立場の差は関係なく、人間は容易に獣に変わりますよ」と。 「神は善き行いを推奨していますが、悪行への因果応報は本当ですか」と。 ヒロインが着ている、赤色のドレスも象徴的で、 先のメキシコ国旗の色の意味に重ね合わせて見るべき。 全てが真逆の意図で使われており、 あまりの諧謔に背筋を寒くする。

  • cas********

    3.0

    きっついディストピア

    混乱した社会では起こり得る状況だし、これに似た状況が実際に世界のどこかにあるのだろう。 最貧国まで落ちたら日本だって例外ではないと思う。 平和ボケに活を入れたいというような方にはおすすめだけど、基本的に胸糞映画なのでご注意。

  • eru********

    4.0

    胸糞が悪くなる救いのない話

    メキシコの内乱と軍部の暴走による残酷な物語。 幸せそうな結婚式から一転して地獄へ叩き落されるマリアンが あまりにも不憫で可哀想で目を覆いたくなる。 予告編で想像してた緑の液体による何らかの感染で暴走するホラーかと 勘違いしてたので裏切られた感じ。 でもそれ以上に怖い映画だったのでそういう意味では良作で満足。 しかし精神的にかなりきついので苦手な人は絶対見ないほうが良い。

  • illbeback1229

    5.0

    ネタバレ救いようが無くムカつく作品だが凄い。そして本作がPG12なのはもっと凄い。

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • habibtajjeb

    5.0

    また見たいかも。

    今年見た中では一番よかったかも。 見てる間中、胃が痛くなる位 次どうなるんだろうと思わせてくれた。 つっこみどころも満載ですけど でも充分満足できる作品でした。 ちなみに今週 メキシコ映画を二本見ましたが 息子の面影のお母さん役と この映画のつまみ食い&金品かっぱらった メイドさんて同人物? 見終わり一番気になっています。

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